私がお世話になっているこのgooブログは、最近サービスで goo[ブログ]shinshindoh さんの1年前の記事 なるものを毎日メールで知らせてくれる。
キャリア8年を過ぎたから評価をしていただいてのことだろうか。(これまでの記事は3、994件となった)
これがなかなか面白いのである。よくぞこんなものを書いたとか、あら間違っているよとか様々である。気がつけば修正をさせていただくことに成るが、そこは逃げるのはいやだから、朱書きで訂正その旨の言い訳を書くことになる。それにしても進歩がないことはなはだしい。これで良くぞ皆様に図々しくご披露するのだから、厚顔無恥も極まれりというところである。多謝、多謝。
一年余り前知人と話している内に、「我が家のあった場所が判らん」とのたまう。熊本市史・地図編をみると、たくさんの江戸判・住宅地図が掲載されているのだが、これらの膨大なものの中から見つけ出すのは、よほどの根気と幸運に恵まれないと不可能に近い。
数日まえ暇つぶしに眺めていたら偶然その知人の家を発見、メールで連絡すると、「今度の休みに現地を見てくる」と大喜びである。
今日当たり出かけているのかもしれない。
何軒かのお宅は、お住まいの位置を侍帳に書き込んでいるが3・40軒にも満たないであろう。
何か良い工夫はないかと考えた結果、掲載されているページにあるお宅が検索できれば簡単に見つけ出せると思い至った。
当然 熊本市史・地図編がベースになるのだが、対象が膨大である。割と時代が新しい、熊本所分絵図だと13ページほどだから何とかなるかなーなどと、考えている。ご自分のお宅の名前を打ち込んでいただくと、掲載ページが判るという次第である。後は図書館でご覧いただかなければならないが・・・・・
また、余計なことを考えてしまった。急々とは参らぬがいっちょうやってみるかと思っている。(ご苦労なこったい・・・)
今晩あたり、その知人がメールをくれるかもしれない。
熊本城は別名銀杏城ともいう。加藤清正が籠城時に食料にと植えたと伝えられる。熊本県庁には肥後54万石にちなみ、プロムナードに54本のイチョウの木が植えられていて、紅葉の時期ここはライトアップされコンサートが行われたりする。
http://www.youtube.com/watch?v=WZgOlaf6EC8
一時期街路樹にも多く用いられていたが、ぬれ落ち葉の始末に困ることや、転倒する人が出るなどして随分切り倒された。それでも白川公園の前などには大きなイチョウの木が残されている。
前置きが長くなったが、昨日外出中の妻が電話をしてきて「銀杏はいるか」という。どうやら友人のお宅の近くで落ちている銀杏を発見したらしい。
帰ってくるなり「ハイお土産」と声が高い。見るとスーパーのビニール袋に結構入っている。あの独特のどうしようもない匂いも一緒である。
そのまま足で踏みつけたり、手でもんだりしての実(種)と皮を分離させる作業は私の仕事と相成った。約3~40分格闘して実を取り出したところで妻にバトンタッチ、水洗いをして一件落着と相成った。100粒ほどはあるのではないだろうか。さっそく焼いて試食する。はじけた殻から深緑のつややかな肌が見える。塩をふっていただくとなんともほろ苦い味が口中に広がる。酒がほしくなるな~等と、しばし銀杏論議と相成った。