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「ひよっこ社労士のヒナコ」水生大海

2018年02月16日 20時17分40秒 | 読書(小説/日本)


「ひよっこ社労士のヒナコ」水生大海

新米社労士を主人公としたお仕事小説。
おもしろく感じた。脇役+ヒロインにもう少し魅力があればさらによし。

P56
今、すごーく忙しい。この間も話をした算定基礎届の仕事、あれは四月から六月の賃金で作るから、六月の給与が確定してからはじめるわけ。(算定基礎から、月額変更へと続く。昇級月はたいていズレるから遡及が必要。遡及→確認→当月の給与に差額を反映する、そして査定、賞与、月変…この一連の流れが大変なのであって、算定基礎届そのものは、給与ソフトを使うと、さほどでもないと思うけど)

P139
どれだけその仕事をやりたいのか、やりがいがあるか、自分にとっての優先順位はなにか。改めて仕事と向き合い、考えて決めていくしかないと。

【おまけ】
お仕事小説が好きだ。
印象に残る作品を挙げてみた。




集英社文庫<br> マスカレード・ホテル 


【ネット上の紹介】
パワハラ、産休育休、残業代、裁量労働制、労災、解雇、ブラックバイト…。新米社労士の朝倉雛子(26歳、恋人なし)が、6つの事件を解決。