奈良の歴史・文化についての知識を問う奈良検定(奈良まほろばソムリエ検定)が、昨日(1/9)実施されました。MSN産経ニュース(1/10)によると《第5回まほろばソムリエ検定 “奈良ファン”難問に挑戦 14歳から86歳 2会場に1524人》。
《奈良の歴史や文化に関する知識を問うご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」が9日、奈良大(奈良市山陵町)とお茶の水女子大(東京都)で行われ、2会場で1524人の受検者が難問に挑んだ。同検定は奈良の魅力を伝えることができる人材の育成を目指し、奈良商工会議所が平成19年から実施している。第5回の今回は最高難度のソムリエに218人と奈良通1級に414人、同2級に892人が挑戦。14歳の中学生から最高齢の86歳まで「奈良ファン」が真剣な表情で検定に臨んだ》。
《ソムリエ試験はマークシート式の30問のほか奈良町(奈良市)や安倍文殊院(桜井市)など5つの場所から1つを選び、同伴者を楽しませる自分なりの見学計画を400字以内でまとめる記述問題も出された。ご当地検定ブームだった第1回以降の受検者数は減少傾向にあるが、今年からは2級問題の約半数を過去問にするなど難易度にも配慮した。奈良商工会議所の森本悦司事務局長は「合格者には県内外で奈良に関する知識を広める役割を期待している」と話している》。
※2級からソムリエ(四択)までの全解答(例)を以下に掲載しましたので、ご参考に。ご協力いただきました皆さんに、深謝です。
(1)2級の解答例(1/11追記)
ブログ「かをも」日記に解答私案が載っていましたので、転記させていただきます。
アウエエウ イイアイエ ウイイイイ アエウエイ ウアエウイ
アアイエウ イウアエイ エアイアウ エエイウウ アイエアイ
ウイウエエ アアウイエ アアイウエ エウウイア イアウエア
イイウエア イウアエエ ウイウイア エイエイイ アウエアウ
(2)1級の問題(1/13追記)
ブログ「ジョニーの独り言」に掲載されています。
(3)1級の解答例(1/15追記)
上辻さんからお知らせいただきました、有難うございました。解答例は「上辻匡司の飄々ブログ『どこ吹く風』」にも掲載されていて、解説文も連載中です。
1.奈良の気候・地理・動植物(01)イ(02)エ(03)エ(04)ア(05)ウ(06)イ(07)エ(08)ア(09)ウ(10)ウ
2.奈良の歴史(11)ア(12)イ(13)ウ(14)エ(15)ウ(16)イ(17)エ(18)エ(19)ア(20)イ(21)ウ(22)ウ
3.奈良の遺跡・古墳(23)エ(24)ウ(25)ウ(26)ア(27)イ(28)エ(29)ア(30)ウ(31)イ(32)エ(33)ウ(34)ア(35)イ(36)エ
4.奈良の寺社(37)イ(38)イ(39)イ(40)ウ(41)ア(42)エ(43)イ(44)ウ(45)ア(46)イ(47)エ(48)ア(49)ウ(50)イ(51)エ(52)ウ(53)ウ(54)ア
5.奈良の建築・彫刻・絵画(55)イ(56)イ(57)エ(58)ウ(59)ア(60)ア(61)エ(62)ウ
6.奈良の文学(63)ア(64)ア(65)ウ(66)イ(67)エ(68)イ(69)ウ(70)エ(71)ウ(72)ア
7.奈良の伝統工芸品・特産品(73)ウ(74)ア(75)エ(76)イ(77)ア(78)ウ(79)ア(80)イ(81)エ(82)ウ(83)イ(84)ア
8.奈良の祭・伝統行事(85)イ(86)イ(87)ア(88)ウ(89)エ(90)エ(91)エ(92)イ(93)ア(94)ウ
9.奈良の世界遺産・観光・文化(95)ウ(96)イ(97)エ(98)ア(99)ア(100)ウ
(3)ソムリエの問題(1/13追記)
ブログ「万葉人の心 悠久の奈良」に掲載されていました。
(4)ソムリエ四択の解答例(1/10追記)
