第10回奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)は、いよいよ(2016年)1月10日(日)。当ブログにも「奈良検定」のキーワードでたどりつく方が多い。最近は「森川杜園」や「吉田立斎」のキーワードが目につく。「ははぁ、これは伝統工芸の人物名で苦しんでいるな」と見当がつく。そこで今回は「伝統工芸」の分野で2級問題に頻出する人名にスポットを当ててみる。「」部分に注目を(今回の試験で出るかどうかは分からないが…)。
※トップ画像はJAPANSQUAREのサイトから拝借
1.筆:唐から帰った空海が「坂名井清川」(さかない・きよかわ)に教えた
2.墨:高句麗の僧「曇徴」(どんちょう)が日本に伝え、空海が改良
江戸時代には「松井元泰」(まつい・げんたい=古梅園の6代目当主)が登場
3.一刀彫:幕末に「森川杜園」(もりかわ・とえん)が活躍
4.奈良団扇:今は「池田含香堂」(いけだがんこうどう)だけが製造
5.赤膚焼:江戸後期に「奥田木白」(もくはく)が活躍
6.奈良晒:江戸時代始め「清須美源四郎」(きよすみ・げんしろう)が晒法を改良
7.奈良漆器:明治時代「吉田立斎」(よしだ・りっさい)を長とする「温古社」が産業化
漆芸作家として活躍する「北村昭斎」(きたむら・しょうさい)は人間国宝
※3.の森川杜園と5.の奥田木白を混同する人が多く、そこを突く問題がよく出る。いっ「と」うぼりは「と」えん、「赤」膚焼は奥田木「白」(つまり紅白)と覚えよう。
※6.の豪商・清須美源四郎の庭園が依水園(いすいえん)だ。また奈良晒は「南都随一の産業(物産)」、綿(大和木綿)は「和州第一之売物」と呼ばれた。「さ」らしは「さ」んぎょう・ぶっ「さ」んと覚えよう。
写真は奈良まほろば館(東京・日本橋三越前)のホームページから拝借
いかがだろう。「伝統工芸・特産品」は、私の「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」(PDF)のP28のわずか1ページ分から10問程度出題される。とても効率の良い勉強ができるので、ご心配な向きは、今からおさらいしておいてほしい。では、ご健闘をお祈りします!
※トップ画像はJAPANSQUAREのサイトから拝借
1.筆:唐から帰った空海が「坂名井清川」(さかない・きよかわ)に教えた
2.墨:高句麗の僧「曇徴」(どんちょう)が日本に伝え、空海が改良
江戸時代には「松井元泰」(まつい・げんたい=古梅園の6代目当主)が登場
3.一刀彫:幕末に「森川杜園」(もりかわ・とえん)が活躍
4.奈良団扇:今は「池田含香堂」(いけだがんこうどう)だけが製造
5.赤膚焼:江戸後期に「奥田木白」(もくはく)が活躍
6.奈良晒:江戸時代始め「清須美源四郎」(きよすみ・げんしろう)が晒法を改良
7.奈良漆器:明治時代「吉田立斎」(よしだ・りっさい)を長とする「温古社」が産業化
漆芸作家として活躍する「北村昭斎」(きたむら・しょうさい)は人間国宝
画像は古梅園のホームページから拝借
※3.の森川杜園と5.の奥田木白を混同する人が多く、そこを突く問題がよく出る。いっ「と」うぼりは「と」えん、「赤」膚焼は奥田木「白」(つまり紅白)と覚えよう。
※6.の豪商・清須美源四郎の庭園が依水園(いすいえん)だ。また奈良晒は「南都随一の産業(物産)」、綿(大和木綿)は「和州第一之売物」と呼ばれた。「さ」らしは「さ」んぎょう・ぶっ「さ」んと覚えよう。
写真は奈良まほろば館(東京・日本橋三越前)のホームページから拝借
いかがだろう。「伝統工芸・特産品」は、私の「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」(PDF)のP28のわずか1ページ分から10問程度出題される。とても効率の良い勉強ができるので、ご心配な向きは、今からおさらいしておいてほしい。では、ご健闘をお祈りします!