■六月廿八日 晴天
一、当町へ明俵納候所、同奉行之儀、さしかミ遣事
一、呼野へ遣、唐なまり廿斤ノ切手之事
一、大坂へ御普請ニ被参候御侍衆、九人今朝下着候事
一、同鉄炮衆も下着候事、弐百六十人下り申候
一、谷忠兵衛・明石源左衛門下着候事
江戸ヲ、去十八日ニ出船之由也
一、江戸へ之御掃除坊主之儀、御郡奉行衆へ被相尋候へと、申渡候事
廿九日
■六月晦日 曇 巳ノ時ニ村雨仕ル
一、御なへ様御矢倉、つき上ケのすだれやふれ候由候間、可申付事
(細川興秋女)
一、御花畠ノ桃取候て、慶休持参候を、御上様・御なへ様・御かね様へ上ケ申事
(忠利室千代姫) (細川幸隆女・兼)
一、御さゑん(菜園)畠ノ瓜廿、平二郎持参候を、御上様へ上ケ申候事
■六月晦日
(米田與右衛門・是門 息・貞之)
一、慶甫町屋売候へと、米與右殿より、左兵衛殿を以、御返事候間、則、家をうり候て、のき候
へと、慶甫へ申渡候事
(時ノ太鼓打)
一、出作ノ■■触状したゝめ、かた書取置也、御郡奉行へ、御城ニて申渡候ての上、如此也
一、永荒・新地開之儀ニ付、ふれ状ノ儀、右同時ニ、御城ニて申渡、判形取置候也
一、当町へ明俵納候所、同奉行之儀、さしかミ遣事
一、呼野へ遣、唐なまり廿斤ノ切手之事
一、大坂へ御普請ニ被参候御侍衆、九人今朝下着候事
一、同鉄炮衆も下着候事、弐百六十人下り申候
一、谷忠兵衛・明石源左衛門下着候事
江戸ヲ、去十八日ニ出船之由也
一、江戸へ之御掃除坊主之儀、御郡奉行衆へ被相尋候へと、申渡候事
廿九日
■六月晦日 曇 巳ノ時ニ村雨仕ル
一、御なへ様御矢倉、つき上ケのすだれやふれ候由候間、可申付事
(細川興秋女)
一、御花畠ノ桃取候て、慶休持参候を、御上様・御なへ様・御かね様へ上ケ申事
(忠利室千代姫) (細川幸隆女・兼)
一、御さゑん(菜園)畠ノ瓜廿、平二郎持参候を、御上様へ上ケ申候事
■六月晦日
(米田與右衛門・是門 息・貞之)
一、慶甫町屋売候へと、米與右殿より、左兵衛殿を以、御返事候間、則、家をうり候て、のき候
へと、慶甫へ申渡候事
(時ノ太鼓打)
一、出作ノ■■触状したゝめ、かた書取置也、御郡奉行へ、御城ニて申渡候ての上、如此也
一、永荒・新地開之儀ニ付、ふれ状ノ儀、右同時ニ、御城ニて申渡、判形取置候也