(節理の渓谷を渡る@大野原~和銅黒谷間)
和銅大橋から眺める横瀬川と荒川の出合い付近。もはや夏と言ったほうが良いような景色の中を、石灰石を満載した鉱石7006レが横瀬川の鉄橋を渡ります。横瀬川の川底には見事な節理が現れていて、長瀞から続く秩父周辺の複雑な地質を楽しむ事が出来ます。この横瀬川と荒川に挟まれた河岸段丘を要害として、戦国時代には諏訪城と言う山城が築かれていたそうで。
7006レと和銅黒谷で交換して来た返空7105レ、後パンになっているので少し後追い気味に。秩父のデキの中でもオールドタイマーのデキ105が牽引して来ました。車齢で言えば60年選手のデキですが、秩父の谷に吊り掛けの咆哮を響かせて、今日も元気に仕事中。川底に広がるこの板状の節理は地元では「畳岩」なんて言われているらしいですね。
古めかしい台車を履いたスカイブルーのデキと青葉の取り合わせ。うーん、目の保養になります。