あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

最近の愛読書(ねこぞう)

2005-10-21 21:19:51 | ペット
えっと…愛読書なんて言うと文学小説とか話題作とかを想像しがちだが
私の最近の愛読書は、コンビニで買った460円の猫のマンガだ。
チョビを亡くして、ポッカリと空いてしまったすきま風を
いつもに増してポチコが慰めていてくれ…ますます溺愛状態に陥ってる今日この頃。



コンビニで見つけたこの雑誌。
表紙には“つれて帰ってニャ”と書いてあって
幸せまみれ極上生活(はぁ~と)
まるごとキュートな、ねこマンガ大集合!!ってな具合で
最初のページを開けば、なんと可愛らしいニャンコ達がずら~り勢ぞろい!
か・可愛い~~とばかりに、何度も何度も見てしまう。

中身はいろんな猫のエピソード満載で
思わず…うんうん あるあると頷いてしまっている私がいる。

しかも この雑誌。我が家で一番トイレの回数が多い…。
子供や、もちろん私も、ちょっとトイレに持って入ってしまう。
これじゃ~ 夫に新聞に入ってる
ホームセンターのチラシを持って入るのは怒れない…。

贅沢な猫・おバカな猫・箱に入りたがる猫や
お婆さんと二人暮らしの猫…いろいろだ。

相変わらずに、可愛くない顔が可愛いポチコ


こんな恰好で、可愛いと思わせる姑息なやつ。
(目頭に目やにがついてるぞ…ポチコ)

しかし 猫に限らず、ペットを飼っている我々は
悲しいにつけ嬉しいにつけ、ペットと分かち合ってしまう。
ちゃんとペットも分かったもので、悲しんでいたりすると慰めてくれたりする。
ペットを飼っている人にとって単なる動物なのではなく
家族の一員…と言うよりも子供なのだと思う。

だからこそ このブログでのメンバーも
ペットの名前を使ったり、ペットのママのネームになってたり
考えてみれば…思わず大笑いしてしまった。

みんな ペットバカなんだなぁ~~!!
(そういうネームの方がいらっしゃいましたら…すみません)

まぁ 私もその中のひとりなんだけれどもね♪
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赤い里芋

2005-10-20 22:10:04 | pochiko農園

昨夜はどうりで冷えると思った…。
満天の星空に、気持ち歪な月がクッキリと出ていた。


デジカメで撮れば、ただの黒い画面に白い丸だ。


朝から霧が濃くて、どうなる事かと思ったが
暖かく穏やかな秋晴れの一日となった。

今日は午後から10株ほどしかない里芋を掘った。

春先に、ホームセンターで購入した種芋。
別に普通の種芋だと思ってが、メアカと言う種類だったらしい…。
どうりで 他に家の里芋とは少し違うと思っていた。
背丈も心なしか低いし茎の根元が赤っぽかった。


 


購入した時に入っていた袋には書いてあったのだろうが
もともと取り説の類を読むのは好きではない私の事だから
捨ててしまったんだろうなぁ…と思う。





里芋のメアカとは地方によってはアカメ芋と呼ばれているらしい
カシラ芋…親芋の事をpochiko地方ではこう呼ぶ。
その カシラ芋はあまり美味しくないとされ
掘り取った時に捨てる家もあった。

だが そのメアカ芋はカシラ芋も美味しいようだ。

ちょっと 楽しみな赤い里芋…明日は芋汁にでもしてみようと思う。

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思い切って検診へ行く。

2005-10-19 20:54:15 | 健康

何の関連があるわけではないが、雨に濡れた朝顔をUPしてみた。


この間は、心臓が不整脈のようになって気分が悪かった。
この頃は、胃の調子が悪く時折り痛む時があった。

元々頑強なこの体だから、たいした心配はしていなかったのだが
今日夫が会社で検診があると、朝食を抜いて出勤。
ば~ちゃんも今日はディサービスな事だし…。
まだ 朝食前だったことだし…。
ならば!! そう思い立って、私も近くの病院へ検診に行く事にした。

行かなければならない時は行きたくなくても
行こうと思い立ったら、素早い決断力は私の特権なのかもしれない。

集団検診もあるのだが、そういう時に限って ば~ちゃんが在宅の時になっている。

だから いつも家から車で10分くらいの病院へ行く事にしている。
そこだと、全部の種類の検診が一度に出来るという事もあって
しかも 去年も一昨年もサボってしまった事だし
思い立った時じゃないと、また サボってしまいそうだ…。

