なんとなく我が家の本棚を眺めていたら、冲方丁(うぶかたとう)の「天地明察」が目に入った。いろんな賞をうけ、又映画化されるなど話題の本だが、難しい題材をよくぞこんなに面白く書けるものだと思ったものだ。
http://www.tenchi-meisatsu.jp/index.html
先にもご紹介したが、永青文庫では秋季展「細川家に残る江戸の天文学」で、渋川春海の「天球儀」「瓊矛拾遺」などを展示している。何でこのようなものが細川家に残されたのか?細川家の奥の深さを思い知らされる。
http://www.eiseibunko.com/
渋川春海の碁の好敵手であった本因坊道策もまた細川家とはゆかりの深い家である。
本姓を山崎とするが、道策の生母が細川綱利の乳母である。その縁で長兄・山崎七右衛門の子・五郎太夫が細川家に召し出された。(400石)
先祖附を詳しく拝見していないが、七右衛門も扶持を拝領していたのではないかと思われる。最後の当主が定平である。
綱利も道策に手ほどきを受けたことかと思われるが、道策の碁の師匠は生母(綱利乳母)だとされるからこちらからかもしれない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9B%A0%E5%9D%8A%E9%81%93%E7%AD%96
この映画は観ていないが、主演の岡田某が再来年の大河ドラマで黒田官兵衛を演じるらしい。
ジャニーズ系のイケメンである岡田と官兵衛は似ても似つかないが、どういうドラマになるのかちょっと気にしている。
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/134013.html