11/4(月)の読売新聞朝刊「じもティ 地元の達人」欄に、NPO法人「うちのの館」学芸員の川村優理さんが登場された。川村さんは、HPの「プロフィール」によると、
川村優理(かわむら ゆり)
昭和33年5月21日、奈良県五條市に生まれる。五條市在住。学芸員、エッセイスト、童話作家 日本児童文芸家協会会員。生涯学習インストラクター(古文書)。故 川村たかし(元日本児童文芸家協会会長、児童文学作家)長女。県立五條高校卒業後、大阪外国語大学タイ語学科に進む。タイの民話を研究し日本に紹介する。玉川大学にて学芸員資格取得。『日・タイ異類婚姻潭の比較研究』「りゅうの花よめ」「たんぽぽのふとん」など 平成12年 市立五條文化博物館勤務。平成19年 登録有形文化財「藤岡家住宅」担当。
という方である。著作や講演、マスコミへの登場も多い。「じもティ 地元の達人」の見出しは、「川村優理さんが語る藤岡家住宅 俳人との書簡や愛用品を展示」。全文を紹介すると
俳人で、昭和初期に佐賀、和歌山、熊本の官選知事を務めた藤岡長和(俳号=玉骨)の生家です。長年空き家となっていたのを、長和の孫にあたる藤岡宇太郎さん(65)が改装。2008年、「うちのの館」が管理運営を任され、開館しました。
藤岡家は、金剛山の麓の閑静な田圃地帯で、江戸時代から代々続く庄屋でした。10棟の建物が残っています。最も古いのは1797年建築の内蔵で、母屋、別座敷、渡り廊下など、いずれも重厚な造り。敷居が何段もある、時代劇に登場しそうな部屋もあり、目の保養になります。
玉骨は東京帝国大(現東大)を卒業後、中央官僚になり、与謝野鉄幹・晶子夫妻や石川啄木、森鴎外らとも親交が深く、高浜虚子主宰の「ホトトギス」の同人となり大和俳壇を支えました。
私と川村さんのツーショット。テレビ番組「発見!人間力」のホームページより
邸内では、こうした文人墨客の短冊や書簡などが展示されています。もちろん、退官後に帰郷した玉骨自身が句作に励んだ様子を感じることもできます。2階の書斎には文机の上に愛用のたばこ缶が置かれ、窓からは中庭にある樹齢250年といわれる紅梅が見られます。今も春にはかれんな花を咲かせ、訪れた人たちを和ませてくれます。
俳句大会や落語会、フラワーアレンジメント教室などのイベントも定期的に催しており、今秋からは、地元の食材を使った「うちのの里ランチ」(1000円)の提供も始めました。品のある、古風な空間を様々な楽しみ方で堪能してほしいですね。
ガイド JR和歌山線北宇智駅から徒歩約20分。午前9時~午後4時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。入館料は高校生以上300円、小中学生200円。問い合わせは、うちのの館(電)0747-22-4013。
玉骨こと藤岡長和氏は、かつて南都銀行の取締役も務められた。「藤岡家住宅」と聞くと、「ならまち格子の家」のような単に建物を見るだけの場所とカン違いされそうだが、ここはちょっとした博物館だ。川村さんのような学芸員さんもいて、希望すればスタッフが館内を案内して下さる。手頃なイベント会場としても利用されていて、12月6日には、ここで「枯葉のランチサロン」が開かれる。藤岡家住宅のHPによると、
枯葉のランチサロン
【日時】 平成25年12月6日(金)
【時間】 午前12時から
【主催】 NPO法人「うちのの館」
【場所】 藤岡家住宅
藤岡家住宅で「ばあく」の出張ランチ、1,800円、入館料込み 午後1時半から西吉野・重文堀家住宅見学。別途700円。
【問い合わせ】 NPO法人うちのの館 TEL/FAX:0747-22-4013 五條市近内町526
皆さん、ぜひ藤岡家住宅をお訪ねください!
川村優理(かわむら ゆり)
昭和33年5月21日、奈良県五條市に生まれる。五條市在住。学芸員、エッセイスト、童話作家 日本児童文芸家協会会員。生涯学習インストラクター(古文書)。故 川村たかし(元日本児童文芸家協会会長、児童文学作家)長女。県立五條高校卒業後、大阪外国語大学タイ語学科に進む。タイの民話を研究し日本に紹介する。玉川大学にて学芸員資格取得。『日・タイ異類婚姻潭の比較研究』「りゅうの花よめ」「たんぽぽのふとん」など 平成12年 市立五條文化博物館勤務。平成19年 登録有形文化財「藤岡家住宅」担当。
という方である。著作や講演、マスコミへの登場も多い。「じもティ 地元の達人」の見出しは、「川村優理さんが語る藤岡家住宅 俳人との書簡や愛用品を展示」。全文を紹介すると
俳人で、昭和初期に佐賀、和歌山、熊本の官選知事を務めた藤岡長和(俳号=玉骨)の生家です。長年空き家となっていたのを、長和の孫にあたる藤岡宇太郎さん(65)が改装。2008年、「うちのの館」が管理運営を任され、開館しました。
藤岡家は、金剛山の麓の閑静な田圃地帯で、江戸時代から代々続く庄屋でした。10棟の建物が残っています。最も古いのは1797年建築の内蔵で、母屋、別座敷、渡り廊下など、いずれも重厚な造り。敷居が何段もある、時代劇に登場しそうな部屋もあり、目の保養になります。
玉骨は東京帝国大(現東大)を卒業後、中央官僚になり、与謝野鉄幹・晶子夫妻や石川啄木、森鴎外らとも親交が深く、高浜虚子主宰の「ホトトギス」の同人となり大和俳壇を支えました。
私と川村さんのツーショット。テレビ番組「発見!人間力」のホームページより
邸内では、こうした文人墨客の短冊や書簡などが展示されています。もちろん、退官後に帰郷した玉骨自身が句作に励んだ様子を感じることもできます。2階の書斎には文机の上に愛用のたばこ缶が置かれ、窓からは中庭にある樹齢250年といわれる紅梅が見られます。今も春にはかれんな花を咲かせ、訪れた人たちを和ませてくれます。
俳句大会や落語会、フラワーアレンジメント教室などのイベントも定期的に催しており、今秋からは、地元の食材を使った「うちのの里ランチ」(1000円)の提供も始めました。品のある、古風な空間を様々な楽しみ方で堪能してほしいですね。
ガイド JR和歌山線北宇智駅から徒歩約20分。午前9時~午後4時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。入館料は高校生以上300円、小中学生200円。問い合わせは、うちのの館(電)0747-22-4013。
玉骨こと藤岡長和氏は、かつて南都銀行の取締役も務められた。「藤岡家住宅」と聞くと、「ならまち格子の家」のような単に建物を見るだけの場所とカン違いされそうだが、ここはちょっとした博物館だ。川村さんのような学芸員さんもいて、希望すればスタッフが館内を案内して下さる。手頃なイベント会場としても利用されていて、12月6日には、ここで「枯葉のランチサロン」が開かれる。藤岡家住宅のHPによると、
枯葉のランチサロン
【日時】 平成25年12月6日(金)
【時間】 午前12時から
【主催】 NPO法人「うちのの館」
【場所】 藤岡家住宅
藤岡家住宅で「ばあく」の出張ランチ、1,800円、入館料込み 午後1時半から西吉野・重文堀家住宅見学。別途700円。
【問い合わせ】 NPO法人うちのの館 TEL/FAX:0747-22-4013 五條市近内町526
皆さん、ぜひ藤岡家住宅をお訪ねください!