今回、順位発表時、受賞者のスピーチがあったが、なかなか皆立派なコメント内容であった。言葉は悪いが二十歳になるかならないかの若造(小娘)が、あれだけ立派で感動的なスピーチができるのはたいしたものである。自分があの年代の頃には、人前であんな立派なスピーチなどできなかったろう。そういう意味では若いながらも自分のmotivationはしっかりとしているので立派である。ところであの一見華やかそうな集団の中で這い上がろうとしてドロドロとした戦いが起こっているであろうことを想像させるスピーチがあった。昨年4位から今回5位におちた福岡出身の最年長の子である。上京してオーディションにおちたがAKBのカフェで働いているところを抜擢された所謂「1.5期生」のたたき上げの子である。なんだ批判的なわりには随分知っているじゃないかといわれると汗顔の至りである。でも彼女のスピーチは壮絶であった。