不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

我が家の超ミニ歳の神

2013-01-16 22:09:13 | 日々雑事

この時期の風物詩と言えば、小正月の頃に行われる歳の神で
我がpochiko地区でも毎年行われていて
去年のお札とか神棚に飾っておいたしめ縄
または玄関しめ飾り、起き上がりこぼしやダルマ風車…など。

そういうものを歳の神でお焚き上げしてもらっていた。

暗い夜に赤々と燃えあがる紅蓮の炎は
妖しい美しさを醸し出していた。
新年初めて出会う地区民の年始の挨拶だとか
長い棒に餅を焼く網を付けたものだとか
スルメや振る舞い酒…。

前回投稿の歳の神記事はこちら  ポチっと!! 

が、とうとう、我が地区での歳の神は廃止となってしまった。
セシウム飛散だとか、他にも理由があったのかもしれないけど
いつも歳の神が組み立てられていた田んぼは
何もない雪野原のまんまで…なんだか寂しい。

だけどだけど…お焚き上げするはずだった
お札やしめ飾りなど、どうすればいいの??
まさか隣の地区の歳の神へ行く、というのも微妙だし
本来であれば歳の神を行う神社やお寺へ持って行けばいいのだろうけど
なかなか、そこまで出来ずに…どうしようかと思っていた。

調べてみれば、たいがいはどんど焼きで焼くと言うのが多かったが
どんど焼きが行われないところでは神社に持ち込むとか
庭でゴミと一緒にしないで燃やす、またはゴミと一緒に出す…などなど。

いろいろあったがゴミを燃やしてはいけない所もあるので
一概には言えないが、そこは農村地域で野焼きなどもされているので
ゴミなどと一緒にでなければ庭で燃やしても仕方ないかと思った。

でも、どうせならばと、膝まである深い雪を歩いて
藁荷まで行き、乾いた様な所を一束。
それにしめ飾りなどを飾って、超ミニ歳の神を作ってみた。


藁荷までようやく辿りつく。


藁の束にしめ縄や風車などを飾れば、それらしく見える。

要は一年お守りいただいたお札やしめ縄などに
家族の健康と一年を無事に過ごせた事に感謝する気持ちがあれば
それで良いんじゃないかなぁ~気持ちの問題だよね。

その燃えた後の灰は川に流すか、土にかえすと良いのだそうだ。

と言う事で、夫が帰って来て火を付けてもらい
二人っきりの歳の神をした。


今日の一枚、極寒の中側溝に出来た氷をUP!

 

 

 

 

コメント (32)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ばあちゃんのだんごさし | トップ | ネズミの逆襲…その後の顛末! »
最新の画像もっと見る

32 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
くららさんへ (pochiko)
2013-01-22 22:36:17
えっと、十日市の方にお返事させていただきますね^m^

我が家の歳の神、くららさんとこのよりショボイんですけど
地区の歳の神は廃止になってしまったので
小さいのを作ってお札などを燃やしました(^-^)
返信する
ワァ~~初市十日市賑わっていますね (くらら)
2013-01-22 16:03:59
ワァ~~初市十日市賑わっていますね~~
今年の冷え込みは半端じゃあないので出店されて
居る方も大変ですょね~~

昨年は 姉の所の初市十日市廃止になって
行なわれなかったんですがやっぱり地域の方々の
声で今年から又行なわれるそうです。
来月の10日今から楽しみにしています。

沢山の起き上がりこぼし可愛いですね~~
そう言えばNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』で
会津若松へ山本八重ゆかりの寺へ・・・
綾瀬はるかさん鶴瓶さんが訪ねた所が放映
されました。好い所ですね~~*^^*
返信する
アルママさんへ (pochiko)
2013-01-19 21:52:12
けっこう大きななんですけど廃止になってしまったのですよ。
やっぱり 続けて欲しかったって意見の人は多いみたいです。
この辺りは放射能の影響は考えられないと思うんですけど
ホントのとこどうなんでしょうね(~_~;)
松戸の方でも放射能の数値が高いのですか。

困ったのはお札やしめ縄などで
遠くの神社まで持って行くのも
隣の地区の歳の神に持って行くのも憚られて
結局は家で小さい歳の神を作って燃やしました。
返信する
歳の神 (アルママ)
2013-01-19 16:57:33
まで廃止になってしまったのですか?!
あの事故さえなければ・・・と思います。
隣の松戸市では、除染の後にまた値があがり再除染をしなくてはならなくなったそうです。
相変わらず、放射能をまき散らしているのですね。

