6月10日に大阪の心斎橋で、出所後の男が通行人2人を包丁で殺害するという事件を起こした。もちろん凶行に至った汲むべき理由などはないが、出所して仕事もないし住むところもないので人生を悲観し死のうと思って大阪まで来て、そして包丁を買ったとのこと。確かに今の不景気の世の中で就職口をさがすのは大変なことである。だからといって見ず知らずの人を道連れにすることにおける理由は何もない。亡くなった方もさぞ無念であろう。確かに現在日本の経済情勢は最悪である。結局、事業仕分けで埋蔵金が出てくると思いきやほとんど効果が上がらず、ダム工事中止したとしても工事続行よりも金が掛かりそうで、そこに大震災やら原発事故やらでより一層の財源が必要になってきている。現在の日本はやはり財源がないので、結局は消費税アップという話になり、ますます日本の企業力は低下して新規雇用も難しい。確かに仕事口がなくて途方にくれるという気持ちも分からないではない。しかし・・・。