鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雨がやみました、

2019-05-21 15:54:15 | 思いつくまま

 

 昨夜からの雨は降り続いています。恒例の朝からの河原の散歩は、どれくらい増水しているのか楽しみでもありましたが、大して増えてはいませんでした。まだまだこれからという感じでした。

 

 本降りですから、上下ともレインコートにして長靴を履いて、おまけに大き目の傘もさしての河原の散歩です。堤防は歩いている人が2,3人はいましたが、さすがに河原のほうまで下りて歩いている人はいませんでした。

 

 このごろは草がかなり伸びて生きているので、雨の日は長靴スタイルでも足元は濡れてしまいます。そこは完全防水支度で行く必要があります。誰もいない河原は、そして集中豪雨でなければ雨降りの河原は情緒があってとってもいいものです。

 

 何といっても静かです。緑が水に濡れ若々しさが強調されますし、付近の小高い山々の頂上付近も霞んでいたりして風景としてもいいものなのです。気持ちが、心が落ち着きます。こういう時は鳥も静かですし、蝶々はどこかで休憩しているのでしょう、姿は見えません。

        

 

 帰宅して2、3時間してからでしょうか、サイレンが鳴り響きました。鳴り渡りました。上流の大倉ダムの放水を知らせるサイレンです。30キロくらいは離れているでしょうから、時間差はかなりのものです。サイレンが鳴ったからといって、川を見にいっても増水した流れの最先端をみることはできません。でもこれはこどものころからいつかは見てみたいなあと思っているのですが、川の好きなみなさんはそう思ったことはありませんか。

 

 サイレンについては、前にも少し書いた記憶がありますが、サイレンだけではなく、緊急時には言葉でも知らせてほしいものです。いつ緊急事態が発生するかは分かりません。夜夜中かも知れませんし、スマホを持っていない人だっているし、テレビやラジオも点いているときとは限りません。

 

 サイレン機能に日本語放送の機能を加えるだけですので、そんなに費用がかさむとも考えられませんが。外国籍市民も多いので、共通語としての英語放送もあったらいいですね。防災機能の強化になり、住民の安心安全にもつながります。

 

 こんなことにカネを使うのなら国民の安全安心に使って欲しいと思うのですが、今朝の新聞を見てそう思いました。ほぼ紙面の2枚にわたって春の叙勲を受けた人を紹介しています。

 

 くだらない、実にくだらないと思います。茶番です。受章する人の経歴が純然たる民間企業や民間人、または長いこと福祉に地道に貢献してきた人や文化芸術等に貢献してきた人等であるならば納得できます。

  (雨に濡れて カワウ)

 それが大半は国家公務員関係、国会議員関係者ではないですか。これが叙勲する理由となるのですか。当たり前なことをしてきただけじゃないですか。当たり前のことを税金から給料を頂きながらやってきた、ただそういうことじゃないですか。これが褒められたことですか、勲章を授けるに値する行為なのですか。アホラシイ、実にあほらしいことだと思いませんか。

                             

 「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」(日本国憲法第15条第2項)  「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」(日本国憲法第14条)

 

 今回の春の叙勲に関して一体どれだけの費用がかかっているのか教えてほしいものです。いまはやりの費用対効果はどうなのか。こんなことをする意味があるのかどうか、心ある国会議員ならば質問して、その内幕を国民に知らせてほしいものです。

               

 叙勲のトップは「桐花大綬章」で元最高裁長官です。次が「旭日大綬章」ですが、これが一番最高の勲章かなと思っていました。でもその上の勲章もあるようです。1個製作するのにいくら費用や日数がかかっているのか、知りたいと思ってはいけませんか。

 

 元最高裁長官が何をしたというのですか、日本国のために、日本国民のためにいいことでもしたのですか。鮎同様天邪鬼な者から邪推すれば、裁判官になって出世街道を上手い具合に渡り歩き、上り詰めたということではあっても、その間国や国民のためになるようなことをしてきたのかどうか。

  (カンヌ映画祭 レッドカーペット上の美女)

 日本の司法制度が全く新しく生まれ変わったとでもいうのなら、それはそれとして素晴らしいことをしてくれたと称賛に値しますが。10年経った裁判員制度だってまだまだこれからではないですか。 

                                    

 そもそも日本の司法制度は完全に行政に屈服というか、自ら判断の責任を放棄して行政の追認機関のようになっているのが現状じゃないですか。国民のための司法制度にはなっていないじゃないですか。三権分立とは名ばかりで、きちんと独立した機関としての気概をもって行政と対峙してほしいものです。

 

 国立大学等の元教授連中の受章も多いですが、長いこと研究生活を続けて来られたのは国民の負担があったればこそです。国民があっての研究生活ですし、学者が研究するのはそれが仕事だからです、ただそれだけです。

                                    

 そして呆れを通り越して絶句してしまうのは受章した「外国人」の内訳です。経歴だけをざっと見ていくと、米元太平洋空軍司令官、米元国防長官、米元大統領補佐官、米元通商代表部次席代表、米元在日米軍司令部情報部長、米元第3海兵師団長、米元在日米空軍第374空輸航空司令官・・・・。一体なんなんですか、春の叙勲とは。

 

 旭日大綬章は、『石川さゆり』さん、『オール阪神巨人』さんとか『日野皓正』さん、『市村正親』さんとかに授与してくれたら最高ですね。それだけ日本国民のために働いてきた人たちではないですか。国民に生きる喜びを与えてくれたではないですか。旭日小綬章なんて失礼です。こっちの方がよっぽど素晴らしいことをしてくれたと思います。

                                  


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