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(元和十年)三月七日
古市村百性與三ノ | 一、国東郡古市村之與三左衛門、召連参候、せんさくの御奉行、遠坂関内・村上久大夫申付也
詮索 |
| 京都郡内
金堀 | 一、加嶋久左衛門〇うらかわちへ金堀ニ遣候事
| (浦河内)
| (松井興長) へ
| 一、式ア少輔殿者、籠ゟ出シ申候事、上原九郎右衛門□相渡申候事
松山権兵衛口ノ門 | 一、松山権兵衛口ノ御門かき、上ヶ申候事
ノ鍵 |
西小倉魚町ノ後ノ | 一、留野口御門ノかき、壱つ上ヶ被申事 留野→富野か
門ノ鍵 |
下毛郡ノ他国走百 | 一、下毛郡へ、他国ゟ走り来ル百性之書付、上ヶ被申候
姓ノ書付 |
惣庄屋山口ノ奉行 | 一、同郡御惣庄や、山口奉行ニ、せいしを被申付候へと、申渡候事
へ誓紙ヲ取ラシム |
羅漢寺庫裡ノ作事 | 一、羅漢寺ノくり之作叓之事
| 一、中津ゟ、京おく殿へ之 御書、午下刻ニ、御飛脚弐人ニ而持参申候へ共、御出舟被成る候故、 御
| (長舟)
| 書持テ帰申候、便無之候ハヽ、御文箱取帰りか申旨、十右衛門尉被申由候
呼野採銅所諸奉行 | 一、呼野・採銅所諸奉行付、佐藤安右衛門方へ相渡候事
付 |
| 一、西川與助、被罷帰候事
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八日
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| 一、山田加左衛門ゟ之状壱つ、山田加左衛門・桑原主殿ゟ之状一つ、金子・寺嶋ゟ之状一つ、合三つ
| 御船頭中屋吉右衛門下候事、右三つノ書状、返事可申也
| (松本)(栗野)
| 一、吉永甚兵衛ニ、十人扶持被遣候指帋、彦市・伝介方へ遣候事
長谷部文左小者ヲ | 一、長谷部文左衛門小者角助、被差下候を、籠者申付候
入籠セシム |
庄屋内者を誅伐 | 一、きく郡徳力村野庄屋内久二郎と申者、誅伐申被付仕候
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九日
新堤ノ奉行任命 | 一、小野喜三郎、宇佐郡佐野村之新堤之御奉行ニ申付候
山奉行ニ命令 | 一、御山奉行須崎久左衛門・中西善助・原田安右衛門、此三人ニ様子申渡候
中津村ヨリ戻リシ | 各永
物へ永扶持方ノ差 | 一、中津ゟ被成御戻候衆之御扶持方被遣候さしかミ遣候事
紙 | 〃
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- 価格 ¥950(本体¥880)
- 中央公論新社(2019/08発売)
内容説明
豊臣(羽柴)秀吉が実施した政策、太閤検地。その革新性はどこにあるのか―。秀吉は、各地を征服するたび奉行を派遣し、検地を断行。全国の石高を数値で把握し、加増や減封、国替えを容易にすることで、統治権力を天下人に集約した。中央集権の成果は、のちに江戸幕府の支配基盤ともなる。本書は、太閤検地の実態を描き、単なる土地制度上の政策にとどまらず、日本の社会構造を大きく変えた意義を示す。
目次
序章 太閤検地と日本近世社会
第1章 織田政権下の羽柴領検地
第2章 「政権」としての基盤整備
第3章 国内統一と検地
第4章 大名領検地の諸相
第5章 「御前帳」「郡図」の調製
第6章 政権下の「在所」と「唐入り」
第7章 文禄検地の諸相
第8章 政権末期の慶長検地
終章 太閤検地の歴史的意義