(青空、カン付き、文句なし@旧片上鉄道吉ヶ原駅・柵原ふれあい鉱山公園内)
今回の2泊3日の中・四国旅、初日2日目はレンタカーとフリーきっぷを駆使して、ことでんをたっぷり満喫。そして3日目は朝5時に高松を出てマリンライナーで瀬戸大橋を渡り岡山へ。岡山駅前からバスを乗り継ぎ乗り継ぎ2時間。美作国の山懐深く、中国山地の小私鉄・片上鉄道(平成3年廃線)の旧吉ヶ原駅に、「片上鉄道保存会」の手によって動態保存されております。廃線になったローカル私鉄の車両を保存している施設は全国にもいくつかありますけど、この片上の動態保存は本線を400mほど走らせるという本格的な動態保存としてマニアの間では非常に評判が高く、以前から行ってみたいなあと強く思っていたところなのです。片上鉄道と言いますが、個人的には「同和鉱業片上鉄道」と呼びたいね。秋田の小坂鉱山に同和鉱業小坂鉄道、岡山の柵原鉱山には同和鉱業片上鉄道。東西に鉱山由来の二つの鉄道を持っていた会社ですが、今はDOWAホールディングスなんてお洒落な名前に変わってますけどね。
朝から青空の吉ヶ原駅。柵原鉱山と共に生きたローカル線の郷愁を今に伝える半流線形の気動車は、国鉄キハ07流れのキハ702。1936年川崎車輌製造。片上には1960年代半ばに転入されて来たそうな。保存会の方々の尽力により整備されたピカピカのボディ、順光、カン付きとくればもはや言うことなかったっす。いやー、楽しかったね。帰りの新幹線でレモンサワー飲みながらブログ書いてるけど、この3日間のよもやまについてはゆっくり書いていきますわ。