津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■おんなふたり 奥の細道 迷い道

2018-09-28 21:17:03 | 俳句

 

  吉行和子・冨士眞奈美 おんなふたり 奥の細道 迷い道 (単行本)

 
         集英社インターナショナル


  秋の夜長の読書に、名コンビのお二人の俳句三昧を愉しみたいと思い購入の手続きをしました。

 

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■台風24号の行方は如何に・・

2018-09-28 15:30:00 | 熊本

 明日・明後日と奥方が楽しみにしているイベントが台風の影響を受けそうだ。
29日は熊本市主催の「江津湖花火大会」だが、こちらはついさっき取りやめの発表があった。雨天順延もないらしい。
30日は自衛隊・西部方面総監部でとりおこなわれる「 西部方面隊創隊63周年記念行事」である。
数日前から会場の設営が行われ、数百メートルに及ぶ車道・歩道の分離帯の植え込みの雑草の刈込も終了している。
ここを観閲行進が行われ、又その他音楽行事など多くの人たちが記念行事を楽しみに集まられることだろうが、30日は台風の真っただ中かもしれない。
下手をすると、隊員の方々は、被害地救援で派遣などという事にもなりかねない。なんとも気がもめる所である。

今朝も式典の時間に合わせて、ヘリコプターの編隊やP3Cが飛来、またF15戦闘機などが過去数回上空を飛んでいる。

私の毎日の散歩コースは、西部方面総監部+健軍駐屯地+防衛施設局の四周をまわることなのだが、何とか雨も風も御手やわらにと願うばかりである。


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■度支彙凾 文化より文政迄 節儉號令・十三 (3)

2018-09-28 06:58:57 | 史料

 九四
 御勝手向御危難付ては於御前被仰渡、一統ニも及達候通
 ニ候處、御家中も至貧之面々不少、内一ヶ年とハ乍申御
 扶持方計ニ被仰付候付ては、嘸難澁ニ可有之候間、此砌
 至て御繰合六ヶ敷折柄乍ラ御本方拝借は被捨下、小物成
 方・櫨方等之御間は別段御備ニも關り輙難被弛候得共、
 此節別段を以手取米ニ係り候類ハ五ヶ年中疊置被申付、
 手取外之物を差出拝借ニ相成候類ハ、右年限中は利分迄
 御取立被仰付候、依之御家中相對借物之儀も右ニ准、一
 切疊置被仰付筈候處、銀主之内ニは為繰廻、諸御間銀之
 内致拝領居候者も有之、是又俸禄之内引當ニ致拝借候類
 は右年限中疊置被仰付候條、御家中取引之相對借物も右
 ニ准、手取御扶持方引當ニ貸置候類ハ五ヶ年中疊置、其
 餘之物引當ニ貸置候類ハ利分迄取引仕候様被仰付候、尤
 銀主/\ハ利潤を以世を渡候事ニ付、右之通ニては難澁
 ニも可有之候得共、此節御家中も御扶持方計ニ被仰付候
 程之事ニ付、豪富之輩は右ニ准寸志調達をも可被仰付候
 得共、御家中艱難を少ニても御救被下度趣を以、寸志調
 達を被差免、別段之通疊置被仰付候條、御奉公と相心得
 いか様とそ押移候様、尤來年以後は御家中も小手取被仰
 付、漸を以増方被仰付筈ニ付、輕利之取引等は出來いた
 し候面々も可有之候得とも、先は五ヶ年中は全ク疊置候
 と相心得可申、五ヶ年後ニ至り候ハヽ返辨之儀相應之筋
 を付候様、精々一統へも及達候間、銘々返辨方之儀申談
 可有之候、萬一五ヶ年後ニ至返濟之儀ニ付申分等有之候
 ハヽ、時宜ニ應し御裁許被仰付、永ク銀主之損失不相成
 様可被仰付候、尤讀禮以下之輩へ貸置候類ハ、此節捨方
 いたし遣候ハヽ、民力強之寸志ニ准相續之節ニ至筋付被
 下筈候條、其段可被達候以上
   七月

 九五
 今度御勝手向之儀被仰付候付ては、御家中音曲・鳴物・
 野行・舟行、或は祭禮・見せ物抔之類遠慮可有之様ハ無
 之候得共、若氣取違抔之輩有之間敷ものニても無之候間、
 疑惑も有之人ニは不苦候段寄々知せ置候筈候、尤質素は
 勿論之事候
   八月朔日

