津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

関ヶ原前夜―西軍大名たちの戦い

2010-08-16 12:33:20 | 書籍・読書
関ヶ原前夜―西軍大名たちの戦い (NHKブックス)
光成 準治
日本放送出版協会

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細川小倉藩・御用覚書之帳--元和九年六月(4)

2010-08-16 10:15:16 | 歴史
     ■六月十一日 晴天 当番小篠次太夫

   五つ岡田茂兵衛、五つ風計五兵衛ニ渡候事
一、ちんこ(沈香カ)、十のほせ候事

   手嶋茂太夫ニ渡ス事
一、しない十七本、内 五つ、つは(鍔)有之、御鑓木刀六本、内壱つ・御薙刀 壱つ・かきやり

   箱、三つ岡田茂兵衛、三つ風計五兵衛、壱つ手島茂太夫ニ渡候事
一、御能道具、箱七つのほせ候事

   金子喜左衛門先例可被存候間、先例の■く可被申付と、書状遣事
一、江口喜左衛門・林六左衛門・渡辺孫右衛門船二、御米つミのほり候ニ付、大坂川入ノ時、上荷
   船うんちんノ儀、理申候事

   藪小吉(政直)・井戸圓(亀)右衛門組へ、御茶参候、おくノ御番桜井又兵衛・こうり・ゑさん(恵山)へお茶遣候事
一、吉田より、被下候御茶、何も今日口切、たへ候事

一、河村弥右衛門尉下着■仕候

一、民ア殿(小笠原長之)中津より、夜前御戻り候事

一、吉田より拝領ノ御壷ノ口切り、御城ニ相詰候者共、無残御茶給申候、御番衆ニも御茶遣候事


     ■六月十二日 晴天暁ニ雨ふり候 当番浅山清右衛門尉

   御船頭衆岡田茂兵衛・風計五兵衛・手嶋茂太夫、此三そうニつミのほせ候事
一、さうめん(素麺)ノ事、杉ノ箱ニ入、箱数拾也

   右同
一、あたらしきかき帋拾枚うけ取、右ノそうめん箱つゝミ候て、のほせ候事

   御拝領之御茶参候事
一、御ひ■ろま御番衆、清左衛門殿(坂崎成政)・(後藤)又一郎組(ママ)

   
一、おくノ御番衆、藤崎言斎

   雨ふり出船不成事、東風つよく、旁出船なく候事、十三日之朝
一、御供替拾一人出船候事、          出船候事

一、式ア殿・民ア殿・又右(小谷又右衛門)・(矢野)利斎へ拝領ノ御茶進候事

一、中津より、不和(破)忠左衛門下人之事、申来候事


    ■六月十三日 晴天 当番仁保太兵衛

   拝領之御茶参候事
一、御ひろま御番衆、小宮内殿(小笠原長良)・小谷又右組、又、おくノ御番、福万(吉山福満)・酒斎

一、小御上様御煩ニ付、御薬師見斎御上せ候ニ、御加子入と候て、四十人、又、御浦加子六人御
   やとい候て遣候へ共、不入由候て、今晩御もとし候、御加子之内三十五人もとり、五人ハ上方
   へ御のほせ候由候、浦加子六人ハ在所々へもとり申候由候事
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今日の熊本日日新聞から

2010-08-16 08:16:51 | 書籍・読書
 著者は八代市立博物館「未来の森ミュージアム」の学芸員・島津亮二氏である。今日の熊本日日新聞が詳しく紹介している。
ちょっと値段が高いのが難点だが・・・


小西行長―「抹殺」されたキリシタン大名の実像 (史料で読む戦国史)
鳥津 亮二
八木書店

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閑話休題「よみがえり」

2010-08-16 08:13:21 | 徒然
 「雑式叢書」に次のような「達」が記載されている。

    【一九七】
      一、病死之者二日二夜之内ニハ、よみかえり候儀稀二有之事候、
         既二此度合志郡久米村之者、五十四歳之男大病相煩候處、
         先月晦日之暁、致病死、翌朔日之夜葬儀候節ニ至よみかえ
         り、追々服薬等二て彌蘇生二相成候、然處、當時下方之風
         俗二て病死之者、早速不取置候得は、其家ハ不及申脇々よ
         りも不埒之様ニ相唱候處より、しきりに差急候儀、其心得
         違之事候條、以来取置不差急、時刻を考、葬候様可示置段、
         「在中并寺社支配えも達」
         五ヶ所町え及達候事
            右天明二年九月日帳


      大変興味深い「達」ではある。
        
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