tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

だいぶつなっとう(寺田商店)を発見!

2015年11月17日 | グルメガイド
熨斗(のし)食品株式会社(葛城市當麻204)が製造・販売していた逸品「だいぶつ納豆」は、同社の事業停止(2014年7月 事業停止、2015.2.24 破算手続き開始決定)により「幻の納豆」となっていた。粒が大きく、粘りも匂いも味も超弩級のこの納豆が食べられなくなって、寂しい思いをしていた。

こちらは熨斗食品製「幻のだいぶつ納豆」

しかし先日(11/8)、東京・日本橋三越前の「奈良まほろば館」で「だいぶつなっとう」(税込み160円)なるものを発見! 「奈良県産大豆使用 奈良の契約栽培大豆を使用した豆本来の味が楽しめる風味豊かな納豆です」とある。レジの女性にお聞きすると「私が食べた感じでは、以前のだいぶつ納豆と遜色ない味でした」とのこと。半信半疑で1パックだけ買い求めた。



賞味期限(11/17)ギリギリまで待ち、やっと昨日(11/16)、朝食にいただいた。おお、これは美味しい。熨斗食品製に遜色ない味と香りと粘り。まさに「帰ってきただいぶつ納豆」だ! ラベルを見ると、《販売者 株式会社寺田商店 食品事業部「豆風花」 TEL 0745-75-8065 奈良県生駒郡斑鳩町龍田西1丁目1479-1》《製造者 有限会社高丸食品 TEL 0562-46-5025 愛知県大府市一屋町1丁目80》とある。



どうやって熨斗食品のだいぶつ納豆を再現したのだろうか。高丸食品に電話して聞いてみると、特に熨斗食品の味を意識したのではなく、以前から取引のあった寺田商店からの依頼で奈良県産大豆の供給を受け、それを納豆にしたのだとか。「あの大豆はとても硬くて、相当圧力をかけないと柔らかくならないのです」とも。高丸食品が供給した納豆は寺田商店がパッケージに入れて販売しているのだそうだ。

しかしこの納豆を手に入れるのに、いちいち東京まで買いに行く訳にはいかないので、県内で売っているところを探さねばならない。「ここで売っています」という情報をお持ちの方は、ぜひコメント欄でお知らせください!
コメント (9)
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