tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

飛鳥歴史紀行バスツアー(2013Topic)

2013年03月11日 | お知らせ
「日本のはじまりを訪ねる 飛鳥歴史紀行」という6回シリーズの日帰りバスツアーがある。通勤に利用する奈良交通のバスに、パンフレットが吊ってあった。奈良県立万葉文化館の協力を得て、まず同館の「歴史講座」でレクチャーを受けたあと、明日香村、桜井市、斑鳩町などの史跡を訪ねるというディープなツアーだ。講師は、同館や橿考研の研究員、市町村の教育委員会職員などである。昼食は、「奥明日香 さらら」や「祝戸荘」(古代料理)などで味わえる。料金はすべて@7,900円である(昼食つき・バスガイド乗務)。ツアーのHPからコース概要を拾うと(ツアーのパンフレットは、こちら)、

平成25年4月14日(日) 日本のはじまり―飛鳥― 明日香村
飛鳥を知ることは、日本の歴史を知ることです。日本ではじめて本格的な国づくりが行われた地、飛鳥。第1回の講座では、田辺前奈良文化財研究所長を講師に迎え、古代の歴史をわかりやすく学んだあと、ゆかりの史跡を巡りながら、飛鳥の魅力を体感します。

平成25年5月12日(日) 神話から歴史へ 明日香村・桜井市
「日本最古の神社」や「日本最古の道」を訪ねる今回のコースは、「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」とゆかりの深く、卑弥呼の里と言われています。神話と歴史、それぞれの世界を感じながら、古代のミステリーやロマンに思いをはせてみませんか。

平成25年6月9日(日) 飛鳥京のくらし 明日香村・吉野町
万葉衣装に着替えれば、あなたも飛鳥人に早変わり、当時のくらしにタイムスリップしましょう。日本ではめずらしい石の文化をもつ飛鳥にある謎の石造物を見学した後、天武・持統朝の離宮があった宮滝遺跡を訪ねます。

平成25年7月14日(日) 聖徳太子ゆかりの地めぐり 明日香・斑鳩
古代日本のスーパースター、聖徳太子は、574年に飛鳥で生まれました。太子が建立した法隆寺(斑鳩寺)は、世界最古の木造建築として日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録されました。1400年の年月を経ても今なお語り継がれる太子の足跡を辿ります。

平成25年8月11日(日) 仏教伝来のルーツに迫る 明日香村・桜井市
6世紀、大陸より伝わった仏教は、全国へと広まり、その後の日本に大きな影響を与えました。今回は、飛鳥大仏で有名な日本最古の寺院である飛鳥寺、日本最古の尼寺であった豊浦寺(現向原寺)など仏教伝来ゆかりの地を訪ねます。

平成25年9月8日(日) 万葉集を知る 明日香村・御所市
大伴家持によって編さんされた日本最古の歌集、万葉集は、天皇から庶民までさまざまな階層の歌が収められています。今回は、飛鳥、藤原京から葛城へと万葉集に詠まれた地を巡ります。お気に入りの歌を探しませんか?


6回すべてにテーマを設定し、奥深い奈良の歴史を多面的に知ることができるよう、工夫されている。各回、地元の教育委員会の職員などが講師につくので、相当詳しい説明が聞けそうである。こんなキメ細かなツアーは、組めそうでなかなか組めない。ぜひツアーに参加され、日本の始まり・大和の古代史を体感していただきたい。


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