もう 使われる事のない首輪・引き紐・クサリ
今日、買い物に行って帰ってきたら、チョビの小屋がなくなっていた。
交替勤務で休みだった夫が壊してしまっていた。
小屋の跡には、チョビが隠していたのであろう床下だった場所に
薄汚れた黄色いテニスボールや骨のかたまり、錆びたジュースの空き缶
そして、長毛だったチョビの毛もいっぱいあった。
確かにチョビはここで生活をしていたんだ…と、今さらながら思った。
いつも トイレの窓から声をかけていた。
若い時は、かすかな物音でさえ振り向いていたチョビ。
最後の方は耳も聞こえなくて、何度呼んでもあらぬほうを見ていたチョビ。
たった今までいなくなってしまっただなんて
分かってはいても感じる事がなかったのに…。
だからこそ、寂しさに流されずにいたのに…。
それは、チョビの小屋が今までどおりあったからだと思う。
いつまでも置いてもしかたないと言う夫、その通りなんだけど
本当にデカくて不恰好だったチョビの小屋、もう 陰も形もなくなってしまった。
月日の流れるのは何と早い事か…確かに痛みはなくなったけれど
あれから、一ヶ月のうえも経ってしまったんだねぇ チョビ。
この先 他の犬を飼うか飼わないかはわからないけど
ものすごいヤキモチ焼きだったから、壊してしまうのが正解なのかもしれない。
チョビの小屋はチョビだけの家だもの。
以前 シェルティ犬が迷い込んできた時
飼い主が現れなくて、家で飼おうかと言う話になり
チョビは優しいから、きっと仲良くなれるって思っていた。
だけど チョビは猛烈にそのシェルティ犬に飛びかかって
あんなに温厚なチョビが敵意をむき出しにしたのは、あの時が最初で最後だった。
そのシェルティ犬は近くにある犬の繁殖所に引き取ってもらった。
そんなチョビだったから、あの小屋は置いておく必要がないのだと諦めた。
だけど…チョビの小屋を取り壊して、一番辛かったのは夫だったのかもしれない。
どれもこれも大のニオイが染み付いた遺品たちを前にずっとずっと涙してた。
夫がいつまでも泣く私に黙ってある日、遺品を処分してしまった。
抗議しようとして、夫の目に涙が溢れてたのを見て思い直しました。
悲しんでたのは私だけじゃないんですよね。
私は哀しみを引きずるという方法で気持ちに整理をつけようとしてたけど、夫は処分するという方法で整理した。
遺品はなくなってしまったけど、思い出はしっかり生きてます。
ありがとうって思いと共に。。。
悲しみは、時間とともに風化されていきます。
引きずる想いと処分する想いと、人それぞれで何が良いかわからないけど、気持ちに区切りがつけられたような気がします。
今まで飼って、なくなってきたペット達と同じように思い出の中で生きて行くのが一番なのでしょうね。
pochikoさんの旦那様、すごく辛かったでしょうね。
首輪を残す優しさ、泣けますね。
以前迷い犬を飼う羽目になった時、友達が大きな犬小屋を持ってきてくれました。しかし、匂いを嗅ぐだけで絶対に入ろうとはしませんでした。警戒するみたいです。
思い出は胸の中に・・・・・
今になってようやくレイの事を笑って話せるようになりました
やっぱりそれまでは動物の特にわんちゃんの番組なんかは見ることができず、事あるごとに父も母も私も息子も泣いてました。
あんまり泣いてるもんで、レイが心配して夢に出てきて、心配しないで!ほらこんなに友達がいるんだよ
今になってようやくレイの事を笑って話せるようになりました
やっぱりそれまでは動物の特にわんちゃんの番組なんかは見ることができず、事あるごとに父も母も私も息子も泣いてました。
あんまり泣いてるもんで、レイが心配して夢に出てきて、心配しないで!ほらこんなに友達がいるんだよ
でも嬉しかった
pochikoさんやご家族の事をチョビちゃんはいつも見てるし、ずっと一緒に居るんだよね今は悲しみでいっぱいだけど
もう少ししたら今でもそばにいるチョビちゃんのことを感じることが出来るよね
思う気持ちがあれば、犬小屋はあってもなくても同じでした。 分かってはいるんですけどね~~。
何か、あった物がなくなってしまうって、寂しいですね。 手入れや散歩は夫がやっていたので、私よりも辛かったかもしれません。
もう~~ 気持ちの切り替え時なんだと思います。
犬もね、亡くなった時は保健所じゃなくって、市役所の環境課とか? 衛生課とか保全課とかに連絡すると処分してくれるって聞いたので電話したら、ゴミと一緒に焼却しちゃうらしいです。
我が家も家の敷地内に埋めてもらいました。
ゴミと一緒に燃やされたんじゃ浮かばれませんよね…。
だけど まだ実感が湧かないでいましたよ。
チョビの小屋がなくなって、やっと あ~~チョビはいなくなったんだ…って。 悲しいより寂しかったです。 今までも車でバックして家に入る時に、チョビを引かないように何度も何度も確認したりしてましたもん。
小屋にいなくても、家の脇の涼しい通路に繫がれて、時折り顔を出すのではないかと思うくらいでした。
キレイに跡形もなくなったチョビの小屋の跡が、嘘っぽい感じがしてならないのです。
家の雄鶏が一丁前に鳴く様になったんですけど、まだ下手っぴで、その声がチョビのキュ~~ンって声に似てて、思わずチョビ??と、何度も思っていました。^^;