tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良検定2級によく出る「名数」など

2016年01月07日 | 奈良検定
いよいよ1/10(日)は奈良検定の試験日。翌日の1/11(月・祝)は、平田進也さんの講演会(無料・申し込み不要)である。昨日(1/6)は主催者である奈良商工会議所の若手が、奈良テレビの「ゆうドキッ!」で検定と講演会をPRしていた。今回は同番組パーソナリティの旭堂南青さんも初挑戦される。Facebookには「頑張ります!古墳・史跡・神社仏閣の細かな問題が 不安要素です!」と書いておられた。
※トップと次の画像は、奈良テレビの「ゆうドキッ!」(1/6放送)から拝借

一昨日(1/5)、奈良検定2級「伝統工芸」の人物まとめというブログ記事を書いたら、「ゆきまる」さんから「なかなか勉強が進まず不安になっていたところ、こちらのまとめを拝見し、参考にしつつ勉強させていただきました。とてもわかりやすくて助かりました」というコメントをいただいた。

そこで今日も、奈良検定2級に頻出する「名数」を紹介する。名数とは《同類のものをいくつかまとめ,上に数字をつけて呼ぶ呼び方。「三筆」「四天王」「五山」「七福神」「八景」「十哲」など》(大辞林)。よく出題されるのが、


大和三山:畝傍山(最も高い・場所は西)、耳成山(北)、天香久山(東)
大和三名園:慈光院(大和郡山市)、当麻寺中之坊(葛城市)、竹林院(吉野町)
県下三大梅林:月ヶ瀬梅林(奈良市)、広橋梅林(下市町)、賀名生(あのう)梅林(五條市)
大和三名椿(めいちん):伝香寺の散り椿、 白毫寺の五色椿、東大寺開山堂の糊こぼし
県下三銘段:仏隆寺の石段(ほかの2つはテキストに載っていないので、出ない)
県下の世界遺産:法隆寺地域の仏教建造物(平成5年登録)、古都奈良の文化財
 (平成10年登録)、紀伊山地の霊場と参詣道(平成16年登録)



梅や椿を紹介したついでに、よく出る花の名所も挙げておく。
藤:春日大社(「砂ずりの藤」藤原氏の氏社だから「藤」と覚える)、奈良公園
シャクナゲ:岡寺(明日香村)、室生寺(宇陀市)
あじさい:矢田寺(金剛山寺 大和郡山市)、久米寺(橿原市)、馬見丘陵公園(河合町・広陵町)
ハス:喜光寺(奈良市)、唐招提寺(奈良市)
彼岸花:明日香村各地、葛城古道(御所市)


名数ではなく「実数」でよく出るのが、
奈良公園の鹿の頭数:1,495頭(2015年7月現在=最新の数字)
万葉集に載る歌の数:約4,500首
万葉地名のうち奈良市:約250(=県下の全万葉地名の4分の1)


このあたり、よく整理して頭に入れておいていただきたい。ご健闘をお祈りいたします。
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