百醜千拙草

何とかやっています

精神病者の社会

2024-10-22 | Weblog
週末、腹立たしい気持ちで、期日前投票を済ませました。こんな選挙がある事自体に怒っています。与党が政権を維持するためだけにやる任期途中の解散は認めるべきではないと私は思います。そもそも、この解散選挙が目的で、岸田は辞めたのです。そしてわざと長々と総裁選をやって、NHKや民放を使って総裁選ニュースという自民党の宣伝を散々やらせた挙句、新総裁となった石破は、総理就任前から解散を宣言。この解散はキシダが総理になった時からの予定事項ですから、石破は粛々と自民党権力保持のコマとして動いただけのことですが、ま、ひどいものです。この男が軍事オタクと呼ばれる危険思想の持ち主であることは知っていましたが、アベ、スガ、キシダ、そして今回の他の候補、高市、小泉、河野といった連中に比べたら、会話ができるだけ、ひょっとしたら少しはマシなのではないかと思ったのです。しかし、その淡い期待は半日とは持ちませんでした。しかも、党首会談ではキシダ以上の中身のなさをさらけ出しました。ま、結局は同じ穴のムジナ、だれであっても、自民党は頭の先からつま先まで自民党、ちゅーことです。

首相となって何の仕事もしないうちに解散することに、政治上の大義は何一つありません。目的は、少しでも選挙に勝てそうなうちに任期をリセットし、そして首尾良く与党の地位が維持できれば、「国民の信任を得た」とか何とか言って、裏金、脱税、官房機密費問題、統一教会、みんなまとめて、闇に葬った上で、権力を握り続ける、その一点です。自党の自分勝手な権力維持と犯罪隠しが目的の解散であって、そのための宣伝活動としての総裁選でした。つまり、「いつもの手口」です。こうして、例えばアベ政権時代も、森友事件、加計学園問題、文書改竄問題、桜を見る会も、あれほど犯罪事実が明らかになっているのに、当事者は何の反省も罰もなくウヤムヤにされてしまいました。自民党が政権を維持するためだけに、総理自ら、何の大義もなく衆院を解散し、このような腹立たしい選挙が頻繁に行われ、その都度、大金が使われ、国政は止まり、喫緊の問題は置き去りにされ、従来からの問題は棚上げにされ、そして、自民党の組織犯罪は闇に葬られ、日本はどんどん堕ちていく、という事が続いております。

当然ですが、解散は内閣不信任案が可決された時のみに限定すべきだと私は思います。(石破も数年前はそう言っていたはずです)少なくとも、イギリスのように、首相主導の解散には議会大多数の承認を必要条件とすべきでしょう。しかるに、現実は、憲法施行後の解散の8割以上が内閣(即ち通常は政権与党)の利己的目的で解散した大義なき解散です。
 しかし、それでも国民が十分に理性的な判断ができ、自由に意思表示できるのならば、自民党は外国のようにとっくの昔に政権から転がり落ちているはずです。結局、テレビでちょっと宣伝して組織票を動員すれば、中身はお粗末きわまりない犯罪政党でも、票が集まるような国が日本なのです。何の実績もビジョンも思考力もないのに、昔のアイドルやスポーツ選手が国政選挙で上位当選するような国が日本です。まさに政治家のレベルは国民のレベル、一賢の唯々は衆愚の諤々に如かず、日本の凋落はまだまだ続きそうです。

さて本題、前回、シオニスト教育システムで洗脳されたイスラエル人社会の異常さをイスラエル人が告発する動画を紹介しました。また、第三者からも、イスラエル社会の異常さは指摘されています。今回は、ジャーナリスト、Richard Sandersのレポートを紹介します。