koza5555さんから、ソムリエ四択の解答私案を教えていただきましたので、ご参考に。
エウエイア アエウイウ アエイウア イイイエウ アイエウウ エアイエエ
今回受験者の方から、コメントをいただきました。2級を受験されたアマチュア写真家のずぼら太郎さんからは《思い込みでのミスや凡ミスはありましたが、今回は簡単でしたので、十分合格していると思います。tetsudaさんが作成して下さった「ソムリエが作る ズバリ!奈良検定2級の要点整理【決定版】」のお陰です。本当に有難うございました。感謝感謝です》という朗報が届きました。『要点整理』がお役に立って、良かったです。2級は今回より、過去問から半数が出題されるので、やさしく感じられたのでしょう。

(1/11追記)奈良の情報ブログ「鹿鳴人のつぶやき」をお書きの鹿鳴人さんは、1級に挑戦されたそうです。《2年目にうけた1級には残念ながら1点たりず(合格ラインは70点です)忙しいしもう奈良検定は受けなくても良いかなと思ってその後はうけませんでした》。
《感想を一言で言うなら、「奈良は深くておもしろい」ということです。奈良検定に一度くらい落ちても気にせず、きらくに再度挑戦と言う気持ちで取り組めばよいと思います。脳の活性化にもつながりますし、学べば学ぶほどそれだけ奈良は深いと思います》《奈良を知ることは日本を知ることだ、という言葉も聞きました。そのとおりだと思います》。「奈良を知ることは、日本を知ること」。良い言葉ですね。
奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」1/10付には《ソムリエ試験は難しい。筆者も3回目の受験に臨んだものの結果は思わしくない。奈良商議所は今年、ソムリエ合格者の集いを計画しているようだが、仲間入りはお預けか》とありました。ソムリエ試験は難しかったようです。なお合格者の集いは、昨年までのソムリエ合格者を対象に、2/5(土)に開かれる予定です。
平城遷都1300年祭の「平城宮跡ガイドツアー」で一緒にガイドをしたKさんも今回、身重のお体でソムリエに挑戦されました。赤ちゃんの動くのが分かるとのことでしたので、小論文などは書きづらかったと思いますが…。Kさんは、奈良文化財研究所の解説ボランティアもされていて、全く頭が下がります。

このツアーガイドボランティアには、奈良検定の1級およびソムリエ合格者がたくさんおられました。そのうちのお1人、北島祥好さんのことが読売新聞奈良版(1/6付)に紹介されていました。《昨年の平城宮跡探訪ツアー。ガイドの北島祥好さん(61)(生駒市)は毎週末、手製の木簡を手に宮跡に立った。野原が広がる会場を、少しでもわかりやすく説明するためだ。「万葉集の歌を詠むガイドもいる。皆、それぞれ工夫しているんですよ」》。「万葉集の歌を詠むガイド」とは、私のことでしょうか。何か特色を出そうと、短歌を4首ほど暗記し、遣唐使船や朱雀門の前などで紹介させていただきました。
《奈良市出身。約40年間のサラリーマン生活は大阪や名古屋などで過ごし、子供の頃に遊んだ宮跡にはほとんど縁がなかった。約10年前に奈良に戻り、定年を迎えた後の昨年、ガイドの募集を知り、思い切って飛び込んだ。初めて一緒に回った先輩ガイドは、車いすの人に案内しやすいよう、介護の資格を取ったという。「そこまでするか」と思った。だが徐々に、いままでの仕事とは違う満足感にはまった》。
《参加者に一つでも「なるほど」と思ってもらいたい。だから、何十冊もの本を買い、図書館に通った。「説明後、お客さんの目が輝き、『楽しかったよ』と言われるのが何よりもうれしい」 昨年、平城宮跡でガイドをした約150人のうち、約半数が今後も活動を継続する。北島さんも今年、奈良文化財研究所の解説ボランティアに転身する》。北島さんも奈文研のボランティア、うーん、これはすごい。
今回、奈良検定を受験された皆さん、ぜひ当記事のコメント欄などに、ご感想をお書き下さい!
