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「鈍器降臨」古屋兎丸

2010年04月16日 22時30分43秒 | 読書(マンガ/アニメ)

「鈍器降臨」古屋兎丸(メディア・ファクトリー)

強烈にして、特異な作品。
先日、「少年少女漂流記」を読んだ後、この作品を取り寄せた。
今まで、様々な4コママンガを読んできたが、このような作品は初めて。
読者から寄せられたエッセイから、著者が妄想を紡ぎ出す。
その妄想が強烈。
もし、その絵が吉田戦車さん、西原理恵子さんでは、ここまでのインパクトは無い。
やはり、古屋兎丸さんならでは、でしょう。
言葉による説明困難なシチュエーションを映像化している。
これは劇薬なのか?
それとも、福音なのか?


【ネット上の紹介】
古屋兎丸と読者の強力コラボレーション、それが「鈍器降臨」!
読者から寄せられたエッセイを、古屋兎丸がときに飛躍し、
ときに脱線して4コママンガ化。笑いと知性と狂気がほとばしる。