【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

「逃げる」永井するみ

2010年04月29日 22時40分26秒 | 読書(小説/日本)
「逃げる」永井するみ(光文社)

永井するみさん最新刊。
何年も離れて生活していた父と、突然の再会。
ここから、夫と娘を捨てての逃避行が始まる。
逃げる妻と追いかける夫。
捜索をミステリ仕立てで展開する描写が巧い。
エンディングもカタルシスがあってよい。
(ここまでまとめてよいのか、って話もあるが)
好みが分かれるかも。
(私はOKだけど)

PS
湊かなえさんなら、このような終わり方しないでしょうね。
(先日読んだ「告白」のエンディング、引きずっている?)

【ネット上の紹介】
優しい夫と愛しい子供との日々に、突然襲いかかる父との再会。
忌まわしい過去を、おぞましい父の存在を、決して知られてはならない。
家族を捨て、憎しみを胸に、死と隣り合わせの父親と彷徨う生活が始まる。
どこへ行けばいいのか、いつまで逃げればいいのか…。
追いつめられた女の苦渋の選択も切ない、哀しみの長編サスペンス。

ナカガイ・高槻店

2010年04月29日 22時13分56秒 | ジム練習
摂津店の方が規模大きいが、時たま高槻店にも行っている。
例によってボルダーサーキット中心にトライ。
黄色テープ・・・現在17本
白テープ(黒文字)・・・20本(前回より5本増えていた)
青テープ・・・現在15本
以上、52本トライ。
すんなり登れない課題もあるので、すべて登るのに4時間くらいかかる。
(白テープ(黒文字)#6,青テープ#3が特に難しい)
この後、白テープ(赤文字)をトライするが、難しくてさっぱりダメ。
(#2のみ登れた)
疲労蓄積もあるが、実力&体力不足。
最後に簡単な長モノ2本登って終了。

「町でうわさの天狗の子」(6)岩本ナオ

2010年04月29日 21時45分24秒 | 読書(マンガ/アニメ)
「町でうわさの天狗の子」(6)岩本ナオ(小学館)

岩本ナオさんシリーズ最新刊。
ヒロインの秋姫は天狗と人間のハーフ。
力持ちで大食い、って設定。
作中に、鞍馬山や石鎚山が登場する。
先日鞍馬に登ったのは、この作品の影響もある。

PS
ちなみに、石鎚山(▲1982m)には、かつて登ったことがある。
これは「永遠の仔」を読んだ影響による。

↑この花が咲いている写真は筆者撮影(2001年5月)。



【ネット上の紹介】
ようやく瞬(しゅん)ちゃんが京都修行から戻ってきた。
だが、瞬ちゃんのいない間に、石鎚山(いしづちやま)五郎坊(栄介くん)のいる四国へ初詣に行く約束をしてしまった秋姫(あきひめ)はちょっぴり気まずい雰囲気に…。
一方、クリスマスに、初詣に、バレンタインと“冬の3大イベント”を控えた女子たちは、“ほんとの恋”さがしに夢中で――!?