あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ワラ立てって地味な仕事で飽き飽き!

2010-10-08 23:08:59 | 日々雑事
朝から風もあり、この分じゃどろんこだった田んぼも乾いただろうか。
昨日はばぁちゃんと孫太郎はお休みの日で、夫は日勤と…久しぶりに自由な一日で
午前中にちょっとお出掛けをして遊んでしまったので
罪滅ぼしと言ったら良いのかどうか…(笑)



先日稲刈りをした田んぼに、畑で使う用のワラがそのままだったので
ワラ立てをしようと…相変わらずにデジカメ持参で行って来た。
空は青く流れ行く雲が、秋の深まりをより一層感じさせる。


見ただけで、ちょっとうんざり…ーー;

田んぼに着くと、ものの見事にワラが…さぁ立ててくれと言わんばかりに
縦二列ほどに横たわっているが、やっぱり田んぼの泥んこ状態は
あんまり変わっていなかったのが、一気にやる気を損なわせる(笑)

でもやらなきゃ、このままではpochiko農園まで運ぶ訳にもいかずに
遠いところから、一つずつワラを抱えて束ねていく。
これがまた単調な仕事で、すぐに飽きが来てしまう。


ワラを集めて束ねて…くるくるっとネジって挟み込む。


はい、これで一個出来あがり♪

時々辺りを見回せば、遠くて稲刈りやカラスが落ち穂を咥える姿など
ぼんやりと見ては、ため息をつきながら…またのろのろと束ね始める。
風があって暑さを感じない分楽なのかもしれないと思いながら
自分を騙し騙し地味な作業を続けていく。


田んぼ近くの線路を英世ロゴの電車が走って行く。

今は便利な物で、トラクターに取り付けた機械で
カットされたワラを集めて結束する機械はあるのだけど
我が家にはなく、やってもらうべ~と夫に言えば
バカ! 田んぼ中のワラを集めるのならまだしも
それっぱかしのワラ…やってもらうほどの事でもないと
何年か前に叱責を受けてたっけ…^^;


トラクターでロールにしてもらえば楽チンなんだけどなぁ~

そういえば昔は田んぼという田んぼには、必ずと言って良いくらいワラ荷があって
上手い具合に丸く上に行くほど少し広がるように積んで
ちゃんとワラで屋根まで作ってたっけ。

そこで遊んだり、上に昇って怒られたり
そういう風景も秋の風物詩だったような気がする。
今の田んぼは稲刈りが終ったら、まっ平らで何にも残っていない。
ちょっと寂しい気がしないでもない。


そんな事を思い出しながら一つ一つと束ねて立てる作業の繰り返し。


おっ、もう少しだぁ~俄然元気が出たりして(笑)

考えてみれば、我が家だって昔は薬用ニンジンを作っていたので
田んぼのワラは全て手作業で集めて束ねて…やってたんだよなぁ~
それを考えたら、たったこれだけのワラだもん出来ないはずはない!と
自分を叱咤激励して地道な作業に専念した。

それでも三分の二ほど立て終ると、何となく元気が出て来る。
もう少しだと休まずに、残り三分の一を一気に立てて終った。
時間にして一時間くらいなのだが、普段使いつけない腰が痛い。
終っちゃえばどうって事ないのだけどね。


ようやくやり終えた…バンザーイ

それでもさすがに疲れたのか、昨晩はパソコンを前に途中でダウン。
気が付けば…一時を回ってテレビだけが、なんだかお笑い番組をやっていたっけ。
トイレに起きて来た夫に、またきどころ寝か…って言われてしまった。



という事で、田んぼにいたアオサギをUP!




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金木犀の花が咲いた。

2010-10-06 23:01:57 | ひとりごと
昨日は思いがけなくも雨の夕方となってしまった。
それも、私にしては珍しい事をしたからか
お休みだった夫は乾燥の出来あがった籾を出荷すべく
籾すり作業に一日を費やし、私は白菜と大根の消毒をした。

そろそろヨトウ虫の黒い幼虫とモンシロチョウの緑の幼虫と
まだ若い柔らかな葉っぱを、次から次へとお腹に収めていく様は
どうにも我慢できなく…が、しかし慣れない事をするものではなく
10リットル作った薬剤を無事散布し終えたかと思ったら雨になってしまい
骨おり損のくたびれ儲け…とはこの事だった。


満開になったシュウメイギク

先日庭のシュウメイギクの写真を撮っていたら気づいた
庭の金木犀のあちこちに淡いオレンジ色の蕾がビッシリと付いて
秋日和の日が多かったせいか…辺り一面に芳しい香り。
ふと思いついて金木犀の香りって、どこかで嗅いだ事があると思ったけど
ついぞ思い出せないままで…分った、マルメロの香りと似ている事に気付いた。


