津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■元和九年・十一月「宇佐郡中村蔵納給知庄屋等申状案」

2019-08-05 18:03:35 | 細川小倉藩

                                  
13宇佐郡中村蔵納給知  
|     

  庄屋等申状案     |     申上覚                 
             | 一、高弐百九拾石弐斗六升三合                 中村
             |       内
             |    百六拾四石四斗四升三合       御蔵納、村山伝内殿上地     
             |    百拾八石三斗三升              神足半七殿分
             |    七石五斗五升七合              伊藤少九郎殿分
   竿つまり      |   右両村之儀、御けん地御竿つまり申、めいわく仕候、其上、田畠共ニ、上中下のはまり、殊外ちか
             |   い申、中や下の所も、上々・上なとニ付申、めいわく仕候、殊ニ、御帳ニ壱反と付申処ニ、七畝、
             |   八畝御座候ニ付、三ケ一被下候分を、下地ニ而畝の不足御座候ヘハ、作とくの分は、少も無御座候
             |   而、めいわく仕候、其故、百性走り申、相残ル百姓として、右之高ニ懸り諸役等まて仕候故、百性
             |   かしけ申候条、御竿、上中下之はまり、御なをし被下候へかしと奉存候、以上
             |     元和九年十一月十九日          御蔵納中村御庄や  五郎右衛門
             |                              同百性長二郎
             |                         神足半七殿殿   助左衛門
             |    御奉行様                      同百性藤左衛門
             |

   惣奉行等用状案   | 一、竿之違は、重而之検地を相待可申候事
             | 一、御郡役之儀、高百石ニ付、拾石宛、免被遣候事
             |
             |       以上
             |     元和九年十一月廿七日         西郡刑ア少輔
             |                        浅山清右衛門
             |         上田忠左衛門殿        仁保太兵衛
             |         釘本半左衛門殿        横山助進
             |
                                                                      

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■夏の風物詩「吊りしのぶ」

2019-08-05 12:51:53 | 徒然

 夏の風物詩に「吊りしのぶ」がある。

                      「吊りしのぶ」の画像検索結果
 水草を芯にして「しのぶ草」を巻き付けて球形にしたものが一般的だが、風鈴を下げたりいろんなアレンジもあって楽しむ方も多い。
最近は「苔」がブームらしく、苔をまいたものもよく見られる。
この植物は、真夏の暑い時期に新芽が出てくる。一番勢いがある時期である。
実は我が家には30年以上たつ「しのぶ草」がある。30年以上というのは義父が亡くなって30年たつのだが、それ以前義父が山採りしたものをもらったのだ。
それが根を絡ませ合って、50㎝以上の球形に育って、今では重くて吊り下げることが出来ず鉢の中に納まって上半身だけをのぞかせている。

シダ科の植物で、半月前位から「わらび状」の新芽が出始めて、今では美しい葉っぱになり広がっている。
鉢の底のわずかな隙間からも下方に新芽が顔をのぞかせている。
以前には、小分けにして「吊りしのぶ」にして、友人たちに贈ろうかと思ったりしたこともあるが、声をかけてもあまり興味を持ってくれず、そのまま巨大化している。
今年くらいは、絡まった根をほぐしてすっきりさせたいと思っているが、ほぐすととんでもない量になってびっくりさせられる。
何時も棄ててしまっているのだが、今回は「吊りしのぶ」にしてみようかと考えている。
連日熊本は37度超え、毎日たっぷりの水やりが欠かせないが、別に肥料も与えず30年以上元気にしているから楽なものである。
明日は台風の到来で水やりもお休みになるかもしれない。夏に涼味を味あわせてくれる植物である。

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