
前回の続き。
越生梅林を後にして次に向かうは近くの寺院(↑)。きれいに手入れされたしだれ梅(?)があり以前越生梅林に来た時も訪れた場所。
ここでパスハンターの写真を撮りたかったのだ!
各々撮影を済ませた後は再び山に向かう。満腹の腹を抱えやや不安も抱えるメンバーもいたが舗装路で漕ぎ上がり登山道を担ぐ頃にはすっかり腹もこなれ一歩ずつ進んでいた。
それにしてもパスハンターのチェーンリングを最小26tにしたので上りは極めて快適。回転系パーツも一通りオーバーホールしたのでこのような峠越えサイクリングには文句なしの自転車となったことを確信した。

登山口より深い轍のようになったほぼ一直線の山道を担ぎ上げると見事な切通しの峠。奥武蔵はこのようないい雰囲気の峠が多い。
そこから尾根上を少し歩くと不意に視界が開けた小さな山上集落に出た。

眼下には毛呂山あたりの町並みが見える。いい香りがする柚子の林を押し上げ東にのびる尾根へ。ここからしばらくは起伏の少ないシングルトラックだ。同行の山サイ師匠Mさんをはじめ皆さんこのあたりの山道を熟知しているので安心して極上のルートを楽しめる。

途中からは段差もある下りになりパスハンターの私は少々苦労したが何とか無事に下山。
この時はまだ、翌日の花粉浴びすぎによる凄まじい症状を予測することは出来なかったのである。
おわり