百醜千拙草

何とかやっています

尻尾切りラウンド2?

2017-09-05 | Weblog
ガースー語法と呼ばれる、木で鼻をくくったようなゴマカシ論法の使い手、悪人ヅラの官房長官ですが、日本人らしからぬ真正面からのツッコミをしつこく繰り出す東京新聞社会部の望月記者の質問を、ガースー語法でかわしきれずに、さすがに音をあげた様子、官邸が東京新聞に文句を言ったとのこと、情けない限りですな、アベ政権。ガースーもいい歳をして、社会部記者の質問を捌けずに泣きを入れるとは。

そもそも、ガースー語法は東大論法、霞ヶ関文学と言われる小手先の逃げ技の派系、真実を追求する正面からの質問には効きません。後ろめたい奴はゴマカすことしかできませんらね。とは言え、望月記者、ちょっと質問が冗長で論点がボヤけてしまうという欠点もあります。もっと重いパンチでズバリと核心を繰り返し突く方が相手のダメージは大きいのではと思うのですが。

政権の太鼓持ち、産経新聞、首相官邸広報室、東京新聞に注意 菅義偉官房長官会見での社会部記者の質問めぐり

首相官邸報道室は1日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画をめぐり、8月25日の菅義偉官房長官の記者会見で、東京新聞記者の質問に不適切な点があったとして書面で東京新聞に注意を喚起した。


ガースーは、政治記者ではなく、社会部の記者に会見で加計問題をしつこく追求されるのが、嫌なのでしょう。望月さん、これにめげず舐めた答弁を繰り返すガースーとアベを国民を代表して追求してください。

さて、その加計問題、森友に次いで、第二の尻尾切りが起こるのではないかとのメディアの予想。アベならやりかねません。何しろ人の道を外れてますからね。

しばらく前のダイアモンド オンラインの記事。
加計・獣医学部を白紙撤回?安倍政権が人気挽回サプライズ作戦か
内閣改造、北朝鮮のミサイル騒動など目先が目まぐるしく変わり、支持率急降下の政権は土俵際で踏みとどまった。しかし政治家安倍晋三の信用は傷ついたままだ。、、、総選挙だろうと憲法改正国民投票だろうと「国民の信」なしに果たせるものではない。、、、火元は安倍家、首相の不徳に根源がある。個人としてどこまで関与していたかは不明だが、安倍夫妻の人間関係が疑惑の底流にある。追及を逃れようと首相周辺は「記憶にない」を連発、決定に関与した役所は「書類はない」「廃棄した」という。、、、うやむやにして逃げ切ろうとする政権の姿勢が有権者の不信を増幅している。お友達が厚遇されているのではないか、と国民は疑っている。そんな中で、加計学園の獣医学部新設を白紙に戻す、という選択肢が首相周辺で語られているという。人気挽回のサプライズとしての戦略だという。、、、

天木さんの記事

メディアに10月22日解散・総選挙説が日増しに高まってきている。
 その中でも、安倍首相が加計学園獣医学部新設を白紙宣言して解散・総選挙をするのではないかという説が出始めた。、、、そして、その加計白紙撤回説の中で、もっとも説得力のある事を書いたのが飯島勲氏だ。発売中の週刊文春(9月7日号)の「飯島勲内閣参与の激辛インテリジェンス」で書いている。
、、、、しかし、この提言のミソは、加計の白紙撤回サプライズによって議席数は、減る事は減るが、そして三分の二の議席は失うが、大きく減らない、だから安倍政権は安泰だ、というところだ。
、、、安倍首相主導で加計白紙と10月選挙をやらせては飯島勲氏の思惑通りになる。そうさせてはいけないのだ。臨時国会が始まる前に、加計疑惑を徹底追及し、メディアが書かざるを得なくように持っていくのだ。
 そして、白紙撤回しても、安倍首相の責任は免れないと世論が思う状況をつくりあげ、安倍首相が臨時国会冒頭で、やぶれかぶれ解散するしかない状況に追い込むのだ。つまり加計白紙、10月の主導権は、安倍首相ではなく野党が握らなければいけない。


ま、その通りです。加計という大きなトカゲの尻尾を切り落として、アベが生き残るのでは十分ではありません。ま、人の道を外れたアベは遠からず天罰を受けて退場することには間違いありませんが、野党はしっかりとトドメを刺しておくべきです。ただ、その最大野党が前原民進党ですからね、、、どうなるか。
コメント
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