※写真は、葛城市当麻の飲食店で、1/7に撮影
《奈良の歴史や文化に関する知識を問うご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」が9日、奈良大(奈良市山陵町)とお茶の水女子大(東京都)で行われ、2会場で1524人の受検者が難問に挑んだ。同検定は奈良の魅力を伝えることができる人材の育成を目指し、奈良商工会議所が平成19年から実施している。第5回の今回は最高難度のソムリエに218人と奈良通1級に414人、同2級に892人が挑戦。14歳の中学生から最高齢の86歳まで「奈良ファン」が真剣な表情で検定に臨んだ》。
《ソムリエ試験はマークシート式の30問のほか奈良町(奈良市)や安倍文殊院(桜井市)など5つの場所から1つを選び、同伴者を楽しませる自分なりの見学計画を400字以内でまとめる記述問題も出された。ご当地検定ブームだった第1回以降の受検者数は減少傾向にあるが、今年からは2級問題の約半数を過去問にするなど難易度にも配慮した。奈良商工会議所の森本悦司事務局長は「合格者には県内外で奈良に関する知識を広める役割を期待している」と話している》。
※2級からソムリエ(四択)までの全解答(例)を以下に掲載しましたので、ご参考に。ご協力いただきました皆さんに、深謝です。
(1)2級の解答例(1/11追記)
ブログ「かをも」日記に解答私案が載っていましたので、転記させていただきます。
アウエエウ イイアイエ ウイイイイ アエウエイ ウアエウイ
アアイエウ イウアエイ エアイアウ エエイウウ アイエアイ
ウイウエエ アアウイエ アアイウエ エウウイア イアウエア
イイウエア イウアエエ ウイウイア エイエイイ アウエアウ
(2)1級の問題(1/13追記)
ブログ「ジョニーの独り言」に掲載されています。
(3)1級の解答例(1/15追記)
上辻さんからお知らせいただきました、有難うございました。解答例は「上辻匡司の飄々ブログ『どこ吹く風』」にも掲載されていて、解説文も連載中です。
1.奈良の気候・地理・動植物(01)イ(02)エ(03)エ(04)ア(05)ウ(06)イ(07)エ(08)ア(09)ウ(10)ウ
2.奈良の歴史(11)ア(12)イ(13)ウ(14)エ(15)ウ(16)イ(17)エ(18)エ(19)ア(20)イ(21)ウ(22)ウ
3.奈良の遺跡・古墳(23)エ(24)ウ(25)ウ(26)ア(27)イ(28)エ(29)ア(30)ウ(31)イ(32)エ(33)ウ(34)ア(35)イ(36)エ
4.奈良の寺社(37)イ(38)イ(39)イ(40)ウ(41)ア(42)エ(43)イ(44)ウ(45)ア(46)イ(47)エ(48)ア(49)ウ(50)イ(51)エ(52)ウ(53)ウ(54)ア
5.奈良の建築・彫刻・絵画(55)イ(56)イ(57)エ(58)ウ(59)ア(60)ア(61)エ(62)ウ
6.奈良の文学(63)ア(64)ア(65)ウ(66)イ(67)エ(68)イ(69)ウ(70)エ(71)ウ(72)ア
7.奈良の伝統工芸品・特産品(73)ウ(74)ア(75)エ(76)イ(77)ア(78)ウ(79)ア(80)イ(81)エ(82)ウ(83)イ(84)ア
8.奈良の祭・伝統行事(85)イ(86)イ(87)ア(88)ウ(89)エ(90)エ(91)エ(92)イ(93)ア(94)ウ
9.奈良の世界遺産・観光・文化(95)ウ(96)イ(97)エ(98)ア(99)ア(100)ウ
(3)ソムリエの問題(1/13追記)
ブログ「万葉人の心 悠久の奈良」に掲載されていました。
(4)ソムリエ四択の解答例(1/10追記)
koza5555さんから、ソムリエ四択の解答私案を教えていただきましたので、ご参考に。
エウエイア アエウイウ アエイウア イイイエウ アイエウウ エアイエエ
