この間まで暑い/\といっていたが、朝夕冷え込んでくるとなにか暖かいものが欲しくなってくる。
風呂吹き大根とか、おでんの大根とかいいよな~などと考えながら、季語を調べてみたりする。
「風呂吹き」はどうやら冬の季語で、今の時期 「秋の句です~」などとやると赤恥をかくことになる。
いろいろぐぐっていたら、松山の円光寺に子規の 風呂吹きを 喰いに浮世へ 百年目 という句碑があることを知った。
http://www.aikyotie.com/tie/data/kyouzaidb/ba/01/epa4002007020202009116/epa4002007020202009116.htm
どうやらこのお寺では、風呂吹きを振舞うことが行われているらしく、こんな案内が為されていた。
http://info-matsuyama.lg.jp/news/pdf/furofuki.pdf
驚いたことにこのお寺は、郡宗保(主馬良列)の嫡子・信隆が父の菩提を弔うために開いたお寺であるという。
忠興公側室・松の丸殿(古保・・松井興長室の生母)が郡宗保の娘である。松の丸殿はご存知であったろうか・・・・・
明治29年中興の祖・明月上人の百回忌にあたって、子規が作った句が上記の句である。
子規は風呂吹きが好きであったのだろうか・・・幾つかの句が見受けられる。
http://www.webmtabi.jp/201001/shiki_kigo/wi_p_furofuki.html
ちなみに風呂吹き大根の語源はこちらからどうぞ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%91%82%E5%90%B9%E3%81%8D%E5%A4%A7%E6%A0%B9
また、円光寺は松山市発祥の地なんだそうで、これは下記のブログで知った。
http://misasiblog.blogspot.jp/2011/11/blog-post_10.html