今年初の読み聞かせは地区のこども園となった。選書はほとんど決めていたが、時間配分や内容などを考え、以下のようなラインナップにする。全部が今の時期にふさわしいかはともかく、最初の紙芝居は…。「今年は何年(干支)か知ってる?」「たつ年!」「じゃあ、辰は別の名前で言うと…」「りゅう!」とやりとりした後…
「りゅうの目のなみだ」…浜田廣介の原作をもとにした作品である。絵が外国的に描かれているので、一種のファンタジー要素を感じさせてくれる。人物の会話を中心に進む冒険物語のようにも感じるし、子どもたちを引きつけていた。年長児が相手なので「ななつのたんじょうび」という設定も、物語に同化しやすい。
絵本一冊目は「しめしめ」という題名。十数名のうち1名が既読だった。「しめしめっていう言葉、わかるかな。どんな時使う?」と問いかけて始めた。展開は動物等が登場し重層的に「しめしめ」を繰り返していく形。最後のオチは驚きがあって楽しい。調べたら「しめ」は「しめた」の略でその畳語だ。納得した。
最後は「ふゆのはなさいた」。これは実にいいストーリー。9分を超す話だが「もうすぐ1年生だから大丈夫だね」と少し圧(笑)をかけて読み始める。前半、二人ほど集中を欠いていたが、中盤から全員の目が惹きつけられていた。読みの工夫も必要だが、クライマックスの絵をどう見せるか、それがポイントになるだろう。
まずはスタートを無難に乗り切った。この後同じ形で残り3つの園も語っていく予定。時間的には目一杯だが、語り前のやりとりは必要と感じる。意識するしないは別にして、「?」を頭に持ちながら聴くことは、能動的と言っていいだろう。今年も自分の好みと対象とのマッチング、つまり選書に悩む日々が続くかな。
「りゅうの目のなみだ」…浜田廣介の原作をもとにした作品である。絵が外国的に描かれているので、一種のファンタジー要素を感じさせてくれる。人物の会話を中心に進む冒険物語のようにも感じるし、子どもたちを引きつけていた。年長児が相手なので「ななつのたんじょうび」という設定も、物語に同化しやすい。
絵本一冊目は「しめしめ」という題名。十数名のうち1名が既読だった。「しめしめっていう言葉、わかるかな。どんな時使う?」と問いかけて始めた。展開は動物等が登場し重層的に「しめしめ」を繰り返していく形。最後のオチは驚きがあって楽しい。調べたら「しめ」は「しめた」の略でその畳語だ。納得した。
最後は「ふゆのはなさいた」。これは実にいいストーリー。9分を超す話だが「もうすぐ1年生だから大丈夫だね」と少し圧(笑)をかけて読み始める。前半、二人ほど集中を欠いていたが、中盤から全員の目が惹きつけられていた。読みの工夫も必要だが、クライマックスの絵をどう見せるか、それがポイントになるだろう。
まずはスタートを無難に乗り切った。この後同じ形で残り3つの園も語っていく予定。時間的には目一杯だが、語り前のやりとりは必要と感じる。意識するしないは別にして、「?」を頭に持ちながら聴くことは、能動的と言っていいだろう。今年も自分の好みと対象とのマッチング、つまり選書に悩む日々が続くかな。
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