「これはBBCやCNNなどの西側メディアでは見ることのない映像です。この一年、われわれは21世紀最大の犯罪を目にしました。異常極まりないことに、これらの犯罪の証拠は、その犯罪行為者自身によって綿密に記録され、提示されているのです。、、、それらは本当にショッキングなものです。人口13,000ほどの小さな町、キルべ クザーを見てみましょう。イスラエル軍はクリスマスの後にこの町に入り、人々を退去させた後、町を完全に破壊しました。意図的に市民の資産を破壊することはどういう理由であれ、国際犯罪法違反です。彼らはその過程を記録し、フェイスブックで公開しているのです。彼らはパレスティナ人の家に入り込み、そこにある家財を破壊し、その様子を撮影しました。彼らはまた、女性のタンスを物色しては下着を漁るのですが、どうも、これはイスラエル兵士に共通の性癖のようです。、、、、
(イスラエル ラジオ出演者の映像:『もし、ここにボタンがあって、押せば、直ちにガザで生きているものが消滅するとしたら、僕なら、すぐに押すね。俺にボタンをくれ!』)
 私たちは、怪しげなサブ カルチャーみたいなものをイスラエル社会に探しているのではないのです。このような人々こそがイスラエル社会の主流派なのです。、、、
 イスラエル軍はAIを使って、最も効率的な殺人の仕方を計算し、家に人々がいるときに殺すのが最も効率がよいと結論しました。そこで、二つ目のソフト「パパはどこ?」を投入します。このソフトは標的である男親を追跡し、父親が家にいるときを見計らって攻撃するのです。そうすると標的のみならず、その家族を一緒に殺すことができるというわけです。イスラエル兵士が撮影して公開したこれらの内容は驚くべきものです。しかし、一方で、彼らの映像に出てこないものは何かという疑問が湧きます。不思議なことに(戦闘員である)彼らが戦闘に従事している映像はほとんど見ません。一方でイスラエル兵士が女性の下着を身につけてふざけている映像は多く目にします。一体、彼らは本当にハマスと戦ってハマスを壊滅させたのでしょうか?私は、当たり前のことを指摘したいと思います。イスラエル兵士は何千というビデオをネットにあげていますが、(戦闘の証拠となる)兵士の死体を示す映像はほとんどないのです。、、、
 この戦争の異常な面の一つは、病院を繰り返し攻撃していることです。かれらは36のガザの病院すべてを攻撃したのです。、、、、
 イスラエル兵士によるこれらのビデオに際立っているのは、異常なまでの特権意識です。、、、、彼らは非武装の市民を狙撃して殺害した映像を(殺害者の)自分の名前で公開しています。、、、彼らが狙うのは大人だけではありません。子供も狙撃されます。「PRESS」ジャケットを着ているジャーナリストも狙撃され、殺されました。結果、10%以上にあたるガザのジャーナリストが死にました。歩兵の死亡率は普通5%未満ですから、このジャーナリストの死亡率の高さは完全にショッキングなレベルです。、、、
 イスラエルに拉致されているパレスティナ人捕虜への虐待も問題です。6月末までで、イスラエルの収容所で53人が殺されています。しかも、イスラエルのテレビ局はこの虐待の様子を誇らしげに放送したのです。目的はイスラエル国民にパレスティナ人捕虜が如何に虐待されているかを知らしめることです。、、、彼らはそれを隠そうとも知らないふりをしようともしないのです。、、、、
 イスラエルはハマスが民間人を盾にしていることを、一般市民殺害の理由として正当化しているが、事実は全くの逆です。
(イギリスのパレスティナ大使の映像) 『イスラエルが、犠牲者(パレスティナ)人を殺した上で、その罪を犠牲者に被せる、というのはどういう理屈なのだ?』、、、
 西側の政治家のダブル スタンダードには呆れるばかりです。イランの報復についてのDavid LamyとKier Stammerの反応をみてみればよいでしょう。イランはその報復攻撃で誰一人殺していないのです。(一方、イスラエルはイランのテヘランとシリアのイラン大使館を攻撃して外交官を含む複数人殺害した)
Stammer: 『私は、無実のイスラエル人を殺そうとするイラン政府の試みを完全に非難する!』
その一方で、彼らは、4万人以上の市民を殺したイスラエルを非難することはないのです。彼らは一様に「イスラエルには自己防衛の権利がある」と言うわけですが、もう一方の自己防衛の権利については口を噤む、このダブルスタンダードには言葉がありません。、、、、、」

イスラエル社会の異常さは下のAbby Martinのビデオでも示されています。

The disgusting glorification of Israeli Forces Execution of Palestinians is exposed by .@AbbyMartin pic.twitter.com/mq0b97CALf

私はアブドル アルシュリフがイスラエル兵に殺害された現場に来ています。犠牲者の家族がその様子を映像に撮っていたのです。(その映像が広まって)以来、家族は、イスラエル兵士や入植者の殺害脅迫を日常的に受けています。

このビデオに示されているようにアブドル は殺されました。アブドルは負傷して地面に三分ほど伏していたのですが、イスラエル兵士、エロール アザリアは戻ってきて、何気ない様子でアブドルの頭を撃ったのです。このビデオが拡散して、イスラエル政府は狙撃者であるエロール アザリアを自宅監禁にせざるを得なくなりましたが、今日、彼はイスラエルの英雄と見なされており、彼を支持するデモがイスラエル国内で開かれています。(群衆 『ユダヤは魂、アラブをやっつけろ、アラブ人はクソだ!』)ヘブロンの占領区に立ち寄った時、私は、ただちに入植者の子供に止められました。その子供はこの殺人現場のすぐそばでイスラエル兵士とたむろしていたのでした。
子供『この土地は、僕たちのものだ。あなたが何を言おうと。もう決まったんだ』
レポーター『君たちは、エロール アザリアのことをどう思っているんだ?』
子供『彼はすばらしい男だ』
レポーター『彼が、アラブ人の頭を撃って殺したことは良いことなのか?』
子供『うん』
レポーター『君はアラブ人の頭を撃ちたいのか?』
子供『うん』

エロール アザリアが(無抵抗の市民アブドルを)射殺したことが明るみになったのは、その映像があったからにすぎないのです。ここでは(イスラエル兵士による)パレスティナ市民への銃撃は日常茶飯事なのです。
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