津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■元和九年・十一月「宇佐郡元重村給知庄屋等申状案」

2019-08-18 14:10:59 | 細川小倉藩

                                  
18宇佐郡元重村給知庄屋 
|     

  等申状案       |     申上覚
   牧武次知行所    | 一、宇佐郡内、永井安大夫殿御知行元重村、高弐百五拾石之所、さほはまり、殊ノ外ちかい申、中や
             |   下ノ所も、上之上などニ御帳ニ付、悪所之田畠ニも、高過分ニかゝり候ヘハ、高ニ懸る諸役等ニ
   池成川成ノ引高   |   も、御百性めいわく仕り候、其上池成・川成の引高大分ニ御座候処ニ、惣高ニ御免被下候ヘハ、
             |   御百性手まへニ、物成過分ニ懸り申、めいわく仕候、去年御蔵納ニ而御座候御時も、右さほはま
   百性男女奉公ニ出  |   りのちかひ申故ニ、右之高之内ゟも、男女六人方々へ奉公ニ出、御年貢御上納仕り申候、右之す
   ル         |   いび故ニ、当年ニゆきつまり、めいわく仕候事
             |       以上                   永井安太夫殿庄や

             |     元和九年十一月十日                   甚介
             |                              同百姓 孫二郎
   奉行宛       |    御奉行様                       同百姓 藤蔵
             |                            

   惣奉行等用状案   |
   竿ノ違ハ次ノ検地  | 一、竿違之所は、重而之検地を相待可申候事
   ニ         | 

   郡役ノ免      | 一、御郡役之儀、高百石ニ付、拾石宛、免被遣候事
             |        以上

             |     元和九年十一月廿七日         西郡刑ア少
   宇佐奉行宛     |         上田忠左衛門殿        浅山清右衛門

             |         釘本半左衛門殿        仁保太兵衛
             |                        横山助進

             |                                               
   

 

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■二冊目購入

2019-08-18 12:37:34 | 書籍・読書

            

 愛用している「平成宇土・細川家家譜」が使い込んで相当痛みが出てきた。
友人が購入したいと古書籍店に電話を入れたらニ三冊残部があるらしいとの事で、ついでに私の分も購入を頼みそれが手元に届いた。
写真左が現在使用中のものだが、表紙は御覧の通り手あかで汚れている。
この本は光永文熙先生のご自筆による孔版印刷によるものである。版を重ねられ五版に至った1997年の暮に入手した。
その経緯は、2018・1・5のブログで書いたとおりである。失った索引はN君がコピーをくれたので、まだ十分使用には耐えるのだが、なにせ書き込みや痛みも激しいので、二冊目を購入した次第である。
使うことはないだろうと思うが、本棚に鎮座している。細川家の事を調べるにはこの本一冊で事足り、ただ光永先生の偉業の恩恵を被っている。感謝しかない。

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