津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

天なし地なし・・人もなし

2010-08-04 13:36:36 | 徒然
  夏景色・駄作六句

      大阿蘇を袈裟切りに稲妻走りけり

      走り雨水面をよぎり田植えかな
   
      鎮守の木立終の住処や蝉時雨

      うなじさやか浴衣姿や把ね髪

      胸付雁木登りて珈琲店の夏暖簾

      瑠璃盃に冷酒を一人留守居かな

   

      
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隠居後の齊茲公・・(二)

2010-08-04 09:59:23 | 歴史
【八〇九】
                   口上書
一、少将様今度京都御滞留之儀ニ付、御供御用人并京都御留守居手元ニて届兼、於江戸御老中様
   御尋之趣有之、右ニ付御留守居を以江戸被仰付越候御儀有之、依之少将様えは伏見え被遊御
   滞留程ニ寄御差扣之儀、御伺被遊筈候、太守様ニも御模様次第御差扣之儀御伺被遊筈候、右ニ
   付御内證は諸事御慎被遊候條、其旨を以相心得可申候、此段觸支配方えも可被達候、以上
      子九月廿三日                   奉行所

                   口上書
一、少将様今度京都御滞留之儀ニ付、御老中様より御尋之趣有之候段ハ、此間及達置候通候、然
   處先月廿五日土井大炊頭様御勝手ニ御留守居御呼出、猶又御尋之筋有之、中川唯之允差下奉
   言上候、依之右御答為被仰上、今日磯谷新左衛門被差立程ニ寄御扣被遊御伺筈候、右ニ付て
   ハ諸事今迄之通可被相心得候、且又少将様えは去ル四日伏見被遊御發駕、此御許え被遊御下
   筈候、此段觸支配方えも可被達候、以上
      文化十三年子十月十二日           奉行所

【八一六】
一、少将様え年當并五節句之御禮
   太守様御禮被遊御受候跡ニて、御備頭御留守居大頭ハ御用人え謁、着座以下ハ御小姓頭え謁有
   之筈候、此段可及達由、御小姓頭より申来候條左様御心得、觸支配方有之面々可被相達候、以上
         十一月廿一日                     御奉行中
一、少将様御出之節、人拂不被仰付候ニ付、御通之節御行列参懸候ても避候ニ不及、御目見以上之面
   々は、平伏二罷在、其以下末々たり共下ニ居可申候、且又門前御通之節御目見不及段、文化九年
   被仰出置候得共、久々二て被遊御下國候事二付罷出候儀も不苦、勝手次第可相心得旨、尤屋敷
   /\行規手桶差出候ニ不及、醫師・穩婆ハ急病用之節御行列之脇通候ても、不被遊御構旨被仰出
   候事 右之通一統可及達旨、御用番被申聞候條、以下例文
         十二月廿九日                     御奉行中

【八二二】
一、少将様御用向入念可申、萬事麁略無之様可相心得旨先年被仰付置候通、彌以其御旨相守、御留
   守中別て心を用、重畳入念相勤候様可申聞旨被仰出候條、奉得其意、觸支配方えも可被申聞候事
         (文化十四年)四月廿日
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