今年もNPO法人奈良まほろばソムリエの会と奈良交通は、タイアップツアーを実施する。3月は、『古事記』をテーマとした2コース、4月と6月は『万葉集』をテーマとした2コースを用意している。すべてソムリエのガイドつき・昼食つきの格安ツアーである。寒さも和らいできたので、続々とお申し込みをいただいている。まず3月の『古事記』コースは以下の2コースである。このコースには、私もガイドの1人(サブガイド)として参加する(パンフレットは、こちら)。
○3月17日(日)
御所・葛城に黎明期の大和を訪ねる(御所市)@5,800円
大和平定後、神武天皇は畝火の白檮原宮(うねびのかしはらのみや)で即位し、嗛間丘(ほほまのおか)に登り国見をされました。ここは日本の国号「秋津嶋」の発祥地といわれます。黎明期の大和に残る葛城王朝や、古代豪族・鴨族や葛城族の足跡をたどりながら、古事記ゆかりの宮跡、古社、古墳を巡ります(3月10日分は満席)。
○3月24日(日)・3月30日(土)
悲劇の英雄・ヤマトタケルの生涯に迫る(御所市~天理市)@5,800円
父である第12代景行天皇から九州、出雲、東国を征伐するよう命じられ、ほめられたい一心で次々と戦いを挑むが、やがて力尽き、「倭は国のまほろば…」という歌を残して悲劇の生涯を閉じた皇子・ヤマトタケル。そんな彼の一生をしのびながら琴弾原白鳥陵、景行陵など、ヤマトタケルゆかりの地を巡ります。
『万葉集』コースは「奈良まほろばソムリエと歌って巡ろう!」と銘打ち、バス車中では犬養孝著『万葉の旅 上』(大和)などの解説を聞き、、現地では犬養節(故犬養孝氏が朗詠した歌い方)で、皆さんご一緒に万葉歌を朗詠しましよう、という仕掛けである。カラオケと同じで、聞いているより歌う方がずっと楽しいのである(パンフレットは、こちら)。
○4月20日(土)、4月29日(月・祝)
采女の袖吹き返す 明日香風(明日香コース)@6,000円
万葉集の定番、明日香村中南部を中心に、ゆかりの地を訪ねます。甘樫丘(あまかしのおか)から大和盆地を見渡しながら、古代人の気持ちになって朗々と万葉歌を歌い上げましょう。
○6月8日(土)、15日(土)
籠(こ)もよみ籠もち ふくしもよ みぶくし持ち… [初瀬・桜井コース] @5,300円
万葉集の巻頭に、泊瀬朝倉(はつせのあさくら)宮に皇居のあった雄略天皇の作といわれる求婚の歌が登場します。このコースでは、万葉びとの心情で初瀬・桜井をたどります。
県の「記紀万葉プロジェクト」は、2012年(古事記完成1300年)から2020年(日本書紀完成1300年)まで展開される。このタイアップツアーでは、『古事記』は12年度(3月末まで)で一旦終了し、13年度からは『万葉集』に切り替える。万葉ツアーは、すでに13~14年度で12コースを組んである。
記紀万葉以外に、県下でのバスツアーのテーマは、たくさんある。今年は「天誅組挙兵150年」「竹内街道・横大路1400年」「司馬遼太郎生誕90年」などなど。奈良交通と相談しながら、楽しいツアーを企画したいと思っている。
皆さんも、ぜひ奈良まほろばソムリエの会と奈良交通のタイアップツアーにご参加ください!

○3月17日(日)
御所・葛城に黎明期の大和を訪ねる(御所市)@5,800円
大和平定後、神武天皇は畝火の白檮原宮(うねびのかしはらのみや)で即位し、嗛間丘(ほほまのおか)に登り国見をされました。ここは日本の国号「秋津嶋」の発祥地といわれます。黎明期の大和に残る葛城王朝や、古代豪族・鴨族や葛城族の足跡をたどりながら、古事記ゆかりの宮跡、古社、古墳を巡ります(3月10日分は満席)。
○3月24日(日)・3月30日(土)
悲劇の英雄・ヤマトタケルの生涯に迫る(御所市~天理市)@5,800円
父である第12代景行天皇から九州、出雲、東国を征伐するよう命じられ、ほめられたい一心で次々と戦いを挑むが、やがて力尽き、「倭は国のまほろば…」という歌を残して悲劇の生涯を閉じた皇子・ヤマトタケル。そんな彼の一生をしのびながら琴弾原白鳥陵、景行陵など、ヤマトタケルゆかりの地を巡ります。
『万葉集』コースは「奈良まほろばソムリエと歌って巡ろう!」と銘打ち、バス車中では犬養孝著『万葉の旅 上』(大和)などの解説を聞き、、現地では犬養節(故犬養孝氏が朗詠した歌い方)で、皆さんご一緒に万葉歌を朗詠しましよう、という仕掛けである。カラオケと同じで、聞いているより歌う方がずっと楽しいのである(パンフレットは、こちら)。
○4月20日(土)、4月29日(月・祝)
采女の袖吹き返す 明日香風(明日香コース)@6,000円
万葉集の定番、明日香村中南部を中心に、ゆかりの地を訪ねます。甘樫丘(あまかしのおか)から大和盆地を見渡しながら、古代人の気持ちになって朗々と万葉歌を歌い上げましょう。
○6月8日(土)、15日(土)
籠(こ)もよみ籠もち ふくしもよ みぶくし持ち… [初瀬・桜井コース] @5,300円
万葉集の巻頭に、泊瀬朝倉(はつせのあさくら)宮に皇居のあった雄略天皇の作といわれる求婚の歌が登場します。このコースでは、万葉びとの心情で初瀬・桜井をたどります。
県の「記紀万葉プロジェクト」は、2012年(古事記完成1300年)から2020年(日本書紀完成1300年)まで展開される。このタイアップツアーでは、『古事記』は12年度(3月末まで)で一旦終了し、13年度からは『万葉集』に切り替える。万葉ツアーは、すでに13~14年度で12コースを組んである。
記紀万葉以外に、県下でのバスツアーのテーマは、たくさんある。今年は「天誅組挙兵150年」「竹内街道・横大路1400年」「司馬遼太郎生誕90年」などなど。奈良交通と相談しながら、楽しいツアーを企画したいと思っている。
皆さんも、ぜひ奈良まほろばソムリエの会と奈良交通のタイアップツアーにご参加ください!