受付に行って申し込みをした。

今日は一般検診と乳ガンと胃ガンで
子宮ガンは市からの問診票がないと受けられなかった。
5月頃に届いていたのだが、その時は行く気がなかったので捨ててしまっていた。
検診後市役所に行き、再発行してもらう事にして、他の検診は全部受けた。

まず 身長・体重と尿採取、それから眼底検査をした。
何回かやった事はあるけど…一瞬にしての眩しい閃光で
あれって、反対に目に悪そうだと思った。
次は心電図と血液検査、そして内科検診と乳ガンの検査だが
上半身裸で医師が聴診器を胸と背中に当てながら、トントン叩くのを
ちょっと 小学校の時の身体検査を思い出してしまった。

いよいよ 胃ガン検診でバリュームを飲まなければならない…。

まぁ 好きな人はいないと思うが、メッチャ不味い(~_~;)
もっとチョコ味とかストロベリー味とかに出来ないのだろうか?
大きなコップに何回かに分けて飲んで
ゲップが出ないような発砲するような酸っぱい薬も飲んだ。
そのせいか、胃がパンパンで苦しいくらいなのに
あっち向いてのこっち向いてのって
しかも そのうえパンパンになってる胃のうえから押されたり…。

終わってから下剤とコップの水を渡され、3杯は飲んでくださいって^^;
お腹が苦しくて飲めませ~~ん…そう言ったら
苦しくても飲まないと、お腹でバリュームが固まっちゃうわよ!!…はい わかりました。

おとなしくいう事を聞かないと、恐そうなおばさんの看護士さんだった。

結果!!

まだ 検診していない子宮ガンと大腸ガンを除いては、すべて 異常なし!!
ところが…ネックがあった。

それは体重だった。

せっかく 小さい良い胃を持ってるんだから…って!
小さいのは良い胃なのだろうかと思ったら、良く伸縮して食べ物がいくらでも入るらしく
反対に大きい胃は胃下垂になったり、食べ物が長く胃に留まるので痩せた人に多いらしい。

ちょっと 羨ましいと思ってしまった…。

……キロ体重を減らしなさい!! 医師の命令のおまけ付で検診は終わった。
(さすがに、キロ数を書き込むのははばかられた…。)



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ヤーコンを掘る。

2005-10-17 21:41:20 | pochiko農園

今日は晴れなのか曇りなのか、何とも微妙な天気で肌寒い一日だった。


それでも今年の春に植えた4本のヤーコン
同じ地区の友人はすでに掘って食べ始めているとの事で、私も一本だけ掘ってみる事にした。

ヤーコンとは、原産地が南米アンデス地方、アンデスポテトとも呼ばれ菊イモと近縁な仲間で
草丈は1~2.5m、晩秋に黄色の花が咲き、冬になると葉や茎の部分は枯れて、サツマイモに似た根の部分を食する。



ヤーコンの花の写真。。

去年から作り始めたのだが、去年には見られなかったヤーコンの花を発見!!
ちょっと 小さなひまわりのような可愛い花だった。

甘味があり、私はレンコンのような歯ざわりだと思う。

生でも食べられ、栄養価に乏しいが、フラクトオリゴ糖を含むことからダイエット効果の健康根菜として注目されている。
「フラクトオリゴ糖」とは虫歯になりにくい、ダイエット効果・整腸作用や高脂血症などの改善効果があり便秘を直す。
まぁ 年々体型を気にしている私にとっては、打ってつけの根菜と言えるのではないだろうか…。



まず 茎や葉の部分を切り取り、辺りの土をヤーコンが傷つかないように慎重に掘った。



思ったよりの収穫で、その中の一本など小ぶりな大根くらいの大きさがあった。


大小込みで15本ほどの収穫だったが、そのままだと水分が失われて日持ちしないそうだ。
食べる分何本かを残して、また土に埋め戻した…調べてみたら、その保存法が一番確実なようで
残った3本はそのままにしておいて、晩秋に茎が枯れたら土から出てる部分を切り取り土を被せて
食べる分づつ掘り出して使う事にした。                 
          

