あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

13年前の980円の鍋

2021-09-19 00:13:17 | ひとりごと

静かに秋の一日が暮れて行く。

この間長年使っていた鍋にとうとう穴が開いた。
この鍋はpochiko家新築の際、仮住まいから新pochiko家へ
お引っ越しをした事から始まった。


2008年の9月引き渡しが終わってお引っ越し
目と鼻の先だったので格安で重い荷物を運んでもらって
ようやくホッと一息、夫も残業だし
本当はゆっくりとお気に入りのお鍋なんかも揃えたかったのだけど
間に合わせて安い片手と両手の鍋とフライパンと
ホームセンターで買って来たものだった。


詳しくはこちら  新生pochiko家へお引越し♪

確か両方とも980円だった。
ホンの間に合わせのつもりだったのに
あれからずっと使って…安い割には意外と使い勝手がよくって
13年か…お母さんこの鍋穴が開いちゃってますって
嫁ちゃまに言われたのが奇しくも買って来た日と一日違い!
 

間に合わせで買った980円の鍋

あれから13年…片手鍋はよく使うからか
まだ両手鍋の方は現役で頑張っている。
一日一回使ったって、13年で4745回だもんね。
長い間よくいろんな料理を作らせてもらったよ。


危険物の日に出したけど
どうも寂しい気がする。
 
 
金木犀の花が真っ盛り…とってもいい香り
秋の香りだね!
 


茶の間の東側の出窓のとこに
当時息子に撮ってもらった新pochiko家でのスナップ写真を
額に入れて飾っておいたのも13年目。
 
在りし日の2人

孔雀草も満開になった。

まだ若かった私たちもずいぶん年を取って
このGWから入退院を繰り返している夫などは
実年齢よりも10歳は老けて見えるようになってしまい
私だって、すっかりお婆さんなってしまった。
 

やぶ蘭の花

同じ笑顔でも違いは明白で…いつまでも仮住まいに慣れなかった
旧pochiko家に執着していたポチコや
どこにでもすぐに馴染んだしゅう嬢
pochiko家解体の時に大きな重機の音に
夫にしがみついていたヒメさまも
今はすでにいなくなってしまった。


そういう私も、ここ2日ばかり体調を崩しちゃって
熱はないものの肩が痛くて夜眠れないくらいだった。
だからか次の日は1日中ウツラウツラして
食欲もなかったけど、何とか復活は出来たようだが。
 
 
今年…夫が手入れ出来なかったからか
狂い咲きしたのか梨の花と
一個だけしか実を持たなかった梨の木
 



風邪だったのか…年を重ねるごとに体にヒシヒシと感じて来る。


月日は流れ行くもので一か所で留まっている事はなく
新しいものはやがて古くなって、また新しいものが生まれる。
人生ってそういうものなんだろうね、またそうじゃなきゃ!
なんだか悟りを開いてしまったようだけど…。
 
今花開こうとしている彼岸花
 
今日は台風の影響で雨だったが
この雨が上がったら一斉に稲刈りが始まるんだろうな…。

今回一か月以上入院していた夫がようやく退院となる。
またバタバタした生活になって、こういう事をしんみりと
思い返す暇もなくなるのだろうか。


まあ、それはそれで悪い事ではないのかもしれないけど。



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