tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良まほろばソムリエ通信(8)ワイズスタッフと連携!

2011年08月09日 | 奈良検定
昨日(8/8)、奈良まほろばソムリエ友の会(会長:小北博孝)は、株式会社ワイズスタッフ(代表取締役:田澤 由利さん)と連携協定を締結した。友の会は、同社が運営する観光情報サイトへのコンテンツ提供などを行う。

友の会のニュースリリースによると《当会は8月8日、株式会社ワイズスタッフと、「奈良県 就労困難者在宅就業支援事業」(奈良県産業・雇用振興部雇用労政課の委託事業)の一環として立ち上げる観光情報サイト「今奈良.jp」(平成23年9月1日オープン予定)に対するコンテンツの提供や、Web講座への講師派遣などに関し、連携協定を締結いたしました》。


田澤代表と小北会長

連携・協力する事業の内容は《(1) 株式会社ワイズスタッフが受託している「奈良県就労困難者在宅就業支援事業」に関し①同事業の一環として構築する「今奈良.jp」への定期的なコンテンツ(情報)提供②「今奈良.jp」上で行う講話(ライブ講座)への講師派遣(スタジオ等において収録)③「今奈良.jp」およびこれに関連して構築するfacebookページ等の監修》

《(2) 株式会社ワイズスタッフが今後展開する観光振興事業に対する支援 (3) 奈良まほろばソムリエ友の会が今後展開する観光振興事業に対する支援》《当会の連携協定締結は、朱雀高校に次いで2件めですが、今後も多くの企業や団体等と連携を進めてまいりたいと考えています》。なおワイズスタッフのニュースリリースはこちらである。


左端はワイズスタッフの藤本里沙さん(奈良オフィスのご担当)

ワイズスタッフ(Y's STAFF)とは、全国のテレワーカーを組織化した会社である。同社HPの「経営コンセプト」によると《Y's STAFFは、「ネットオフィス」の概念に基づいて運営されている会社です。日本全国のみならず海外に及ぶ有能な人材(ネットオフィスメンバー)で、最適のプロジェクトチームを組み、すべての仕事をネットワーク上で進行します》。

《結婚・出産・育児・夫の転勤・親の介護などで、会社で働き続けることができない女性は多い――。また、リストラや失業により、新たな働く場を求めている人も――。ワイズスタッフは、この埋もれている能力を活かすため、インターネットをメインの仕事場として、業務を行っている会社です》。

《HPの制作、メールマガジンの企画・編集/インターネットリサーチ/システム開発/講演・セミナーの開催/書籍や記事のライティング、さらには、独自事業の展開など、その業務内容は多岐にわたります。弊社スタッフは、インターネットを活用し、複数のスタッフがチームを組んで一緒に業務を行うことで、自宅にいながらも、より大規模な、よりやりがいのある仕事をすることができます。現在、日本全国・海外在住者をも含む約140名のネットメンバーが、それぞれの得意分野を活かし、在宅で仕事をしています》。



田澤代表は県立奈良高校の出身で、上智大学卒。タイミング良く、この日発売の「日経ビジネス」誌(8月8・15日号)に、田澤さんへのインタビュー記事が4ページにわたって掲載された。ワイズスタッフのHP「メディア掲載」によると《「日経ビジネス」2011年8月8・15日号、「旗手のアリア」​のコーナーに、(株)テレワークマネジメント 兼 (株)ワイズスタッフ代表取締役 田澤由利の記事が掲載されました。「旗手のアリア」とは、「激動の時代に輝く人々、その半生を綴った」記事のコーナーです》。

《「道なき道を歩む先駆者」として、田澤が全国のテレワーカーを組織化した会社、ワイズスタッフを立ち上げるまでの経緯、そしてテレワークマネジメントの設立、さらには今後の展望など、家族からお世話になった方々までの取材を含め、その半生をまとめていただいています》。これは田澤さんの半生記で、とても読み応えのある記事である。業界のパイオニアとして、これだけの会社を築かれたとは、本当に立派なことである。その本社が、生駒市にあるのだ(事務所は、生駒市と北海道北見市にある)。

今回の連携により、友の会は同社が運営する「今奈良.jp」に対し、月2回程度のコンテンツ提供(「豆知識」欄や「ライブ講座」などへのソムリエならではの「マニアック」な情報の提供)を行う。そのことで「今奈良.jp」は、他の県下の観光情報サイトとの差別化を図るものである。すでに初回の「豆知識」情報は出稿済みなので、9/1のスタート時には、ミカン(柑橘類)のルーツにまつわるマニアック(トリビア?)な情報を見ていただけることと思う。


右端は、休暇をとって駆けつけた長岡光彦さん(友の会の書記担当)

友の会は奈良朱雀高校とも連携しているが、こちらはすでに7/27(水)にインストラクターとして第1回のフィールドワークを天理市内で実施し、ご好評いただいた。2回目のフィールドワークは9/12(月)、薬師寺・唐招提寺で行う予定である。

友の会の活動範囲が広がることで、「奈良まほろばソムリエ」が広く認知され、それが「奈良まほろばソムリエ検定」の受験者数増加につながつてくれれば、こんなに嬉しいことはない。9/23(金)には、同検定の「体験学習プログラム」(1級受験の要件となる研修)において、「奈良まほろばソムリエと歩く~記紀・万葉のふるさと御所 平成23年9月23日(金・祝)」というウォーキングツアーに、私たちソムリエの3人が協力することになっている(現地案内は地元のガイドさんがされるが、ソムリエも同行し、試験にまつわる質問などに応じる)。

ところで、来年ソムリエ級にチャレンジされる皆さん、そろそろ勉強を始める時期ですよ。関連書籍を読み込み、サブノートに書き込むのが、最も記憶に残る勉強法です。ぜひ、今からスタートを。
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