1/24(日)真田丸第3回「策略」を見た。まずはNHKのHPから、「あらすじ」を紹介しておく。
昌幸は真田家の生き残りをかけ、信幸に命じて上杉家に密書を送る。しかし、その動きを室賀正武の忍びが偵察していた。信繁は、地侍の娘・梅に加勢するため、幼なじみ・きりとともに室賀の領民たちとの争いに巻き込まれることに。一方、高遠城に乗り込んだ徳川家康と本多正信、本多忠勝らのもとに、意外な人物が現れる。
生きるか死ぬかの戦国の動乱場面の合間に、気に入った女性に櫛をプレゼントしようとする信繁の照れるシーンなどが場を和ませてくれる。ロケ地の1つとなった真田氏本城跡(長野県上田市)は年末に訪ねたばかりだったので、ことさら印象深い。
それにしても真田昌幸とは、食えない男である。「みどころ」(NHKのHP)には、《兄・信幸、苦悩! 真田家を守るため、あらゆる手段を模索し、策を講じる昌幸。その狡猾(こうかつ)な言動は、時に家族をも翻弄。正義感にあつい信幸が苦悩する中、奔放な信繁が新たな難問を兄に押しつける!》。ニセの手紙を長男・信幸に託し(信幸はホンモノだと思っている)、それをワザと織田側に奪わせる。
奪われた信幸は屋敷に戻り、父に「切腹してお詫びしたい」と申し出るが、父は「あれはニセモノじゃ」。味方(長男)まで欺して家を守ろうとする昌幸の姿に、信幸は苦悩する。何しろ命を賭けていたのだから。
「新たな難問を兄に押しつける」とは、小山田茂誠(信幸・信繁の姉である松の夫)の処遇。信繁の前に、主君・武田勝頼を裏切った小山田茂誠がボロボロに疲れ切った体で出てくる。信繁は信幸の前に連れて行く。信幸は切腹を薦めるが、松が夫をかばう…。
では最後に、この回のあらすじを「大河ドラマ特集 注目の見どころ応援サイト」から引用しておく。
岩櫃城(いわびつじょう)では、真田昌幸が矢沢頼綱のジイと、真田信尹(のぶただ=昌幸の弟)らが今後の事を議論した。真田昌幸は、小県(ちいさがた)の国衆を調略しようと考えている。徳川家康は激戦となった高遠城に入り、仁科信盛が自害した場所に、本多忠勝・本多正信と共に手を合わせた。信濃の国衆である出浦昌相(出浦盛清)と室賀正武も、真田屋敷に集まって織田信長につくのか議論となった。
一方、真田信繁(幸村)は、真田の地侍である堀田作兵衛を訪ねようとすると、そこに高橋内記の娘・キリがやってきた。真田信繁は、堀田作兵衛の娘・梅がお気に入りで、キリに「櫛」を渡してほしいと頼むのだが、キリは直接渡せばと、真田信繁の手を引っ張って梅のところに連れて行った。真田信繁は照れてしまい、なかなか櫛を渡せずにいると、梅が「お土産だって」と勝手に櫛を見せる。

さて、真田昌幸は、上杉景勝への密書を届けるように、真田信幸に託す。さっそく、真田信幸は妻・こうを呼び、旅支度をすると、佐助と共に越後へと向かった。この動きは、忍びを放っていた出浦昌相にすぐさま報告される。
真田信繁らは、隣村から薪を切りに来た現場を見つけると、堀田作兵衛や梅らと退治するが、梅と真田信繁が親しげにしているのをキリは気に食わない。皆で山を下りていると、林の中から疲れ切った小山田茂誠が出てきた。
真田信幸らは出浦昌相と室賀正武らの忍者らに襲撃されて、上杉家への密書を奪われてしまい、佐助は怪我をしてしまう。真田屋敷に戻った真田信幸は、父・真田昌幸に詫びて、すぐに取返しに行くと言ったところに、密書を奪った室賀正武がやってくる。
実は、手紙の内容は、上杉景勝から寝返りの打診を受けた返書と言う内容だったのだが、そもそも、上杉家からそのような話は届いていない。要するに、真田昌幸が上杉景勝への返事の手紙を偽装し、わざと奪わさせて、その手紙の内容を信じている出浦盛清が織田信長に通告するよう仕向けたのです。
これで、織田信長に「真田昌幸は、ほうぼうから声が掛かると言う注目すべき武将なのか?」と思わせる作戦だったのです。怪我をしたはずの佐助も、ぴんぴんした様子で現れては、真田昌幸から賞賛を得ると、また風のように去っていきました。
さて、小山田茂誠の取り扱いに困った真田信繁は、兄・真田信幸を堀田作兵衛の家に連れて行き、小山田茂誠に合わせます。真田信幸は、小山田茂誠に対して切腹するよう迫りますが、小山田茂誠の妻で、真田信幸らの姉でもある松が、かばいました。翌日、織田信長より真田昌幸に対して参上するようにとの連絡が届き、生きて帰らなかった時は、頼むと真田信幸にあとを託して行くのでした。
