tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

朱雀門前にソーラーカー

2010年07月20日 | 平城遷都1300年祭
平城宮跡でツアーガイドをされているKさん(東大阪市在住)から、7/16(金)、面白い写真を送っていただいた。Kさんは奈良まほろばソムリエの資格をお持ちで、『大和まほろば見て歩き』という写真入りのガイド本(全268ページ)を自費出版されている。《平城宮跡朱雀門前でちょっと珍しい光景に接しましたので写真(写りはよくない)と共にお知らせいたします。オーストラリアでのレースで有名なオランダの「ヌオン・ソーラーカーチーム」が鈴鹿サーキットでのレースに参加するため来日し、平城宮跡を表敬訪問されました》。

《天平の先端技術と平成の先端技術が同じ場所で見れるのも珍しいと思います》《このときは直前まで雷警報も出ていましたので見学者が少なかったのは残念でした。写真の中央の女性はオランダの総領事(大阪)だそうです》。


中央男性は奈良市の仲川元庸市長、女性はオランダ総領事(大阪)

なるほど、これは面白い。天平と平成が並んでいる。7~8月はガイドツアーがお休みになるので宮跡会場のことは忘れていたが、いろんなことをやっていたのだ。早速ネットで検索すると、朝日新聞奈良版に記事が出ていた(7/17付)。《奈良市長にオランダチーム》《オランダのデルフト工科大の学生でつくるソーラーカーチーム「ヌオン・ソーラー・チーム」のメンバー5人が16日、奈良市の平城宮跡を訪れ、仲川元庸市長にソーラーカー(長さ約4・8メートル、幅1・8メートル)を披露した》。
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001007170001

《オーストラリアでの国際ソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で4連覇した名門チーム。三重県の鈴鹿サーキットであるソーラーカーレース(31日、8月1日)に参加するために初来日し、関西の大学などを回って交流を深めている。トーマス・ウォン・アルセノイさん(23)は「日本の伝統的建物を見られてうれしい。優勝目指して頑張ります」と話した》。江戸時代に日本はオランダからヨーロッパの文化や学問を学んだ(蘭学)が、天平時代は中国大陸や朝鮮半島から技術などを導入したのだった。

平城遷都1300年祭、今も県内では関連イベントが目白押しである。明日は、8~9月のおすすめイベントをまとめて紹介するので、お楽しみに!
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