きょうの最高気温は21.7度まで上がったようです。20度を超えたのは11日の20.0度以来かな。その前の10日は暑かった。26.7度まで上がったし。そういう意味では過ごしやすかったです。
14日の朝日新聞の声蘭の神奈川県の芥川さんの投稿は納得ものです。私自身もなんであのひとが出てくるのかと、何か割り切れない感じがしていました。天皇の退位と新天皇の即位に際して独裁者が「国民代表の辞」を述べたことです。
投書の主曰く。『果たして国民を代表する立場にあるのは首相であろうか。・・・。国の基本は、立法、司法、行政の三権が分立していることであり、なかでも立法機関である国会が国権の最高機関であると、憲法で規定されている。』
『したがって、退位、即位に際して国民の代表は、国権の最高機関である国会の長が担うべきではなかったか。衆参の両議長の間で話し合って分担を決めるべきであったろう。』
『このごろの政治は官邸主導で行われ、国会や裁判所が軽視されているように見える。』 もっともな意見ですね。
私なりにもっと皮肉ってみます。以前国会の質疑応答で、独裁者はいみじくも言いました。(無知からではなく、まじめに言ったと思うのですが)『私は立法府の長でもある』と。そういう気持ちから言えば、自分は行政府と立法府の長であるから、国民の代表として正にふさわしいとうことになるのでしょう。
きょうのmsnニュースを見ていたら何となんとナントびっくらぽんの記事(AERA5月20日号)を紹介していました。「退位礼正殿の儀」での国民代表としての辞です。辞の全文を見ていますが、最後から2つ目の段での発言です。
「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願ってやみません。」(朝日新聞)という言葉です。
ここを、“デンデン”(このことばは久し振りに使います。)宰相は、あろうことかこう発言したというのです。
「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願っていません。」
これでは全く正反対のことを言っていることになります。「願っています」と「願っていません」という真逆の発言となります。
そういうことになったのはなぜか? デンデン宰相は、所詮はやはりデンデン宰相でした、漢字を読めなかったのだろうということになります。
原稿は漢字で「已みません」となっていたのではないか。それを「やみ」と読めなかったがために、「い」と読んでしまった(その気持ちはなんとなく理解できますね)のではないかということでした。
いやはや驚きです。この記事は本当か???? にわかには信じられません。でも本当だとしたら、恥ずかしいやら情けないやらを通り越して、笑ってしまいます。笑ってでもいないと耐えられません。 まさかここまでひどいとは。
大失言で済まされますか? 本当だとしたら、まさに内閣総辞職ものです。実にご立派な首相、内閣総理大臣を戴いている日本国、日本国民です。
この鳥も来ていました。