鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

昨日忘れたこと

2006-07-26 22:30:13 | 小国川

 もうたくさんとお思いかもしれませんが、昨日書くのを忘れていたことがあったので、続編として書きます。今日は短いブログになると思います。

  私のような素直でない天邪鬼としては、とても嬉しかったことがありました。

 それは、優勝した人の竿がダイワ[製品ではなかったことです。見たことがある竿を使っているなと思ったら、何と[マミヤOPの競技プレジデント9.25m]の竿でした。

 ダイワ鮎マスターズはもともと竿についてはメーカーを問わないと言うことで実施してきましたが、この背景には自社製品に対する絶対的な自信があるということでしょう。ダイワの竿を使わないで大会に出るなんて考えられないという自信、または思いあがり?があるのでしょう。

 私自身は、オリンピックの竿は使えず、ダイワの竿を使った次第で、それだけになおのこと優勝者には敬意を表します。

  大会の講評を、委員長の伊藤稔名人が行いました。鈴子陽一と伊藤稔の両名はともに岩手県出身で、鮎釣りの世界では東北地方のホープです。現役ではなくなりましたが。

 二つのことを話しました。

 ①バラシが多かったが、それは竿を立てるのが早すぎるからだと。かかったらすぐに竿を立てて、取り込みの態勢に入ってしまう。それではバラシは防げない。鮎がかかったら、そのままかかり鮎に引っ張らせて竿が(限界近くに)曲がるまで耐えてから、竿を立てるべきということ。もっともなことだと納得します。

 ダイワの伊藤正弘名人も、ソリッド穂先を使用するということもありますが、かかったと感じたら、「あたりをくわせる」といっていましたし。

 ②ハリあわせが不十分であると。名人の目から見ると、目印が当たりを表示しているということ、鮎がハリ先に絡んでいるということが分かるそうです。でも釣り人にはわかっていないし、鮎もハリがかりはしない。それは何故か?ハリが合っていないからだと。

 名人に言わせると、ハリあわせをきちんと行うと、何と倍、2倍釣れるそうです。ハリ合わせは難しいが、それだけハリが合うと釣果は倍増すると。

 皆さんはどう思いますか?私は今もってハリ合わせのことが分かりません。本当にそうなのか、半信半疑です。たまたまよかっただけではないかと。

 ハリの形状の違い、きつね型と矢島型、入間型で釣果が変わるのはありえるかもしれません。また、ハリ先の形状、号数、そしてそのハリに対するハリスの号数及び硬軟、イカリバリかチラシバリか、軸の太さや細さ等なら何となく分かるのですが、例えばカツイチの○△は駄目で、◇×はいいとか言うようなことはあまりに飛躍しすぎているかのように私には思われます。組み合わせはそれこそいくらもあるのではないでしょうか?

 複数のメーカーが何種類ものハリを毎年製作して、釣り場所ごとのマッチしたハリをPRしていますが、それだけの数のハリが製作・発売されていると言うことは、製作しているメーカー自体が本当に素晴らしいハリとは何かを把握していない、把握できないということではないでしょうか?それだけ難しいということでしょうか。

 オールマイティのスーパーウエポンと言えるハリは存在しないということで、釣り場、鮎の大きさによって代わる(変わりうる)と言うことだと思います。(もしかして同じことを言っていますか?)

コメント (2)
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