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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ホテル日航奈良に、春日大社と興福寺をイメージした客室が登場!(2012Topic)

2012年07月22日 | お知らせ
JR奈良駅のすぐ西側にある「ホテル日航奈良」(奈良市三条本町8-1)に、8月1日から「春日大社」と「興福寺」をイメージした客室(コンセプトルーム)が各1室、登場する。6月にスタートした「東大寺」ルームに次ぐ第2弾である。同ホテルのプレスリリースによると、

奈良の社寺をイメージしたコンセプトルーム続々登場
春日大社・興福寺イメージの客室販売開始

ホテル日航奈良(奈良市三条本町8-1 総支配人 津秦 幸生)では、 2012年8月1日(水)より“春日大社”“興福寺”をイメージしたコンセプトルームを各1室限定で販売開始いたします。また、発売を記念して、期間限定宿泊プランも同時発売いたします。ご宿泊されるゲストに、お部屋の中でも“奈良”を存分に感じていただくために誕生したコンセプトルーム。今回は、今年6月に発売した“東大寺”をイメージしたお部屋『華(はな)』に続く第二弾の発表となります。



春日ルーム「朱(あか)」。以下4枚の写真は、同ホテルのプレスリリースから拝借



春日大社をイメージしたお部屋は、春日大社の『朱塗り』の赤イメージから『朱(あか)』。興福寺をイメージしたお部屋は、興福寺・阿修羅像の衣に描かれる『宝相華文』の一文字をとり『相(そう)』といたしました。どちらのお部屋もホテルの9階東側に位置し、窓から春日山や興福寺五重塔も見ることができます。また、壁には、写真家 桑原英文氏撮影の“春日大社と砂ずりの藤”、森本康則氏撮影の“古都雲上”をそれぞれ飾り、各部屋にちなんだ柄の“華倭里行燈(かわりあんどん)”や、“各部屋限定オリジナルベッドライナー”“関連書籍”なども配置しています。


興福寺ルーム「相(そう)」


株式会社カキモトの「華倭里行燈(かわりあんどん)」阿修羅バージョン

◇内容詳細◇
春日大社をイメージしたコンセプトルーム『朱(あか)』 興福寺をイメージしたコンセプトルーム『相(そう)』
・ホテル9階 東側ツインルーム 各1室のみ(35㎡・トリプル・フォース対応可能)
・客室料金:1室 35,000円(税金・サービス料込)(トリプル39,500円・フォース44,000円)
・アメニティ:ミキモトコスメティックバスアメニティ
※両部屋とも禁煙ルームです。
※設置している行燈や関連書籍などはお持ち帰りいただけません。
※全て春日大社、興福寺の監修をもとに行っています。

◇1日各1室・期間限定 宿泊プラン◇
『コンセプトルーム【朱(あか)】誕生記念プラン』『コンセプトルーム【相(そう)】誕生記念プラン』
期間:2012年8月1日(水)~2012年12月30日(日)
料金:お一人様 17,500円(1泊朝食付き・1室2名利用)※3名利用、4名利用の場合追加料金が必要。
特典:『朱(あか)』:春日大社ゆかりの和菓子「萬々堂通則 ぶと饅頭」(5個入り)、『相(そう)』:興福寺国宝館 拝観券(ご宿泊の人数分)
ご予約・お問い合せ:0742-35-8831(宿泊予約)



こちらは東大寺ルーム「華(はな)」。ベッドライナーは法衣のイメージ。以下の写真は、6/27撮影

6/27(水)、東大寺ルーム「華(はな)」を見学させていただいた。当ブログ「古事記完成1300年 ゆかりの地でイベント続々」でも紹介したとおり、法衣をイメージしたベッドライナー(ベッドにかける飾り)、正倉院宝物をあしらった華倭里行燈(かわりあんどん=金属製の電気ランタン)や一筆箋など、東大寺の雰囲気がよく出ていた。


会席料理から、お通し(エビの枝豆和え、北海道のウニ、サーモン、アワビ豆腐)。トップ写真とも


これはぜいたく、スープ仕立てのお吸い物(大和肉鶏、ハモ、ホンシメジ、三つ葉、スダチ)

そのときは、同ホテル3階の和処「よしの」で食事をいただいた。大きな窓から景色を眺めながら、6月の季節感をうまく取り入れられた料理の数々をいただいた。豆乳ベースの「大和鍋仕立て 熊本牛しゃぶ」など、ヨソではなかなかいただけない逸品である。


新鮮なお造り(シマアジ、タイ、ボタンエビ、マグロ、剣先イカ)。梅雨どきだったので傘が載っている


おお、こんなところにカエルの王女さま…

同ホテルのHPには《季節を食す 吟味した確かな食材と、手間を惜しまないおもてなしの心で綴る逸品。全国各地から厳選した銘酒とともに、四季折々の味をご堪能ください。7月の旬御膳(朝顔)は、あゆや鱧、うなぎのお料理をご用意いたします。営業時間 昼食/11:30~14:30 夕食/17:30~21:00 フロア:3F 席数:64席 個室3室 終日全席禁煙》とある。


たっぷりの熊本牛


スープは豆乳仕立て。飛鳥鍋(牛乳仕立て)を連想させる演出がニクい

このホテルでは、コンセプトルームのほかに、ロビーの「古事記ゆかりの地マップ」、ウオーキング地図付き宿泊プラン「神話めぐり~古事記」などアイデアあふれる企画を連発している。これほど新しい企画を打ち出せるのは、企画室(広報担当)のTさんと宿泊部(ネットセールス担当)のKさんという2人の女性パワーと、それを経営陣が支援するという組織パワーの賜物であろう。

これからの夏休み期間、多くの観光地では年間で最多数の宿泊観光客を呼ぶが、奈良はそうなっていない。8月には大イベント「なら燈花会」が開催されながら、宿泊客数や経済効果の向上という点では、いま一歩の観がある。逆にいうと、各宿泊施設の企画力が試される時なのである。大いにアイデアを競い、奈良にたくさんの観光客を呼び込んでいただきたいと思う。
コメント (2)
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