>藁の束にしめ縄や風車などを飾れば、それらしく見える。
ホント、良くできていますよ。
一年の無事を感謝して、今年もまた良い年になりますようにと・・・仰る通り気持ちが大事ですね。
私のところは、A4半分の大きさの門松札が一枚なので、新聞の束の中に、そーっとおきました。

返信する
いっこんまさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:10:56
中通りのいっこんまさんの方では歳の神とは言わないのでしょうね。
やっぱり どんど焼きですか?
じゃ、歳の神と言われても何だか分らないですよね^^;
あの長い棒の先には餅などが挟まれてあって
(この辺りではアミワタシなどを下げたりしてましたが。)
餅を焼いて無病息災を願って食べるのだそうです。
川口は大丈夫ではないでしょうか。
というか、我が地区だけで他の地区はやっていたようです。

まあ、夫と二人の歳の神もなかなか良かったですよ。
二人とも服がいぶ臭くなりましたが(笑)

あ~ しぶき氷去年は行かずじまいでしたので
今年は絶対に行ってみたいですね^^
返信する
ぐりさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:10:17
どんど焼きと同じです。
ただ会津では昔から歳の神(さいのかみ)と言っていました。
全国的にはどんど焼きと呼ばれるのが多い様です。

ずっと昔から行われていたのですが
今年から廃止になってしまいました。
しめ縄やお札などお焚き上げしていたのに
困ってしまいましたよ。

こういうお札などはゴミとは一緒に捨てるのは出来ないですよね。
けっこう地区の人も庭の隅で燃やした人が多かったようです。
返信する
マオさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:09:44
こちらでは歳の神(さいのかみ)と言っていますが
全国的にはどんど焼きと言うのが多いみたいです。

ずっと昔から行われていた行事が廃れるって
なにか忘れ物をして来たような気分ですよ。

十日市で今年の分の、新しい起き上がりこぼしを買って来るので
去年の起き上がりこぼしは燃やしてしまいます。
返信する
ひろしさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:09:10
やっぱり ひろしさんのとこのどんど焼きも
お札とかしめ縄とかを子供会で集めていたのですね。
子供も少なくなって存続できなくなった子供会は多いのでしょう。

田舎の方はあまり気にしないで燃やせるので
その点は良いですよね^^
うちも庭の隅で歳の神もどきが出来て良かったです^^

今は大変な時期ですが、だからこそ
こういう事が必要なのではないかと思うんですよ。
返信する
山小屋さんへ (pochiko)
2013-01-18 22:08:08
我が地区でも子供の数は減っていますよ。
昔は子供会というと何十人もいたのですが
去年は12人だったようです。
この歳の神のお札やしめ縄を集めるのも子供会の仕事だったのですけど
子供が少なくて無理だったのかももしれませんね。

幸い我が家は農村地域で、ちょっとくらい燃やしても
消防車が来る事はない様です。
無事にお札などを燃やす事が出来て良かったです^^
返信する
おっちゃんさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:07:26
歳の神が廃止になってしまうとは思わなかったですよ。
一応放射能のセシウムがどうのこうのってあったようですけど
この辺りはあまり関係なく野焼きなんかもやってたんですよ。

ただしめ縄を燃やすのよりも、それらしく燃やした方が
雰囲気が味わえるじゃないですか^^
体がいぶ臭くなってしまいましたが。
返信する
きっしぃさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:06:48
特に風習に拘っている訳ではなかったのですが
どうせなら、らしく燃やした方が良いかと思って作ってみました^^

そうなんですよね、今はゴミの分別が厳しいので
仕分けするのが大変ですよね。
歳の神をやっていた時も、スーパーの袋に入れたまま置いて行く人もいて
ちょっとしたゴミ置き場?(笑) そんな感じでしたよ^^;
返信する
ころんさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:06:10
そんなに深いとは思っていなかったのですが
実際に行ってみたら、膝のあたりまで積もってました^^;
庭の隅で燃やすのなら、それらしくあったら良いかなと
ちょっと、歳の神気分でした。
返信する
Mayumiさんへ Ⅱ (pochiko)
2013-01-18 22:05:28
以前の投稿にもコメントをいただいてありがとうございます。
さっそく見てみますね^^
返信する
Mayumiさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:04:14
去年までは歳の神に行って、新年の挨拶やら
焼いた餅をいただいたりで、写真も撮って来れていたのですけど
なんか、残念です…やはり、歳の神をやって欲しかったって言う人も多かったです。
Mayumiさんの地区では、まだ行われているのですね。