金木犀の蕾…この中に芳しさを閉じ込めてあるのだろうか。


雨に濡れた金木犀、雫にまで香っている様な気がする。

元々我が家の庭にあったのだが、つい数年前まで知らないでいた金木犀の花
あんなに芳しい香りの花なのに、いくら小粒っこな花とは言え気がつかないなんて…。

それも不思議な話で、そもそも花好きのばぁちゃんが
庭のあちこちに好きな花を植えたりしていたが
当時の私は植物とかにあまり関心もなく
庭に何が植わっているのかさえも知らないでいた。


厚ぽったいふっくらとした花が開いて…。

ばぁちゃんが寝たきりになり必然的に庭の草花の世話をするようになって
十何年か経つけど、未だに驚く様な植物が顔を出す時があったり
名前も知らない植物があったりで…まるで我が家の近辺はビックリ箱の様だ。


今どきどこを通っても金木犀の香りが漂っているねぇ。

金木犀があると知らなかったのは…たぶん花を咲かす事がなかったからではないかと
そんなふうに思うのは、ばぁちゃんらしくもなく枝は伸び放題で
あちこちまとめて縛ってあり…花も咲けない状態だったのではないかと思った。
だって…玄関脇にあった藤の花も、キツイ剪定をしてから
ビックリするくらい咲くようになったからだ。


花言葉は謙虚、謙遜、真実、真実の愛、初恋、陶酔

数年前に何かの拍子に少しだけ花をつけて…というか
金木犀のささやきにようやく気付いたって事かもしれず
そのマルメロの香りにも似た優しい金木犀の香りに気付き
その年に剪定をしてもらい、縛ってあった箇所を解き放ち…
それだけで、特に世話らしい世話もしなかったのだけど
それから毎年良い香りの花を咲かせてくれるようになった。

ばぁちゃんの部屋の窓から、いくらも離れていずに
毎年芳しい香りを届けてくれる金木犀の花。
晴れた日には華やかな香りを撒き散らして
雨の日にはしっとりとしめやかな香りを漂わせて
今年もまた咲き始めたようだ。


という事で、いつもと似たような夕方の風景だがUPしてみた。




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カボチャで水羊羹を作ってみたよー♪

2010-10-04 23:02:11 | 食べ物 レシピなど
昨日は暑かったのかどうか、風が強くて微妙な天気だと思ったら
やっぱり今日はあまりヨロシクない空模様で
テレビじゃ相変わらずの地震速報が続いていて…
とうとう雨の一日となってしまった。


明日は孫太郎もお休みで夫もお休みなので
残りの稲刈りを予定していたのだが、この雨じゃ…予定は未定!




先日収穫した坊ちゃんカボチャ。
車庫の片隅でコンテナに入ってお休み中だけど
収穫してから時期が経つと、どうもほくほく感が無くなって
煮物にしてもあまり箸が出なくなってしまった。

実際には調べてみると、ほくほく感を損なわない貯蔵方法はあるようだけど
なんだか面倒くさそうで…まぁ 今さらベショっとカボチャは
ほくほくカボチャに戻るわけもなく!


手のひらサイズの坊ちゃんカボチャ

ところが先日テレビで見た芋ようかんを美味そうだと息子。
後で聞いたら、そんな事言った覚えね~とか、言ったとかの話で
なんだか…相変わらずのバカ親子か(笑)

それで思い立って作ってみたというのにさぁ~っ!

ベショっとカボチャで作ってみたカボチャの水羊羹♪
さっそく坊ちゃまを一個皮を剥き適度な大きさにカッティング!
次は蒸し器で蒸しあがったら…適度な大きさに切ってあるから
蒸しあがりも早いよーーー(^_^)v


蒸して潰して~~♪


シッカリと寒天を煮溶かす。

ボールに移して滑らかにまるまで潰したら砂糖を入れ
あ、最初っからボールじゃなくって鍋を使った方が
洗い物は一個少なく済んだハズなのに~~私のバカバカ!!

まぁ さておき、砂糖は買い置きしておいたカロリーゼロのものを
そこに水!と言いたいところだけど、以前夫がカボチャの煮物を食べて
牛乳と一緒に食べると美味いって言ってた夫の言葉を思い出して
牛乳で伸ばしてみた…牛乳は適量…です^^;


あとは容器に入れて固めるだけ。

鍋に移して寒天5グラム入りのスティックを一本。
パラパラと良く煮溶かしたら容器に入れて冷やすだけの
おサルでも出来る超簡単カボチャの水羊羹。

カボチャを使ったお菓子でも、もっといろいろあるのだけど
どうも最近食欲の秋で、出来れば食べてもカロリー少なめをと
本当はパイのようなものとか、生クリームを使ったり
たっぷりの粉物だったら、もっともっと美味しいんだろうけどね^^;


ちゃんと洗った柿に葉を敷いてみた。

でも、負け惜しみじゃなく、牛乳で伸ばしたから
あっさり感の中にもコクがあって…ヘルシーだし、腹持ちも良いし
想像以上に美味しかった…なんてたって緑黄色野菜だし♪

ちなみにカボチャの効能  ポチっと!!