生食でも美味しく、私は三杯酢で食べた。
他にはキンピラやヤーコン入りのサラダも作ってみた。
話によれば、カレーやヤーコン入り肉じゃが・野菜炒めなど美味しいとの事だった。

また ヤーコンの「葉」は、洗って乾燥して煎りヤーコン茶としてもGOODらしい。

いろいろなヤーコン料理を、今から楽しみにしている。   

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優しい一日

2005-10-16 22:05:03 | 日々雑事
今日は久々にのんびりと出来た一日だった。

 
何輪か咲いたのでガーベラをUPしてみた。

ば~ちゃんは金曜日から月曜日までショートステイへ行っていて
息子はサッカーの試合とかで出かけているし
夫は交替勤務の為に、今日は日曜日ではあったが出勤日となっていた。

早々に家事を済ませて、前々から誘われていた同じ介護をしている友人と食事をする予定だった。
彼女は高校を終えて、とあるデパートに勤めていた時の一期下の友人で
当時何処へ行くにも彼女や何人かの友人たちとつるんでいた。
結婚してからは年賀状のやり取りくらいしか交流がなくなっていたが
何年か前から彼女も義母を介護していると年賀状に書いてあってから交流が再開した。

お互いに介護を通して、たまに愚痴ってみたり情報を交換したりする付き合いで
若い時には同じような体型だった彼女は、大きな手術をしたり認知の義父を看取ったり
けっこう波乱万丈な年を重ねたらしく見る影もなく痩せてしまっていた。
だけど ひとたび話をしたら、お互いに若かりし日に帰ってしまうのが嬉しい。

そんな話で食事を終え家路に着く。

 


しばらくのんびりと休んで、晴れとも曇りとも付かない今日の天気だが
ただ家の中でぼんやりしているのも落ち着かなくて
家の前の小さな畑で、何をするというわけでもなくブロッコリーとかキャベツとか
青虫は付いていないか、白菜はかなり大きくなったとか眺めて歩いた。

 
干し柿用の柿も良い塩梅に色づいてる。

さすがに稲刈りの機械の音も、今はもう聞こえず静かな日曜日の午後だった。

たまには こんな一日があっても良いと思う。
明日には、また仏頂面して帰ってくるであろう ば~ちゃん。
可哀相な気がするけど、たまには私も心に栄養をあげなくちゃ…。

いつもなら娘が買い物へ行こうとか、食事に行こうとか誘いをかけてくるのだが
今日はそれもなく、少し寂しいような…それでいて自分自身の時間を取り戻したような

     そんな 不思議な一日を終えようとしている。

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遅ればせながら衣替え

2005-10-15 23:18:45 | 日々雑事
昨日の天気と打って変わり、今日は朝から冷たい雨が降っていた。

良かった。。。昨日のうちにサツマイモを掘ってしまって!
サツマイモは天気が続いた時に掘ると腐りにくいと聞いたからだ。
今年は土手の傍に作ったのでネズミのご馳走になっていたものがあった。
それでも 親戚や友人にあげても食べるには充分すぎるくらいの収穫である。


一番のお化けサツマイモ(こんなの、どうやって食べたら良いんだろ?)

お化けサツマイモも多かった事だし…干し芋など作ってみたいと思って
ネットで調べてみたが意外と簡単そうだった。

作る時はブログネタとして使える! 思わずにほくそえむ。

まぁ そんなで今日は思い切って夏服の整理をしようと思い立つ。
未だに夏秋兼用のようなタンスの中。
寒い時は押入れの衣装ケースから急遽引っ張り出していたので
部屋の中は、恥ずかしながら言葉では言い尽くせない状態だった。

さっそく 夫のから始めたが、いくつ同じようなポロシャツのある事か!
私もそうなのだが、今 着なくてもいつかは着るに違いない…。
でも一年間着なかったものは次の年が巡ってきても着る事はない。
分かっているのだが捨てられないでいる。

夫はそれに輪をかけた輩だ。

思い切って捨てようとすると「それ着るから取って置いて」そう言うが
着ているのを見た例がない…。
今年は黙って処分を決めて、ゴミ袋いっぱいの古着は隠しておこうと思っている。

それにしても 日本は不景気だ・・不景気だ!!と騒いでいても
こうして捨てるほどの衣類を持ち、食べ物に事欠く事がない
貧しい国の子供たちを見るにつけ反省してしまう。
食べる物もなく、裸足で埃舞う街を彷徨う。
また ある時は寒さを凌ぐ為に下水道をねぐらにする戦争チルドレン…。