市の歳の神は東山で行われていたと思いましたが
あそこまで行くのも遠いですし、車の停める場所も少ないですよね。
昔はお城でやって居たような気がしたのですけど
今はやっていないんでしょうね。
返信する
mさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:03:39
でしょ、どうせ燃やすのなら、カッコくらい付けてみたいと
湿った藁ですけど、しめ縄やお札を飾って燃やしましたが
なんとなくホッとしたような気がしました。

本来ならば近くの神社とかでお返しするのが良いと思うのですけど
神社のお札にお寺のお札に、ゴチャマゼでは
引き受けてくれるのかどうかですよね(~_~;)
返信する
siawasekunさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:03:06
こんなミニ歳に神を作って
庭の隅で燃やすになんてうちくらいでしょうか^^;
でもせめて真似事でも、こういう燃やし方だったら良いかなと
夫と二人の歳に神でした。

寒い所には寒い所なりに
珍しい面白い造形物が出来たりするみたいです^^
返信する
ナニナニさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:02:24
こういう昔ながらの物事が行われなくなって行くのは寂しいものです。
まさか、我が地区が無くなってしまうとは思わなかったですよ。
まさか隣村の歳の神にって言うのも…ちょっと違うような気もして
家にある藁で、それらしく作って、我が家だけの歳の神でした。
なんでも簡素化すればいいってものじゃないですよね。
返信する
さっちゃんさんへ (pochiko)
2013-01-18 22:01:43
今までずいぶん長く続けて来たのですが
時代の流れでしょうかね~
さっちゃんさんのとこも縮小していますか。
なんだか寂しいです。

やはり歳の神で、焼いた餅やスルメを食べて
無病息災を願っての事ですよね。

行われなくなった歳の神は仕方ないとして
お札やしめ縄など、ゴミと捨て捨てるわけにも行かずに
どうせ庭の隅で燃やすのなら、らしく燃やしたいじゃないですか(^^)v
返信する
Unknown (いっこんま)
2013-01-18 16:17:45
pochikoさんの何年か前の歳の神の記事にもコメントさせてもらったと思うのですが、独身時代に会津川口ヘスキーに行った時のことです。
夕食が済んだ後、「歳の神があるからみんなで行きなさい」と民宿のお父さんから言われ、「何のこと?」と思いながら、ぞろぞろ列を作って近くの田んぼまで歩いて行くと、この不思議な行事が始まってました。
みんな長い棒を持って、その先に何かささっていて・・・
川口の歳の神も中止になったでしょうか?
セシウム、会津は全く影響がないと思うんですけどね~。

でも、pochikoさん、雪の中でよく頑張りましたね~。
旦那さまと二人きりでは寂しかったでしょうけど、新しい行事として今後もどうぞ続けてください。

最後の一枚、猪苗代湖の飛沫氷にも負けない造形美です。
返信する
歳の紙 (ぐり)
2013-01-17 23:14:37
どんと焼きのようなものなんですね

なくなったんですか?
困りましたね
でも自分で知恵を出されて
無事よかったですね

家のほうもなくなったらしようと思いますね
火を焚くと役所の人が見えたりするし
やっぱり焼いてもらうとなんていうかもったいないことしなくてもうまく言えないんだけど
捨てたりするのはなんだか罰当たりみたいで
気持ちが済まないんです
昔人間ですねーー汗
返信する
(=^・^=) (マオ)
2013-01-17 21:10:50
しめ飾りやお札を焚き上げるのを「歳の神」というのですね。
関西では「とんど焼き」というのですが・・・

伝統的な風習が廃止になってしまったとは
寂しいですね。
でも
ミニ歳の神でも気持ちを込めてお焚き上げができて
よかったです

起き上がりこぼしも
1年きりで燃やすものなんですか?
返信する
お札 (ひろし)
2013-01-17 19:56:36
注連飾りは子ども会が有るころは、こうえんで、どんど焼きをしてたのですが、小さい子供が団地から居なくなり現在子供会が休止中の為 我が家では、田舎に持って行き
畑で焼いています 今年は、今度の20日に焼こうと思っています どういう訳か 僕の子供時代のどんど焼きの記憶が無いのです 注連縄を降ろして父がどうしていたか?この記憶もありません 鏡餅は割って焼いて食べた記憶があるのですが、・・・
思えば、震災 津波 原発と被害に遭った 福島や隣県では、正月どころではないという方もおられるでしょうね
早く 笑って過ごせる正月が戻ってくるといいのですが、
返信する
歳の神 (山小屋)
2013-01-17 18:44:02
昔からの風習がなくなるのは寂しいですね。
本来なら子供たちにも伝えなければならない
行事ですが、その子供も少なくなってできないという
ところもあるようです。
こちらでは松が明けると正月飾りをゴミと一緒に
出しています。
pochikoさんのように燃やす場所もありません。

ミニでもできてよかったと思います。
きっと今年はよい年になることでしょう。
返信する
Unknown (おっちゃん)
2013-01-17 18:32:14
なるほどなぁ・・・
未だに昔ながらの風習が色濃く残ってるんですねぇ・・・

歳の神様で燃やせないとは
あの事故が、いかに酷いものだったかを
物語ってますよねぇ!!