昌幸は真田家の生き残りをかけ、信幸に命じて上杉家に密書を送る。しかし、その動きを室賀正武の忍びが偵察していた。信繁は、地侍の娘・梅に加勢するため、幼なじみ・きりとともに室賀の領民たちとの争いに巻き込まれることに。一方、高遠城に乗り込んだ徳川家康と本多正信、本多忠勝らのもとに、意外な人物が現れる。
生きるか死ぬかの戦国の動乱場面の合間に、気に入った女性に櫛をプレゼントしようとする信繁の照れるシーンなどが場を和ませてくれる。ロケ地の1つとなった真田氏本城跡(長野県上田市)は年末に訪ねたばかりだったので、ことさら印象深い。
それにしても真田昌幸とは、食えない男である。「みどころ」(NHKのHP)には、《兄・信幸、苦悩! 真田家を守るため、あらゆる手段を模索し、策を講じる昌幸。その狡猾(こうかつ)な言動は、時に家族をも翻弄。正義感にあつい信幸が苦悩する中、奔放な信繁が新たな難問を兄に押しつける!》。ニセの手紙を長男・信幸に託し(信幸はホンモノだと思っている)、それをワザと織田側に奪わせる。
奪われた信幸は屋敷に戻り、父に「切腹してお詫びしたい」と申し出るが、父は「あれはニセモノじゃ」。味方(長男)まで欺して家を守ろうとする昌幸の姿に、信幸は苦悩する。何しろ命を賭けていたのだから。
「新たな難問を兄に押しつける」とは、小山田茂誠(信幸・信繁の姉である松の夫)の処遇。信繁の前に、主君・武田勝頼を裏切った小山田茂誠がボロボロに疲れ切った体で出てくる。信繁は信幸の前に連れて行く。信幸は切腹を薦めるが、松が夫をかばう…。
では最後に、この回のあらすじを「大河ドラマ特集 注目の見どころ応援サイト」から引用しておく。
![]() | 真田三代 上 (文春文庫) |
火坂 雅志 | |
文藝春秋 |
岩櫃城(いわびつじょう)では、真田昌幸が矢沢頼綱のジイと、真田信尹(のぶただ=昌幸の弟)らが今後の事を議論した。真田昌幸は、小県(ちいさがた)の国衆を調略しようと考えている。徳川家康は激戦となった高遠城に入り、仁科信盛が自害した場所に、本多忠勝・本多正信と共に手を合わせた。信濃の国衆である出浦昌相(出浦盛清)と室賀正武も、真田屋敷に集まって織田信長につくのか議論となった。
一方、真田信繁(幸村)は、真田の地侍である堀田作兵衛を訪ねようとすると、そこに高橋内記の娘・キリがやってきた。真田信繁は、堀田作兵衛の娘・梅がお気に入りで、キリに「櫛」を渡してほしいと頼むのだが、キリは直接渡せばと、真田信繁の手を引っ張って梅のところに連れて行った。真田信繁は照れてしまい、なかなか櫛を渡せずにいると、梅が「お土産だって」と勝手に櫛を見せる。

さて、真田昌幸は、上杉景勝への密書を届けるように、真田信幸に託す。さっそく、真田信幸は妻・こうを呼び、旅支度をすると、佐助と共に越後へと向かった。この動きは、忍びを放っていた出浦昌相にすぐさま報告される。
真田信繁らは、隣村から薪を切りに来た現場を見つけると、堀田作兵衛や梅らと退治するが、梅と真田信繁が親しげにしているのをキリは気に食わない。皆で山を下りていると、林の中から疲れ切った小山田茂誠が出てきた。
真田信幸らは出浦昌相と室賀正武らの忍者らに襲撃されて、上杉家への密書を奪われてしまい、佐助は怪我をしてしまう。真田屋敷に戻った真田信幸は、父・真田昌幸に詫びて、すぐに取返しに行くと言ったところに、密書を奪った室賀正武がやってくる。
実は、手紙の内容は、上杉景勝から寝返りの打診を受けた返書と言う内容だったのだが、そもそも、上杉家からそのような話は届いていない。要するに、真田昌幸が上杉景勝への返事の手紙を偽装し、わざと奪わさせて、その手紙の内容を信じている出浦盛清が織田信長に通告するよう仕向けたのです。
これで、織田信長に「真田昌幸は、ほうぼうから声が掛かると言う注目すべき武将なのか?」と思わせる作戦だったのです。怪我をしたはずの佐助も、ぴんぴんした様子で現れては、真田昌幸から賞賛を得ると、また風のように去っていきました。
さて、小山田茂誠の取り扱いに困った真田信繁は、兄・真田信幸を堀田作兵衛の家に連れて行き、小山田茂誠に合わせます。真田信幸は、小山田茂誠に対して切腹するよう迫りますが、小山田茂誠の妻で、真田信幸らの姉でもある松が、かばいました。翌日、織田信長より真田昌幸に対して参上するようにとの連絡が届き、生きて帰らなかった時は、頼むと真田信幸にあとを託して行くのでした。