カボチャはと~~っても体に良い(^o^)b


という事で、先日のミルクっぽい夕暮れをUP!


こういう何気ない夕焼けの風景が好きだったり。


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稲刈り日和♪

2010-10-02 22:46:27 | 日々雑事
今日は朝から秋晴れの、ちょっと暑いくらいの天気に…そよ吹く秋風。
まさに最高の稲刈り日和で、乾燥も良くて燃料費も少なくて済むし
なによりも仕事の進みが一味違うはず。




先日に刈った時は午後から雨の確立50%も日だったけど
思った日に出来ないのが兼業農家のつらいところで
ギリギリまで迷って…やっぱり今日刈るぞ~!と、いつもの事だが。
倒れた所は芽が出やしないかと、夫の焦りも分らないわけではないのだけど。

ちょうどその日は、ばぁちゃんの訪問入浴二回目の日で
しかも夫は夜勤初日にと、あんまり無理しない方が…と思うけど
んじゃ、いつ刈るのだと問われれば、機械操作の夫一存に寄るものだし。

どんよりとまではいかないけど、秋日和って日でもなくて
まぁ 力仕事には良い感じの日ではあるまいかと
幸いにして、ばぁちゃんの入浴タイムは9時から10時まで。
入浴サービスの車が帰った後に水分補給をして
慌てて洗濯物を干して…お掃除はサボった!

その間に夫は機械の入る角を刈って、家事の終わった私とバトンタッチ。


機械の入る四隅を刈るのも大事なお仕事!

それでも時々晴れ間が見えて、籾を運ぶ軽トラックで田んぼへ行くと
まぁまぁ、何と足場の悪そうな…残った角を刈るのに
気をつけないと長靴が抜けなくなるので、稲株に乗っかる様にして刈ったけど
それでも長靴と稲刈り鎌は泥だらけ…^^;


倒れた稲を次々と持ち上げながら刈っていくコンバイン。


酷い雨だったせいか、田んぼの中は泥んこ状態!

稲刈りで二番目に苦手な角刈りは腰と腕が痛くなる。
穂先であちこちチクチクいうし、足をとられるわで何時もの何倍か疲れる。
ようやく刈り終って軽トラックに戻れば、まだ運ぶ籾は積まれていない?
っていうか…倒れた稲に四苦八苦で、シッカリと倒れて根元が濡れてる稲束が
すぐにコンバインに詰まってしまう…機械を止めて詰まりを取って
また動かしてまた詰まる…近年にない状況だった。


あちこちの田んぼでも機械を止め、詰まったワラを引きぬいていたりする光景が見られた。

私と言えば、軽トラックが空のうちは暇で、写真を取ったり
あっちこっちウロウロして…それが功を来たしたのか
遠くから見ると意外と分るって事もあるんだよね(^o^)b

夫~~!コンバインの別の部分にワラが詰まって垂れ下がってるよ~と
さっそく二人で詰まったワラを排除してて、さぁ 始動開始!!
時間を見てばぁちゃんタイムに家へもどったり、ついでに水分補給にと
自販機からジュースを買ったりしてるうちに軽トラックに籾袋がたまり始めた。



何が嫌かって、稲刈りで籾袋運び…これが一番嫌で
寄る年波には勝てないもので、なんだか年々重さが辛くなって
ちょっとため息だなぁ~と思った稲刈り初日。



今日は私が手伝わなかったからスムーズに事が運んだのかな^^;


一転して、今日の稲刈りは田んぼの状態の良いところで
専門の籾運び屋様(土曜日お休みの息子の事)がいるし
稲刈りもスムーズに出来てる様で、今日は来てる孫太郎とのんびりと
一緒にお昼寝したり…なんだか稲刈り真っ最中なのにバチが当たりそうな
でも正直孫太郎のおかげで楽できちゃった今日のワタシ。
残すところ大物田んぼ一枚…まだまだ稲刈り&籾すり出荷と作業は続く。

遠くに機械の音と懐かしい様な籾殻を焼いた様な匂いと…つくづくと秋だなぁ~実感!!



という事で農道に生えていたゲンノショウコの花をUP♪


花言葉:心の強さ…。


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