思わずこのままで良いんだろうか…疑問を抱く。

取りあえず、大義名分はこのくらいにして
部屋の中に山となった季節ランダムな衣類を片付けてから良く考えよう。

     とにかく寝る場所を確保せねば…。
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菊の思い出

2005-10-14 21:45:22 | 思い出
今日も良い秋晴れで爽やかな一日だった。



庭の片隅には何種類かの小菊の花が咲いている…。

小菊に限らず、普通の大きさの菊やスプレー菊と言われる種類。
他にはガーベラ・カスピア・カスミソウ
もっともっと いろんな種類の花が我が家の庭や
少し離れた水田の一角に栽培していた時があった。

今は もう庭の一角に
菊は小菊だけとなり、カスミソウもほんの数株だけに…。
特に好きなガーベラも無くしてしまっては
寝たきりになってしまっている、ば~ちゃんが悲しむと思い
何とか数株ずつは残しておいた。

元々 昔はリヤカーに野菜を積んで
近くの町まで売りに出て日銭を稼いでいたば~ちゃん。
嫁時代、小遣いももらえずに苦労したと…。

だけど 売り物は好きなんだそうだ。

だから 生活の苦労をしなくてよくなってからも
最初は庭の一角に菊を作り始めて、自転車で売って歩いていた。
元来 人当たりが良くて、明るく元気者だったば~ちゃん。
けっこう 花のお得意様が増えて
脳梗塞で倒れる前までは、田んぼの一角に菊畑まで作るようになっていた。

お盆の時期になると、前々から注文をもらっていて
自転車で配達したりしていた。

何となく分かってきた事があった。

ば~ちゃんは花を売ると同時に寂しいお年寄りなどに
元気さを売っていたのではないだろうか…と。
一人暮らしのお年寄りの所へ行くと、何時まで経っても帰られなかった。
世間話をしたり亡くなった連れ合いに
いつも菊を買ってもらってるからと、仏壇に供えて…と、あげたりしていた。

花を売った少しばかりのお金は
孫にお菓子を買ったり、何かの足しになればと
食材などを買ってきてくれたものだった。

そんな ば~ちゃんだったから
脳梗塞で倒れても、花を買っていた人で
わざわざ お見舞いに来てくれた人もいた。

優しさとは、人を思い遣る気持ちとは…。
ば~ちゃんの、麦藁帽子と“さっぱかま”と花柄の割烹着・地下足袋
そして愛用の自転車に前と後ろに花を積んだ後姿にあったのだと思う。

注:“さっぱかま”とは、昔 作業する時に履いていたもんぺのような物で
   会津木綿で作られていた…。


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我が家の社長

2005-10-13 22:27:36 | ペット
いつも隙さえあれば、夫専用の座椅子を狙っている。
夫が座椅子から離れるが否や
やっと 俺様の席が空いたとばかりにくつろぐ。
一度くつろいだら、ガンとして動かない我が家の社長。


しかも 色が同化してるし…。

夫が戻ってきて…。
「ほら どけ!!」と言うと「なんでだ!!」そういう顔をして睨む。
すると夫「お父さんの席だからどいて♪」
それこそ猫なで声とは良く言ったものだ。

「嫌だ ここは俺様の席だ…」そんな顔で動かない。
業を煮やした夫は「どけ!!」と追っ払う。

「ちっ!!」そう言ったかどうかは謎だが

今度はうつぶせになってパソコンを弄っている息子の所へ移動。


ちゃっかりと股の間に体を潜り込ませようと
足を閉じていても、ジリジリと落ち着いてしまう。

これも擬態化している…。


かなり悪徳社長の顔だ。

そんな、我が家の社長 ポチコちゃんです♪
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薬用人参

2005-10-12 21:23:43 | プチドライブ・地域の事
今日は秋日和の温かい天気になった。
久々の事で、このところ寒い日が続いて
このまま冬に突入するのかとさえ思えるような気がするほどだった。
刈り入れもあらかた終わり
今の時期ならば、薬用人参の種蒔きの始まろうとする頃だろうか?