今回受験者の方から、コメントをいただきました。2級を受験されたアマチュア写真家のずぼら太郎さんからは《思い込みでのミスや凡ミスはありましたが、今回は簡単でしたので、十分合格していると思います。tetsudaさんが作成して下さった「ソムリエが作る ズバリ!奈良検定2級の要点整理【決定版】」のお陰です。本当に有難うございました。感謝感謝です》という朗報が届きました。『要点整理』がお役に立って、良かったです。2級は今回より、過去問から半数が出題されるので、やさしく感じられたのでしょう。

(1/11追記)奈良の情報ブログ「鹿鳴人のつぶやき」をお書きの鹿鳴人さんは、1級に挑戦されたそうです。《2年目にうけた1級には残念ながら1点たりず(合格ラインは70点です)忙しいしもう奈良検定は受けなくても良いかなと思ってその後はうけませんでした》。
《感想を一言で言うなら、「奈良は深くておもしろい」ということです。奈良検定に一度くらい落ちても気にせず、きらくに再度挑戦と言う気持ちで取り組めばよいと思います。脳の活性化にもつながりますし、学べば学ぶほどそれだけ奈良は深いと思います》《奈良を知ることは日本を知ることだ、という言葉も聞きました。そのとおりだと思います》。「奈良を知ることは、日本を知ること」。良い言葉ですね。
奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」1/10付には《ソムリエ試験は難しい。筆者も3回目の受験に臨んだものの結果は思わしくない。奈良商議所は今年、ソムリエ合格者の集いを計画しているようだが、仲間入りはお預けか》とありました。ソムリエ試験は難しかったようです。なお合格者の集いは、昨年までのソムリエ合格者を対象に、2/5(土)に開かれる予定です。
平城遷都1300年祭の「平城宮跡ガイドツアー」で一緒にガイドをしたKさんも今回、身重のお体でソムリエに挑戦されました。赤ちゃんの動くのが分かるとのことでしたので、小論文などは書きづらかったと思いますが…。Kさんは、奈良文化財研究所の解説ボランティアもされていて、全く頭が下がります。

このツアーガイドボランティアには、奈良検定の1級およびソムリエ合格者がたくさんおられました。そのうちのお1人、北島祥好さんのことが読売新聞奈良版(1/6付)に紹介されていました。《昨年の平城宮跡探訪ツアー。ガイドの北島祥好さん(61)(生駒市)は毎週末、手製の木簡を手に宮跡に立った。野原が広がる会場を、少しでもわかりやすく説明するためだ。「万葉集の歌を詠むガイドもいる。皆、それぞれ工夫しているんですよ」》。「万葉集の歌を詠むガイド」とは、私のことでしょうか。何か特色を出そうと、短歌を4首ほど暗記し、遣唐使船や朱雀門の前などで紹介させていただきました。
《奈良市出身。約40年間のサラリーマン生活は大阪や名古屋などで過ごし、子供の頃に遊んだ宮跡にはほとんど縁がなかった。約10年前に奈良に戻り、定年を迎えた後の昨年、ガイドの募集を知り、思い切って飛び込んだ。初めて一緒に回った先輩ガイドは、車いすの人に案内しやすいよう、介護の資格を取ったという。「そこまでするか」と思った。だが徐々に、いままでの仕事とは違う満足感にはまった》。
《参加者に一つでも「なるほど」と思ってもらいたい。だから、何十冊もの本を買い、図書館に通った。「説明後、お客さんの目が輝き、『楽しかったよ』と言われるのが何よりもうれしい」 昨年、平城宮跡でガイドをした約150人のうち、約半数が今後も活動を継続する。北島さんも今年、奈良文化財研究所の解説ボランティアに転身する》。北島さんも奈文研のボランティア、うーん、これはすごい。
今回、奈良検定を受験された皆さん、ぜひ当記事のコメント欄などに、ご感想をお書き下さい!
※写真は、葛城市当麻の飲食店で、1/7に撮影