![]() | 歌う。尼さん |
やなせ なな | |
遊タイム出版 |
畿央大学(北葛城郡広陵町)の「第3回やまとフォーラム」(8/28)が、いよいよ近づいてきた。当ブログでも紹介させていただいたように、当日は歌う尼さん、やなせななさんのコンサート&トーク(基調講演)も行われる。タイミング良く、朝日新聞奈良版で、連載「人生あをによし」(8/21から全21回)が始まった。8/20までは筆ぺんの「呉竹」前社長の綿谷正之さんが登場されていた。墨汁(墨滴)や筆ぺんの誕生秘話など、読みごたえのある連載だった。
やなせさんの連載は、初回は「祈り歌い広がる縁」(8/21)、2回目は「赤ん坊 お経は歌だった」(8/22)、続いて「祖父も向かったお浄土」(8/23)と、興味深いお話が続いている。初回の自己紹介では、《私は高取町の小さなお寺(浄土真宗本願寺派・教恩寺)に生まれ育ち、現在もそこてぜ暮らしています。お寺の歴史は、それほど古くはありません。江戸時代の終わり頃に開山され、私で6代目になります》。
《代々お寺の仕事だけでは生計を立てることができず、何か他の職に就きながら、同時に僧侶としての役割を果たす、という2足のわらじ式で寺を守ってきたそうです。幼い頃からお経を読み、お寺の仕事を手伝うのが嫌いではなかった私も、これだけでは生活できないらしいことを、子どもなりに理解していました。お寺を守るためには働く必要がある。私が選んだ職業は、シンガーソングライターでした…》。
続きは8/28(日)のやまとフォーラムで、やなせさんの歌とともにお聞きいただきたいと思う。参加は無料。皆さん、ぜひお越しください。