世の中はお盆休みという事もあり、こちらも人様並みにゆっくりしようと思っていたが、17日の史談会資料の準備が思いがけず難航してそれどころではない。
どうしても取り上げたい某家史料があるのだが、この読み下しに悪戦苦闘している。
「くずし字解読辞典」や「くずし字用例辞典」、東京大学史料編纂所の『電子くずし字字典データベース』『木簡画像データベース・木簡字典』などにお世話になり、さらには人文学オープンデータ共同利用センターの「日本古典籍くずし字データセット」等迄駆使している始末である。
それでも浅学菲才の身には如何ともしがたく、いささか自分に腹立たしくも思える。
今日はその文書の持ち主S氏が、熊本市の歴史文書資料室主催で月一回催されている古文書相談にこれを持ち込まれて、専門家の指導を受けられることになった。
六通のうちの最難関文書であったので、これは大いに助かり結果を大いに期待している処である。
史談会の開催については、熊本日日新聞にも取り上げていただいており、今更の変更などできない話である。今日も含めて4日、何とか決着をつけようと必死である。
もっとも、連日の猛暑であり、巨大台風の影響も避けられそうにないから、外出などは頭の片隅にも浮かばない。
クーラーを効かせて水を飲み/\頑張ることに致しましょう。