以前であったら、8月の末から9月にかけて
薬用人参の収穫の時期なのだが
近年の、ほ場整備で薬用人参を作る農家が少なくなってしまった。
薬用人参は島根県と長野県、我が県では会津若松市(門田町)と
新しく美里町となった新鶴村と高田町が生産をしている。



近所で生産しているのを写真に撮らせてもらった。


我が家でも、少なからず生産していたが
ば~ちゃんが、脳梗塞で倒れて以来生産を中止してしまった。

薬用人参はかなり手のかかる生産物で、収穫までに何年もかかる。

一年目は土作りだ。
有機質をたくさん入れて何度も耕すのだが
薬用人参に適した土を作るのは難しく
土作りで薬用人参の良し悪しが分かると言われるくらい重要なのだ。



これが今年出た薬用人参、一年ものだ。


作付けをして4年据え置く、中には5年据え置くところもある。
種からして発芽しやすいように薬品につけたり
芽が出たら殺菌剤の消毒をしたり
除草作業など細かい作業が目白押しの生産物だ。

日々雑事でも良かったのだが
薬用人参はすでに過去の物となった我が家では
やっぱり 思い出にあたると思う。

昔は薬用人参の土作りの為に、山に萱(かや)を刈りに行ったり
もちろん お弁当持参で、私などは半分ピクニック気分だったものだ。
ついでに取って来た、きのこで芋汁を作ったり
疲れる仕事ではあったが、けっこう楽しい事もたくさんあった。

今でこそ、黒い網になっているシートを屋根として張っているのだが
昔は取って来た萱(かや)でスノコのような物を編み
その上に藁をしいて屋根としたものだった。

収穫の時は、“ゆい”と言って、お互いに手伝いあう。
朝 日が上がる前に掘り取り、終わってからは収穫の食事会。
そんな風にして地区民との交流を図るものでもあったが
近年は簡素化されて、収穫の後にお茶を飲んだくらいで終わる様になったらしい。



収穫した薬用人参は焼酎アルコール35度で保存。


時には夏の暑い日に、同年代の友達と薬用人参のシートの陰で
アイスを食べたりコーヒーを飲みながらのおしゃべり。
つい 何時間も話し込んでいても、サボったのがばれないという
隠れ蓑的なところもあった。

作付けも少なくなり、今はそんな事もなくなってしまった…。
近代化され、楽できて便利になったぶん
人との交流が少なくなってしまったような気がする。

中国から逆輸入され、年々安くなって来たのも
手のかかる薬用人参つくりから離れる要因のひとつでもあった。

もう あんな光景は見られなくなってしまったのだろうか…。

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夢叶棒

2005-10-11 23:13:43 | ひとりごと


これは多肉植物で夢叶棒(メラリー)というらしい。
やはり昨年に、ホームセンターで投売りにされていて
たしか…100円くらいな物ではなかったかと思う。
花が咲くと夢が叶うとされていて、最初は名前も由来も知らなかった…。

この原産地のマダガスカルではこの木に願い事をするらしい。
普段目に付くところに置いておくと夢が叶うそうだ



もしも 願いが叶うなら…。

こんな曲があったが、私に願いが叶うなら一週間自分だけの時間が欲しい。

一日目は誰にも起されずに(特にポチコ)心行くまで寝ていよう。
家事をすることなく、食事でさえも自分の食べたい時に
何をするわけでもなく、ただ 怠惰に過ごしてみたい。

二日目はジックリと買い物をしてみよう。
時間に関係なくあちこち見て歩き、買うとも買わないとも
いろいろな物を眺めて歩いてみたい。

三日目・四日目は読みたいと思って買っておいた本を読もう。
何冊あるかわからないけど、読みたいと思って買った本だ。
きっと 何か得るものがあるに違いない…。

そして残りの三日間は一人で旅行をしてみたい。
前から一度行ってみたいと思っていた沖縄へ行ってみよう。
波打ち際を歩いて、星の砂を小瓶に持って帰ろう…。
この辺りでは見られない食べ物や風習やら、建物や気候
どれひとつとっても、私の憧れの土地だ。

そんな 一週間を過ごす事が出来たならって、やっぱり これは夢かな?
しかし 考えてみれば、夢というにはみみっちい夢だ。
もっと大きな夢を持てば良いものを…とは思うが
元来 小心者なのかもしれない。
だけど 私にはそんなとこが丁度良いのかもしれないと思う。

それでもいつかは叶うと思えば頑張れる気がする。
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