 九六
 御勝手向御危難ニ付今度於御前拝聞被仰付候御書附之趣
 付ては、拙者共よりも及達置候通ニ付、左之通
一御側金之儀は、近十年八百両之高ニ御極被為置候を、追
 々御省減被仰付置候へ共、猶又此節各別之御旨ニ依て、
 當十月より來九月迄一ヶ年分は三百五拾両之高ニ相減差
 上候様被仰付候
   齊茲室       齊茲弟     齊茲弟    重賢側室此井(治年生母)
上々様御分料、雅樂之助殿・哲之允殿・清心院殿御合力
 米金等惣て貮歩通被減旨被仰出候
  齊茲
  少将様御分料は御別段ニ付、是迄之通御極被為置候、
 治年女・久我前大納言通明簾中
  就君様御分料は下地御不足ニ付、追々被増進候様申出
  二も相成居、殊ニ遠境被隔候て之御住居ニ被為相候得
  は、旁以只今迄之通御極被為置候、且又御前様御分料
  之儀も下地被減置候得共、猶追て被仰出之趣可有之候
一江戸・大坂御用達共御知行御扶持方ハ都て半高減被仰付
 候、尤品ニより先祖之譯等ニ依て斟酌被仰付候分も有之
 候間、追て小前之しらへを以可被達候
  但、右同御用達共御借物永上御賞米月々渡り候、當一
  ヶ年三ヶ一減被仰付候
一諸向御出方筋一ヶ年は一切疊置程ニ被仰付、何分難被閣
 稜々は實事之上ニて、精々遂評決御出方被仰付筈ニ候
一諸役間之儀御用之程合ニ應、當一ヶ年成丈ヶ出勤を差省
 半方又は其内場ニも罷出、宅受持ニ〆御用辨方可被申談
 候、尤局々役頭/\丈夫之見込無之候てハ御用之差支ニ
 も可相成哉、左候てハ難相濟事ニ付、於局々精々及考議
 ヶ様/\之御仕法ニ相成候ハヽ出局何程と宅受持ニて相
 濟可申との儀、一局限書付を以早々相達候様
 右之通被仰付候條奉得其意、附属之局々えも可被相達候、
 已上
   八月

 九七
  覺
 御勝手向御危難付ては今度被仰付候通ニ付、手取米御役
 料米等之外諸渡方都て減方被仰付、則稜々別紙書付之通
 ニ候、尤右之外不相分稜も有之候ハヽ、直ニ御勘定方承
 届有之候様可及達旨候條、左様御心得、觸支配方有之面
 々えは可被相達候、以上
   八月十四日       御勘定方御奉行中

 九八
一御知行取一統當夏被下渡候大豆代米は、此節御扶持方渡
 之内御取立は不被仰付、渡切被仰付候
一御知行取・御切米取人別上納は、當一ヶ年は御取立不被
 仰付候
一飼料大豆代米幷地子米は、此節増分御扶持方之内、當十
 月後渡方之内より御取立被仰付、残分月々割合被渡下筈
一御知行取旅詰御足米之内、望前之御扶持方引殘分ハ、十
 月幷翌春両度半分宛仕登被仰付筈
一旅詰往來拝領米金銀幷詰中御心附衣類代、御賄銀幷遣銀
 詰越料渡、今迄御渡之三ヶ一減
一右同造作扶持渡右同三ヶ一減
一右同御醫師渡御薬種料・御鍼料之外、並薬種料・並鍼料
 渡右同三ヶ壹減、御中小姓・御醫師上々様御供付ても御
 心附は不被渡下候
一御知行取出在扶持・御切米取右同造用可扶持渡、幷當分
 役御心附米銭友右同三ヶ一減
一御知行取在宅引出、且御役付ニて所々引出引越造用、所
 々浦御番・八代・佐敷詰右同造用年賦等幷井堀造用とも
 ニ右同三ヶ一減
一御知行取・御切米取家建料、幷役付て家居建継造用、屋
 敷替合造用等都て不被渡下候
一於江戸・京・大坂飼料大豆渡今迄之半分減
一御扶持方迄被下置候面々役付・無役・在番之無差別、四
 人扶持より六人扶持迄五歩一上ヶ、七人扶持より九人扶
 持迄四歩半割一上ヶ、拾人扶持より拾四人扶持迄四歩一
 上ヶ様、五人扶持以上三割半減
  但、三人扶持以下無減方被渡下候
一御切米取此節少手取被仰付候間、御切米割合渡今迄之通
 ニ不被渡下、左之通
 一重場前渡拾石高五斗宛 一暮渡重場前渡引殘四割三宛      重場→重陽ヵ
 一來亥端午七夕渡 暮渡引殘貮ッ割一宛
 右之通四節貮被渡下候
一於江戸御切米取以下御切米之内究願渡、足輕以下節之願
 右之通被下渡筈候
   八月

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