津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

細川小倉藩・御用覚書之帳--元和九年六月(了)

2010-08-21 06:50:35 | 歴史
    ■六月廿八日 晴天

一、当町へ明俵納候所、同奉行之儀、さしかミ遣事

一、呼野へ遣、唐なまり廿斤ノ切手之事

一、大坂へ御普請ニ被参候御侍衆、九人今朝下着候事

一、同鉄炮衆も下着候事、弐百六十人下り申候

一、谷忠兵衛・明石源左衛門下着候事
    江戸ヲ、去十八日ニ出船之由也

一、江戸へ之御掃除坊主之儀、御郡奉行衆へ被相尋候へと、申渡候事


        廿九日
    ■六月晦日 曇 巳ノ時ニ村雨仕ル

一、御なへ様御矢倉、つき上ケのすだれやふれ候由候間、可申付事
  (細川興秋女)

一、御花畠ノ桃取候て、慶休持参候を、御上様・御なへ様・御かね様へ上ケ申事
                       (忠利室千代姫)    (細川幸隆女・兼)

一、御さゑん(菜園)畠ノ瓜廿、平二郎持参候を、御上様へ上ケ申候事


    ■六月晦日
              (米田與右衛門・是門  息・貞之)
一、慶甫町屋売候へと、米與右殿より、左兵衛殿を以、御返事候間、則、家をうり候て、のき候
  へと、慶甫へ申渡候事
     (時ノ太鼓打)

一、出作ノ■■触状したゝめ、かた書取置也、御郡奉行へ、御城ニて申渡候ての上、如此也

一、永荒・新地開之儀ニ付、ふれ状ノ儀、右同時ニ、御城ニて申渡、判形取置候也
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