津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

「より」という文字

2012-10-27 10:08:49 | 徒然

「ゟ」という文字の表記が出来るということを最近知った。ひらがなの「よ」+「り」の合字だとずっと理解していたら、ある先生からは「与」+「利」の合字だとお教えいただいた。
それはさておきこの「ゟ」という文字を「単語/用例の登録」が出来ずに苦労している。

ここに表記できたのは「より - Wikipedia 」から copy and paste したものである。
一番手っ取り早く表記するためにはどうしたらよいものかと70爺は大いに悩み、「いっときの恥を忍んで」皆様のお知恵を拝借したいと思っている。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記:2012・10・28
          一太郎2012承をインストールしないと解決しないようですね~。皆様有難う御座いました。     津々堂ゟ

追記:2012・11・02
          Microsoft IME の最新版をインストールしました・・・・これで一件落着でしょうか?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

史料を読む「御大工棟梁・善藏より聞覺控」 その(一)

2012-10-27 09:20:08 | 史料

 この史料の存在は誠に微妙である。詳細は知らないがどうやら原本の上に紙をのせて、鉛筆でなぞったという感じのものである。
故にこの史料の価値については研究者の間では、いろいろ言われているところであるが、しかしながら清正時代の貴重な史料として、論考などにも多々引用されているという特異な存在の史料である。この善藏は熊本城の作事その他に関わった棟梁であろうと考えられている。
この文章はまた、熊本弁によるしゃべり言葉で書かれているのも興味深い。又当時の人でしか知りえない種々の書き込みがあり、一級史料としての取り扱いはとても出来ないものの、加藤時代のことを知る上ではなくてはならない史料である。難解な熊本弁による文章を数回に分けてご紹介しようと思う。

 

                    五丁目からだい村までのあひたの
                    石ともは御先々代さまのときにおし
                    たてになりました
                    このしおきわたいのしごとではなかつ
                    たい まづ水を東ニ西にひきわけ
                    つだんけんぎょうさんのこつでみ
                    いましたたい
                    くいはなんつんうつたことやらしごと
                    は石くどんもいのちかけへでありまし
                    たがおどんたちもつらかつたば
                    な 西の川の方のそこにまついた
                    をうづめたときにやいうにいわれん
                    きつかつたこつは今もわすれん
                    たい 

                    甲佐のうのせとはゝくす村の
                    まぶに山がのまぶをおしきの時と
                    ここんしごともほねみのこたえた
                    石くどんと日ようとりたちはおどん
                    たちよりかまあだとてもとても
                    きつかつたたい
                    みづこしもかめの甲のしごとも
                    はじめのときにや川ンそこにし
                    だをしきつめてその上からくすい
                    たなりまついたをしきつめた
                    ばい
                    このやりかたはどこんでんはねをつく
                    つくんたはつた時もこのやりかたで
                    石のあなのほげにくい時はづいき
                    をおつかいになつたげな そのやりか
                    たはみたこつはなかつた 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする