(お堂の桜@足滝~森宮野原間)
森宮野原の手前、寺石の集落へ向かう道すがらに、桜に囲まれたお堂がありました。昼前に十日町を出る136D、この列車は飯山色の位置的に後追いかサイド打ちの構図を考えます。この1本後の186Dだと単機になるらしいですが、文句は言えませんね。ちなみに186Dに入るとなると、午前中に163Dのスジに乗ってないといけない感じ。昼前から曇って来ましたが、この136Dの通過までは薄日が差してくれました。集落を結ぶ道すがらのお堂と地蔵さま、そして先祖代々のお墓。里の斜面に未だ残雪が見える、妻有の春です。
本来であればこの返しも桜の西大滝で、となるところですが、午前中の展開から桜は期待薄。そしてR117を流していると森宮の先、横倉のトンネルを超えたあたりから長野県内に入って余計に雲が厚くなって参りまして露出も苦しい…。信濃白鳥の付近で、廃屋となったドライブインの前にある大きな桜が花持ちが良いので、この木を使って一枚。サイド打ちだから画角の中で被写体が動く距離が大きいだろうと考えて、どうせ露出ないから逆手に取ってスローシャッターにしてしまった。
きれいな飯山色のブルーラインが、桜の下で流れました。