鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

知っていましたか?

2020-10-10 15:12:29 | 思いつくまま

 

朝から雨、小雨が逸れこそシトシトと降り続いています。こういう雨は濡れる雨ですね。いわゆる、雨に責任はないのですが、質(たち)の悪い雨というものです。なんか雨が可哀そうでもあります。小糠雨というのか細雨というのかも。

  

そして気温が上がりません。今午後3時過ぎですが、午後3時の時点での最高気温は17.4度です。これは午後0時50分の記録です。午後3時では16.8度となっています。

      

こんな雨降りの中でも、東北楽天VS西武の試合はやっていましたが、まだやっているのかどうか?きょうは見る方もやる方も大変です。くれぐれも選手のみなさんはケガをしないように十分ご注意ください。

 

きょうは10月10日土曜日です。こんな寒い雨降りの中ではどこへも行きたくはございません。きのうは仙台牛の日だということでしたので、きょうはどうかなと、見てみたら、ありました、我々鮎釣り師には大切な日でありました。

      

きょうは「釣りの日」だそうです。全日本釣り団体協議会と日本釣り振興会が決めた「釣りの日」ですが、これは語呂合わせということではないと言ってもいいのでしょうか?それは””とと””から来ています。

 

説明では、魚のことを指す幼児言葉「とと」にちなんで、10と10の日を釣りの日と決めたそうです。いやあ、懐かしい言葉です。今の若い人は魚のことを”とと”というと分かっているのかどうか。

      

私は親父からは ”とっと” と教えられました。それでこの”とっと”という言葉には懐かしい思い出があります。私の長男が本当に小さかったころ、親父が孫(私の長男)を乳母車に乗せて河原を散歩しました。

ちょうど河原には近くの女子高(今は共学となりました)の生徒たちが、外での写生に来ていたそうです。そのとき、引率の先生が画用紙に魚の絵を描いて、私の子どもに見せたそうです。

      

これなあ~んだ?と先生が聞いたところ、子どもは”とっと”(濁って”どっと”と言ったかもしれませんが)と言ったそうです。その時、先生は分かったのですが、周りにいた女子高生たちは「とっと(どっと)ってなんだ?」と先生に聞いたとか。そんなことを昔々親父が教えてくれました。

もう40年近くも前のことですが、その頃の生徒たちも とっと=魚 ということが分かりませんでした。”とっと”というと”鳥”かと思う人がいるかもしれませんね。そっちの方が多いかもしれません。「窓際のトットちゃん」のとっとは関係ないですね。

 

まだ10月10日ということは、まだ西日本のどこかの河川では鮎釣りをしている人がいるのでしょうね。静岡県もその可能性はあるかな。和歌山県とかもまだ可能なのでしょうか。みちのくに住む人間からは考えられませんね。もう1か月も前に納竿していましたから。

 

納竿と言えば、就活ならぬ終活の一環として、まだまだたくさん残っている鮎竿をどうするか、クラブのあの人にはこの竿、あの人にはまだ若いからこの竿、あのベテランにはこの竿とかいろいろ考えています。

いままでももう使っていない、だけでまだまだ使える竿をもらっていただいていました。10本はもらっていただいたかな。まだまだ10数本の竿がありますので、9.5メートルの竿とか、重い竿とかは手放そうかなと思っています。

コロガシ用の竿も2本(8.1メートルと7.2メートル)残っています。こちらは一回も使ってはいませんが、もうこれからも使うことはありませんね。面白いところでは、久慈川専用の”中通し”の竿があります。これも一回も使ってはいません。リールで操作します。なんでこんな竿を買ったか?お考えください。・・・・・・

馬鹿な考えです。それは、漁業権のない大河北上川の広いところで使おうかなと思ったのです。元気なおとり鮎を、広い広い河川で縦横無尽に泳がせたらいったいどうなるのだろうと夢を見たわけですね。いつかその日が来るかもしれないと期待していたのですが、これももう無理かなと・・・・。

竹の竿は一本だけ持っています。仙台伝統のガラガケ用の5本つなぎの竹竿です。長さは3間かな。高校生の頃に無理して買ったものです。まあこれだけは残してもらうかなと思っているのですが、妻や子どもがどう思うか、それ次第ですね。通行銭のお金の代わりに棺に入れてもらうかな。竹ですからきれいに燃えると思います。

               


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