(追い掛けて内ヶ巻@内ヶ巻駅)
十日町のバカ停で123D改め181Dを大きく追い越し、どこで撮ろうかとロケハン。十日町から先は列車の足が速いのと、国道の車の数も増えるのでやれて片道一発ずつ。吟味した結果、終点の越後川口のひとつ前、内ヶ巻の駅でやる事にします。飯山線標準規格(?)とも言えるトンガリ屋根の駅舎。駅のホームの向こうには、線路に沿って桜の古木が続いています。静かな丘陵地の中に佇む内ヶ巻の駅ですが、かつては駅の南に油田(田麦山油田)があって、天然ガスと石油の採掘により隆盛を極めた時期もあったんだとか。俄かには信じられないですよね。
内ヶ巻の桜は、見た感じ古木だけに花の咲き方には勢いがなく控えめ。テングスにやられちゃっているのも多いですね。少し散りかけと言うのもあると思うのだけど、まあ西大滝なんかに比べればよく持った方か。駅手前の掘割には水仙が咲いていましたが、飯山線の沿線って結構水仙が植えられている場所が多いですね。桜が散ってる代わりと言っちゃあなんですが、正直低い位置に咲いているので列車とは絡みづらいっすw
さあ、ラストスパート。越後川口までは、あと3km4分の道のりです。123D→181Dは長野からバカ停を含めて3時間35分の普通列車の旅、昔ならいざ知らず現代ではなかなかの乗りごたえなのではないだろうか。以前は越後川口から上越線で小出へ出て、そっから只見線で会津若松へさらに4時間のローカル線鈍行の旅が楽しめたのだが、平成23年の水害によってその鉄路は寸断されたままです。