tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

皿そば文楽は、食べ放題1,530円!

2011年08月13日 | グルメガイド
奈良市東向商店街に「皿そば文楽 奈良東向通店」(奈良市東向南町19番地 吉田ビル1階)という出石皿そばの店がある。ファミリー向けの気軽な店で、ランチタイムには、丼とそばのセット(880円)などが人気を集めている(日によっては100円引きになる)。期間限定の「かぼちゃご飯セット」もある(1,060円~1,160円)。近鉄奈良駅に近いので、なら燈花会のついでに立ち寄るのもいいだろう。
※地図はこちら


東向商店街の中ほど、中華料理「上海楼」の隣にある

ここではよく飲み食べ放題などの企画をやっていて、今は1,530円の「皿そば食べ放題」を実施中である。看板には「夏だ!皿そば食べ放題No1決定戦 S-1グランプリⅡ 開催期間(2011年)7月1日~8月31日」とある。制限時間90分。大人1,530円、小学生以下930円。男性、女性、子供の部の3部門があり、総合優勝各部門3人には「お食事券1万円」と副賞(ビール1ケース、コシヒカリ)。各店の各部門1位に「お食事券1万円」。入賞者全員に「皿そばの証」進呈。特別賞として、期間中、皿そば累計枚数1位、2位、3位の人に「お食事券」進呈(順に1万円、5千円、3千円分)というものだ。


文楽皿そば800円に、皿そば2枚200円を追加(トップ写真とも)


1皿100円(50g。2口で食べられる

さすがに私も最近は摂取カロリーに気を使っているので、食べ放題は敬遠したが、どんな具合かと皿そばを食べてみることにした。ここの名物「文楽皿そば」は800円である。5皿の皿そばと、山芋、生卵と薬味がついてくる。生卵は、スッと白身が分離できる仕掛けになっていて、これは便利だ。皿そばの追加は、1皿100円である。


こうしてみると壮観だが、7皿(350g)はすぐ食べられる

「食べ放題では、たいてい何皿くらい食べられますか?」と聞くと「30~40皿くらいですね。時々、60皿食べる男性の方もいらっしゃいます」とのこと。1皿の分量は50gなのだという。すると30皿で1,500g、40皿で2,000g、60皿だと3,000g!これは体を壊しそうだ。食べ放題は1,530円なので、損益分岐点は12皿である(800円の皿そば5皿+追加7皿=1,500円)。締めて600g(乾麺の200g分)なので、これなら私も食べられそうである。

以前当ブログで、「そばの適量」という記事を書いた。私の適量は450g(乾麺150g分)で、これでちょうどいい腹具合になる。今朝も、同じ分量のそばを食べたところである。なおよほど気取った店を除き、たいていのそば屋さんは、ざるそば1枚が200gであるので、これを目安にしていただきたい。


まぐろヅケ丼セット880円

800円の「文楽皿そば」には5皿のそばがつくので、250g(=50g×5)と、私にはやや少ない。で、最初から2皿追加して、7皿持ってきていただいた(計350g)。それがご覧の写真である。最初はツユだけ、あとは少しずつ薬味や山芋、卵の黄身を足していく。もう少し食べたかったので、途中で3皿追加した。これで10皿・500gで、ほぼ私の適量(450g)である。最後にそば湯をいただくと、もう満腹になった。私はかつて乾麺250gをぺろりと食べていた。茹でると750gなので、15皿である。しかしそれでも皆が食べるという30皿の半分だ。やはり、ムリするのはやめておこう。


天丼セット880円

最近よく「フードファイター」という名の大食い女性がテレビに登場するが、人間の生命の維持に欠かせない「食」を笑いの道具にするのは、反対である。楽しく美味しく適量をよく味わって、が肝心である。しかし、そば好きが、たまの「皿そば食べ放題」で好きなそばを思いっきり堪能する、というのは楽しいことだ。美味しいおそばを600g(乾麺換算200g=通常のざるそば3枚分)は食べられるという方は、ぜひこの機会に、食べ放題をご利用いただきたい。
※「皿そば文楽」を展開する株式会社ファイセンスファクトリーのHPは、こちら。
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