でも、ミニ歳の神様祭って
やるとは流石にpochikoさんだ(∩_∩)
返信する
Unknown (きっしぃ)
2013-01-17 17:32:18
ちゃんと昔ながらの風習を守り続けていて
いつも感心しています
最近では神社でもしめ飾り等にプラスチックが付いていると
受け付けてくれないと聞いています
何だか味気ない話ですよね

こちらは、今夜も冷えてます
返信する
ミ二歳の神様 (ころん)
2013-01-17 16:37:33
>どうせならばと、膝まである深い雪を歩いて
藁荷まで行き、乾いた様な所を一束。

深い雪を分けて作られた炎が素晴らしいです。
こうやって終わりますと気持ちいいですね。


返信する
昔の話 (Mayumi)
2013-01-17 11:31:54
すみません、昔々の記事引っ張り出して読ませてもらいました!
カテゴリーでMysterious storyです。(^_^;)
返信する
えらいっ! (Mayumi)
2013-01-17 10:42:11
pochikoさん偉いですよ。
ちゃんと歳の神やって。
去年は三女も居たので、そんで、ちょうど三女の旦那さんもいたので、
みんなで、町内の歳の神に行って来ました。
お神酒もらったり、餅焼いて食べたり、もちろんお焚き上げも。

今年も回覧板回って来て、14日開催ってしってたんですけどね。
ほら、その「鶴瓶に乾杯!」そのことで頭いっぱいで。
すっかり、その日になったら忘れてしまってとうとういけなかったんです。

普通なら「家族に乾杯」はお父さんだけで、私はほとんど見ないでしまう時間帯なんですよね。

おかげでリアルタイムで見れてよかったんですけど、
去年のいろいろどうしよう、いまさら、どうやって燃やそうって悩んでます。

うちの近所ではそんな燃やす場所もないし困ってます。
そのうち、市の方で、イベントあって、歳の神が行われたら燃やしてこようかって思ってます。

pochikoさんはなんでもきちんと行事をこなして、本当に偉いと思います。
返信する
おはようございます ()
2013-01-17 08:18:59
ミニ歳の神さま、とってもいやされました。
ほんと、気持ちの問題ですからね。
せっかくの行事がなくなってざんねんですが、pochiko家の新しい行事になりますね。

我が家はあちらこちらでいただいたお守りやお札などを、近所の神社へお返ししています。
でもこの数年分は、みんな家にありますけど(笑)
みなさんはどうされているのかしら。
返信する
おはようございます♪♪ (siawasekun)
2013-01-17 02:32:58
超ミニ歳の神、・・・・・・。
珍しいショットをいろいろ見せていただき、嬉しかったです。
見せていただき、siawase気分です。
眺めて、心癒されました。

極寒の中側溝に出来た氷、・・・・・・。
自然の芸術、・・・・・・。
いいですね。

昨日も、大変に嬉しいコメント&応援ポチに、心より、恐縮、、深謝、深謝です。
返信する
Unknown (ナニナニ)
2013-01-16 22:47:45
地区でも歳の神が無くなってしまったのですね、
家を越しても、
幼い頃からの天神様のどんと焼きで、毎年お願いしています。

気持ちの問題だし、
きちんとわらで作って気持ちを込めた、pochiko家のどんど焼きが、一番だと思います。
だんだん簡素化されて、寂しくもありますね。
返信する
こんばんわ (さっちゃん)
2013-01-16 22:39:25
とうとう歳の神なくなったのですか・・・残念ですね。
我が町会のどんど焼きも近所のお飾りを預かって焼く
位は出来ましたが去年の半分くらいでした。

でもお餅ちや、するめを持って行って焼いて持ち替ええる方が有りました。
菊ちゃんのお友達が神主さんなので神事がなくなることはなさそうです。(お札だらけですよ我が家)

pochikoさんちのどんど焼き最高ー。
まさか、ごみに出すのも今までの事を考えると出来ませんよね。藁人形見たい
返信する

コメントを投稿

日々雑事」カテゴリの最新記事