「ルミとマヤとその周辺」(全3巻)ヤマザキマリ(講談社)



先日読んだ「テルマエ・ロマエ」と同じ著者の作品。
「テルマエ・ロマエ」とは雰囲気は異なるけど、なかなかの佳作である。
2年前、1巻のみ読了済みだけど、「テルマエ・ロマエ」を読んだのを機に「ヤマザキマリ」で検索をかけ、さっそく取り寄せたのである。
さて、この作品は北海道を舞台にした自伝的作品。
自分の子ども時代をふり返って作品にする、ってのはよくある。
でも、この作品が優れているのは、子ども社会だけでなく、大人と大人社会もしっかり描かれていること。
特にハルばあちゃんがいい。
さて、このハルばあちゃんが、家出をしてしまう。
このシーンは泣かせる。
(この章以外にも、何回か登場する)
ところで、フルーツ牛乳を「スポン」と開けるシーンがある。
これって、「テルマエ・ロマエ」の、あのシーンを彷彿させる。
他にも、印象深い大人が多数登場する。
饅頭屋のおばちゃん、看板屋のおやじ、牧場の開拓じいちゃん、たいやきのネエちゃん。
動物も味がある・・・牛のハナエ、猫の三郎、犬のポチ。
心が温まる読んでよかった、と思える作品だ。
(特に、「告白」(湊かなえ)の後だけに!)




先日読んだ「テルマエ・ロマエ」と同じ著者の作品。
「テルマエ・ロマエ」とは雰囲気は異なるけど、なかなかの佳作である。
2年前、1巻のみ読了済みだけど、「テルマエ・ロマエ」を読んだのを機に「ヤマザキマリ」で検索をかけ、さっそく取り寄せたのである。
さて、この作品は北海道を舞台にした自伝的作品。
自分の子ども時代をふり返って作品にする、ってのはよくある。
でも、この作品が優れているのは、子ども社会だけでなく、大人と大人社会もしっかり描かれていること。
特にハルばあちゃんがいい。
さて、このハルばあちゃんが、家出をしてしまう。
このシーンは泣かせる。
(この章以外にも、何回か登場する)
ところで、フルーツ牛乳を「スポン」と開けるシーンがある。
これって、「テルマエ・ロマエ」の、あのシーンを彷彿させる。
他にも、印象深い大人が多数登場する。
饅頭屋のおばちゃん、看板屋のおやじ、牧場の開拓じいちゃん、たいやきのネエちゃん。
動物も味がある・・・牛のハナエ、猫の三郎、犬のポチ。
心が温まる読んでよかった、と思える作品だ。
(特に、「告白」(湊かなえ)の後だけに!)

