北海道遺産は3次に分けて、合計67件が選定されている。そのうちから道北で選定されている6件の北海道遺産を実際にこの目で確かめようと本日より3泊4日の日程で道北地方を巡ってくることにしました。
私が所属する「めだかの学校」では、本年度後期(10月から)の学習の一つとしてDVDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」を企画している。N PO法人「北海道遺産協議会」が選定している北海道遺産は67件あると前記したが、そのうち2001年と2004年に選定された計52件がDVDに収録されていることを知った。そこでそのDVDを活用してフォーラムの形で学び合う計画を立てた。そのDVDフォーラムの司会進行役を私が仰せつかったこともあって、できるだけ多くの北海道遺産を体験しておくことがフォーラムを進めるうえでより有意義なフォーラムにすることができるのではないかと考えた。
収録された52件を眺めてみた時、曲りなりに私が体験したり、見たりしたものはおよそ38件あった。残りは?と見た時、それは道北地方と道東地方に多かった。そこで今回、より効率的に回ることができる道北地方の6件の北海道遺産を巡ってみようと思い立ったのである。その6件とは?
① 増毛の歴史的建物群
② 留萌のニシン街道
③ 天塩川
④ 稚内港北防波堤ドーム
⑤ 宗谷丘陵の周氷河地形
⑥ 土の博物館「土の館」(上富良野町)
「増毛の歴史的建造物群」はずいぶん該当する歴史的建造物がありそうだ。旧多田商店、旧商家丸一本間家、旧増毛小学校等々…。できるだけ廻ってみたい。
「留萌のニシン街道」は現存している鰊番屋は2ヵ所(留萌市の旧佐賀家漁場、小平町の旧花田番屋)しかないらしい。苫前町の岡田家はすでに解体されてしまったということで町の郷土資料館に展示されている道具などを見ることになりそうだ。
「天塩川」は茫洋として把握しづらいが、天塩町の河口のところと、中流域にあたる音威子府町で天塩川に近づいてみたい。
「稚内港北防波堤ドーム」はおおよそ場所も把握しているし、敷地も広範囲ではないので取材は容易だろう。
問題は「宗谷丘陵の周氷河地形」である。周氷河地形そのものは広大な面積を誇っている。天塩川同様に茫洋として掴みづらいが、今のところに二方向から時間と相談しながらトレッキングしてみたいと考えている。
最後の「土の博物館・土の館」であるが、ここは以前に訪れた時に残念ながら休館日で訪問が叶わなかったところである。施設そのものはそれほど大きくはないので、取材は容易なのではと思っているが…。
以上が、今回予定をしている「北海道遺産」である。その他にせっかくなので美瑛町の「青い池」、富良野市のTVドラマ「北の国から」の聖地巡礼も体験してみたいと思っている。
予定としては3泊4日でと思っているが、走る距離が長いので予定通りにいくかどうか、やや不安なところもある。無理せずに旅そのもの(移動すること)を楽しみたいと思っている。道中、また「道北旅日記」を投稿したいと考えているので、お読みいただければ幸いである。
なお、反対にいつも立ち寄らせていただいている皆さまのブログにアクセスできない場合があるかと思いますがご容赦ください。
それでは行ってきます!