今日何となくYoutubeを見ていたら、松任谷由実の「海を見ていた午後」の歌詞にある、「レストラン・ドルフイン」の御料理を紹介するものが出てきた。
海を見ていた午後ユーミンの歌に出てくるレストランドルフィン
すっかり忘れていたが。私は10年前の12月8日に「伊丹三樹彦 vs 荒井(松任谷)由美」という記事を書いたら、公序良俗に違反している旨の連絡を受け、このブログは表示がされなくなった。
文章は下記の通り、公序良俗とは「歌詞」を書いていたのが原因だろう。
面倒くさいので9年8ヶ月放っておいたが、だんだん釈然としなくなり連絡を入れて、再アップの依頼をした。
一週間ほどかかるそうだが、どうなる事か待ってみようと思う。
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最近、伊丹三樹彦の句集「神戸・長崎・欧羅巴」を手に入れて読んでいる。
句調は現代句とでもいうのだろうか、私にはちょっとついていけないものがあるが、この句集の題が示すようになかなかお洒落である。
そんな中に次のような句を見つけた。
シェーカー振る 角瓶越しにタンカー浮き (神戸編・煉瓦煙突から)
これを読んだとたん、荒井由美の「海を見ていた午後」を思い出した。
一番の歌詞の5行目の「ソーダ水の中を 貨物船がとおる」とある。
(歌詞の全文ご紹介は「知的財産権(著作権・商標権等)、名誉、プライバシー等の権利侵害」に該当し、出来ないらしい)
松任谷(荒井)由美がこの舞台となったレストラン「ドルフィン」を訪ね、作詞に至った状況をTVで話しているのを見たことがあるが、まさにカウンター(テーブル?)の上に置かれたソーダー水に、後ろの窓越しに遠く貨物船が通っていくのが映り込んだのだ。すごい観察力とすぐに詩にまとめる素晴らしい能力に恐れ入って観たことをおぼえている。
神戸と横浜、バーとレストラン、夜と昼などの違いはあるが、二人の感性は見事にその風景を切り取り表現している。
まさに天才のなせる業であろう。(70爺にもお二人を天才と思うだけの感性は持ち合わせている)